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カウンターにおける「北風と太陽」理論

カウンターの中から見ていて、一生懸命口説いているのに「あぁ、これは望み薄だなぁ」と、分かる時があります。片方が一生懸命話をしている時、相手の体がどこを向いているかで、それが分かるのです。

まず、口説こうと思っている人が隣りにいるのに、カウンターの中の私に向かって喋らないですよね。普通は口説く相手を見て話します。顔だけ向けるのではなく、大抵は体もそっちを向いてます。相手も、それがイヤじゃなければ、同じように相手のほうを見ているし、体も向いています。カウンターの中から見た場合、2人の間の角度が45度から90度くらいになっています。

一方で、気がない場合はどうかと言うと、口説く方は相手を向いているけど、肝心の相手は時々顔を向けるだけならまだマシ。下手すると、返事すら前を見たまま、なんてことも。とは言え、話している相手に対して、体が開いている感じならOKだと思います。全体的に受け入れてる感じがちゃんとあります。けど、相手サイドにある腕をカウンターにぴったりつけて、いかにも防御してます。って時もあります。相当ガードが固い時です。迷惑がってるなぁ、とも思います。そんな時は、ガツガツ行くのではなく、いったん自分も前を見て、インターバルを取った方がよいと思います。太陽と北風作戦ですね。押してばかりでなく、引くのも大事なんだなぁ、とカウンターの中から観察してて感じる次第なのです。

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