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働くことと休むことについて300ページの本を書いて思うこと。

こちらは「人間と社会のあいだを考える」メンバーシップ専用記事、髙崎順子の執筆回です。 noteの仕組み上、このコミュニティでのエッセイは私の分も、あさみさんのメンバーシップでお届けします。

今年の5月、6年ぶりに書籍を出版しました。
タイトルは「休暇のマネジメント」。

私の住むフランスでは、7・8月に国民総出で各自が数週間の夏休み(バカンス)を取ります。その休みのために、社会生活が停滞することもよしとする。それでもG7に名を連ねる経済大国で、労働生産性は日本より高いのです。

そんな国で人々はどう働いているのか。それでどうやって社会が回っているのかを、現地の人々に聞いてまわりました。
働くことと休むことについて、調べて聴いて考えて、書き上げたら300ページの本になりました。

この本に関連して心に浮かび、抱き続けている思いがあります。
今回は、それについて綴ります。


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