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スペインワーホリ生活編|vol.3バルセロナでの暮らし

7月も終わりにさしかかり、バルセロナも暑くなってきましたが、雨が降ったあとはぐんと気温が下がるし、昼間も風が吹くとまだ涼しい日もあって、扇風機と冷えたビールがあれば冷房がなくても快適に過ごせるくらいです。

実はバルセロナから移ることも考えているのですが、少し先になりそうなので、それについてはまた書くとして、先にバルセロナでの生活をつくるためにしたこと、いまの暮らしについて書いておこうと思います。

わたしのワーホリの優先順位は変わらずこんな感じ
1 旅をすること
2 今後に繋がりそうなことや、純粋にやりたい仕事があったらやる
3 できればスペイン語も
4 のんびりする時間は確保する

あとは、
第一に健康と安全を大事にすること
自分の心地よさを大切にすること、やりたくないことは無理にしない
というのも自然と意識していることだと思います。

ここからはテーマごとに。

〈旅〉
5月〜7月は国内を日帰りから遠方まで、思いつきで出かけてきました。
8月からはスペインを飛び出して、いろんな街へ観光や旅をしにいきます。わくわくする予定ばかりです🌍
旅のことも書きたいとは思いつつ、、、またどこかで気が向いたら。

〈仕事〉
抹茶ドリンクを屋外のフードイベントで販売したり(不定期、週末のみ)、渡西する日本メディアの撮影サポートやそれに伴うリサーチをしたり(不定期、案件ベース)しています。
ご紹介いただいたり、自分からご連絡したりして、今に繋がっています。
どちらも頻度・量は多くないので基本はニート生活なのですが、のんびり時間も確保しつつ、やりたかったことができているので満足しています。
ワーホリでスペインで(日本食レストラン等以外で)職を得ることは難しいところもあるので、恵まれた環境に感謝しています。

抹茶のイベントは自由に楽しくやらせてもらっていて、会場もガウディ建築のふもとや海沿いのストリートなど、雰囲気を楽しめることが多いのも魅力的です🍵

スペインではいま抹茶が人気らしく、自宅に茶筅を持っていて、自分で抹茶を立てて飲んでいる方が性別年代問わず、一定数いることに驚きました。もちろん抹茶に興味のある方がお客さんになりやすいというのもあるのですが、お客さんに限らず、よく聞くのです。実際に今借りているアパートの管理人の女性も家で抹茶を自分で立てて飲んでいるというので、販売している抹茶(粉)をあげたりもしました。

おそらく質のいい抹茶を飲んでいるわけではないですし、立て方も正しく、おいしくできている方は多くないと思います。でも、日本にいると、文化的背景や作法の複雑さを知っているがゆえに難しく考えすぎてハードルが上がってしまう面があると思うのですが、文化的背景や作法がわからないもしくは気にしないからこそ、そういった先入観のようなものがなく、むしろ気軽に始められて、身近なものとして生活に抹茶が取り入れられているのだなと、気づかさせれることがありました。

撮影サポートの仕事は、渡航前にできたらいいなと考えていたことなので純粋に嬉しいです。社会人を経験してからワーホリをすると良いことのひとつだと思います。

〈語学〉
オンライン授業Preply:語学学校より断然安い、マンツーマンで受けれる、講師の国籍や授業スタイル、授業の日時も固定ではなく自分の都合に合わせて選べるのでこちらにしました。
アプリBumble:せっかく現地にいるのに授業がオンラインなので、実践でスペイン語を話す機会として、知り合いに教えていただいたアプリでスペイン語話者を選んでチャットをしたり、ご飯を食べに行ったりしました。フレンドモードがあるので、趣味が合いそうな同年代の女性を探せるのも良いです。

語学学校にはトライアルで1週間通いましたが、やめました。語学学校はどこもそうだと思いますが拘束時間が長く料金が高いこと(そのわりに習得できることが少ない)、スペイン語話者の友だちができるわけではないので、通うかどうかは目的によりけりと思います。私の通ったところはバケーションを使って趣味の一環で学びに来ている方も多く、若い子もいますが、40〜60代の大人もいて落ち着いていたし、クラスも少人数で、タパスを食べに行ったり建物見学に連れて行ったりしてくれる課外活動も多かったので、語学学校の中ではとても良い学校だったと思います。(こちらも紹介いただいたところで、Lingua Schoolという学校です。)

アウトプットの場は積極的に自分から作っていく必要がありますが、インプットは独学でも良いと思います。
バルセロナはどこに行っても英語が通じるし、地元の言語はカタランなので、聞くのも話すのも、半強制的にスペイン語に囲まれて生活する環境にはならないのです。

〈生活・あそび〉
はじめのころは公園、花屋、ドーナツ、ハンバーガーなど、自分の好きなものをテーマに街を散策したり、人を誘って興味のあるバルやフードイベントに行ったり、スペイン語の練習がてらアプリで出会った子とご飯に行ったり。なにもない日もそれなりにあるので、家事をして、家でのんびり過ごすだけの日もあります。最近はいろいろと旅行の予定も立ってきて、とにかく調べたり、手配したりして過ごしています。友だちのわんちゃんとの散歩が癒やし🐶

とくに最初の時期は、今日なにしよう、3日後はなにしよう、みたいな先のことはあまり考えずに一日一日、その日を生きる感覚で(考えても分からなかったので正しくは考えられなかったのだけれど)、肩の力も程よく抜けるのでわたしは今もそれがけっこう好きです。
私に限らず、仕事をしていると常に未来のことを考えて描きながら生活していたりすると思うので。

これからについては、言語と文化に同時に触れられて、友人を作る機会としても活用できる短期のカルチャースクールてきなものに通うことも考えていて、近所のカルチャーセンターに情報収集に行ったり、ネットで調べたりしていますが、一番やりたい料理はなかなかいいレッスンが見つけられずにいます。
シルバーアクセサリーを作る工房は見つかって、好きなものだし、作品もかさばらないので候補のひとつだったりします。
でも、案件ベースの仕事がそれなりにできるのであれば、予定がつまりすぎるのもいやなので無理には通わず、気分で旅行に出るでもよいな〜という気持ちもあり、もろもろ検討中です。8月は自分もスペインにいないし、どこもバケーションでやっていないので、また9月以降に。


備忘録を兼ねて色々と書きましたが、なによりも、嫌な思いや辛い気持ちにならずに暮らせていることがとにかくありがたいです。

残りの期間も上手に流れに身を任せて、地に足をつけたり、ときには浮かせて、のんびり楽しく過ごせたらいいなと思います。


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