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最近の死生観についてメモ

どうか、大それたことだと思わないで。
ひとつのエッセイとして読んでいただけたら。


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医療や健康についてのコンテンツを発信しているせいか

やりたいことや叶えたいことがたくさんあって、近しい人に見守られながら健やかに最期を迎えたいんでしょ?

なんて死生観をもっているように思われることが多いのだけど、実際は違う。

やりたいことや叶えたいことはあれど、そんなに多くはない。
これをやり遂げないと死ねない、なんてこともない。

絶対に叶えたいことを数えてみたら、ふたつしかなかった。なんと控えめ。

近しい人に看取られたい、という欲もあんまりない。だいたい、いまだに独身だしね。

人から信頼されてるとしたら、それはとてもありがたいことだけど、わたし自身、信頼を向けてる人は本当にごく少数だ。

くわえて、自分のつらい姿や弱いところはあんまり人に見せたくないタチ。最期の瞬間は1人で過ごしたい。

誰かそばにいてくれるとしても、看護師とかヘルパーさんとか関係性の薄い人がいい。
そばにいることが「仕事」になっている人。

それに、穏やかに最期を迎えたいという理想はもちつつも、現実そうではない事例をたくさん目の当たりにしている。

そのせいか、穏やかじゃなくていいからとにかく一瞬で逝かせてくれという気持ちが強い。

そういう意味では、心筋梗塞とか脳卒中は最高かもしれない。文字通り、瞬殺。


つまるところ、生に対してあんまり執着がない。

今日まで生きてきてしまった
たまたま、死んでいないだけ

という感覚のほうが強いのだ。


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