はじめて坐薬を入れた話
27歳の人妻がこんな話を書くのもどうかしてると思うし、こんなこと書いて誰が読むんだろうと思うけど、もし今から坐薬を使う予定のある人は読んでほしい。と思う。
採卵前に排卵してしまうことを防ぐためのインドメタシンという坐薬が処方されました。
痛み止めで有名なNSAIDsのひとつ。
こんな使い方もするとは知らなかったけども。
処方時の説明のときに看護師さんに
「あの…座薬を使ったことないんですけど…」
と聞いたら
「そりゃそうですよね!簡単です!
お尻の穴に座薬を2/3くらい入れます。そしたらチュッと中に入っていきますよ〜」
と、さも簡単そうな説明をされ、それを素直に受け止めたわたしは自宅へ帰りました。
採卵前々日の18時から採卵日の朝6時まで、6時間おきに7回使用します。
まず初回の18時。
ネットで"座薬 入れ方"を検索。
ふむふむ。中腰の姿勢から立ち上がると中に入るのか。やってみよう!!
ついに、実践です。
中腰の姿勢でゆっくり挿入。
思ったよりもスッと入る。
座薬の下側を支えている指がお尻の穴に触れたくらいで、ゆっくり立ち上がると…
プリって出てきた!!!!
チュッと入るって言ってたじゃん!
嘘つき!!
何度やってもプリっと出てくる。
ネットにはおしりに力を入れると入っていくとも書いてあったけど、力を入れるほど飛び出る。
指とおしりの体温で溶けていく坐薬。
あぁ、ちょっと作戦を練り直そう…
と思っておしり丸出しのままキッチンへ向かおうとして歩いた瞬間
目の前が真っ暗。目眩。吐き気。
廊下で倒れこんで、かろうじて声は出たので夫に助けを求める。おしり丸出しで。
たぶん迷走神経反射だったのかなと思います。
はじめての異物挿入で、刺激が強すぎたのかもしれません。今まで真面目に生きてきたので…
再度冷蔵庫で固めている間に横になって休んで、再度挿入。
やめるわけにはいきません。ここまできて排卵しちゃったら悲しすぎる。
嗚咽に耐えながら涙目で弄りたおしていたら、なにかのタイミングですっと入っていきました。
なんだ…入ったのか…?
わからぬ。自分でやっといてなんで入ったのかわからぬ。
これが6回のうちの1回目。
また6時間後に坐薬タイムがやってきます。
2回目も入れては出し、入れては出し、を繰り返すうちに、いつのまにか挿入完了。
3回目になってくると、割とスムーズになってきます。
そう、ここでコツを覚えました。
かなり、指を入れて穴のぐっと奥に押し込んだら立ち上がると薬が中に留まったままでいてくれる。ということに。
指、たぶん2cmくらいは入れてると思います。
挿入による気分不良はなくなりましたが、坐薬入れはじめてからずっと地味に気持ち悪いのが続いています。
これは多分副作用かな。
残る坐薬はあと2つ。
乗り切れ…がんばれわたし…
最後に、わたし的坐薬の入れ方をまとめます。
◎座薬の先端にワセリン(ないのでわたしは無添加のリップクリーム)を塗る。水でもいいらしい。
◎中腰の姿勢になり、お尻の穴の力は抜く。
◎坐薬をゆっくりと挿入。中に指をぐっと入れ押し込む。
◎指をゆっくり抜きながら立位の姿勢に立ち上がる
◎血圧低下などに備えて横になる。
です。
人それぞれコツは違うと思うけど、わたしはこれに落ち着きました。
note、こんな内容で大丈夫なのだろうか。赤裸々すぎ…
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