シンガポールに行くぞと言われ
日本にいたころ、私は救急医として救命センターに勤務していました。
すでにこどもは二人おり、育児に協力的な夫と近くの実家を頼りながらフルタイムで毎日忙しくしておりました。
夫は同じく救急医でしたが、大学院へ進み、いずれは海外留学を・・・と考えているようでしたが、コロナ禍となりそんな状況ではなくなりすっかり忘れていた頃。
ある日、夫が切り出しました。
「留学の話があるんやけど、シンガポールとかどう思う?」
シンガポールとかどう思う?と聞かれて、私の頭によぎったのは
昔旅行で行って、暑くて暑くて死にそうだった記憶。
「どう思う?」と聞かれても、それは「行きたい?」ではなく、「行くで(諸々準備しとけよ)」の意。
そこから色々準備が始まりました。
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