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ショットバーにおける「私のイメージでカクテル作って」問題について

ワインバーじゃなくて、ショットバーでたまにこういう注文をしている方を見かけます。

バーテンダー「なににされますか?」
女「うふふ、私のイメージでカクテル作ってくれる?』

おお!初来店なのに!まだ1杯目なのに!なのに、この注文。

昔の私ならこう思っていたことでしょう「な、なにおぅ!おい、おめえ、誰に向かって言ってんだィ。今初めて会ったばかりなのにイメージもヘッタクレもあったもんじゃねえだろ?えぇ?いったい自分を何様だと思ってんだ、べらんめえ」

はい、ちょっと江戸っ子ってこんな感じかな?と思って書いてみました。すみません。ホントに。この「私のイメージでカクテル」問題、飲み屋においては、以前にも書いた「私、何歳に見えますか」問題と同じくらいの頻度で発生していると思われますが、もちろん、バーテンダーさんは上記のように悪態をつく訳でもなく、実にそつなく

「えー!イメージですか...うーん...」

などと唸りながらおもむろに作り始める訳です。それで、ホワイト・レディやテキーラ・サンライズやらを作ったとして、その女性の前に置くとします。するとやっぱり言われるわけです。

「どうしてこれなの?」

そこで、バーテンダーはどうしてそのカクテルを選んだのかを説明しなくてはなりません。こういう時、バーテンさんの熟練度が表れます。

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