「車道側」について

 こんにちは。

「車道側」
・35thシングル「チャンスは平等」のアンダー曲
・センターは筒井あやめ
・作曲は古城康行さん

 初めましての作曲家さんでした。最初に聴いた印象としてはアンダー曲らしくないという感じでしたが、フロント3人まるごと選抜から移動してきたわけで、アンダーらしくないのも当然ではあります。このフロントメンバーでドロドロ恋愛ソングとかやってもなと思いますし。意外なところからメンバーの新たな魅力が発見されることも当然ありますが、基本はやはりコンセプトがあって、それに沿って楽曲の採用と人選が為されるという順序であってほしいと常に願っています。

 3期生全員選抜の影響もあってこのような事態が発生したわけですが、以前の似たようなシチュエーションとして、25th「しあわせの保護色」で1期生全員選抜(福神)ということがありました。この時、24th「夜明けまで強がらなくてもいい」の選抜メンバーから外れたのは、卒業生を除けば筒井あやめさんただ一人でした。25thはアンダー楽曲がない特殊なシングルでしたが、もしあったとしたら、この時もセンターが筒井あやめさんだった可能性もあるわけで、そう考えるとこの4年の間の変化って意外と大きくないのかも、みたいな不思議な気持ちにもなりました。

 選抜発表後の筒井さんのブログでの言葉

言葉を選ばず今の正直な思いを書かせて頂きますと、どっきどきわっくわくという感じです
文字に起こすとちょっと違う感じがしますが…

また違った場所で違った刺激を受けられるだろうなと思うとすごく楽しみです

どんっ

 この言葉はすごくしっくりきたし、自ら書いている通り正直な言葉に思えました。35thの期間アンダーメンバーとして活動することはあまり悔しがることでもないし、ただの別働隊という捉え方でも間違っていないと思います。とはいえアンダーライブに関しては、4・5期生のみで繋いでいかなきゃいけないというプレッシャーはあったかもしれません。


 MVはおなじみ伊藤衆人監督。「大人への近道」と同じ旧静浦中学校を舞台に、若いメンバーが揃ったからこその青春味あふれるMVになりました。伊藤衆人監督の証ともいえる横スクロールのシーンもありましたし、ロケ地である学校の雰囲気や、屋上からの景色など、とにかく絵になる作品です。

ずっと見ていたら不安になる

 皆さんの記憶の中でもたぶんそうだと思いますが、学校の教室というのは基本的に黒板に向かって左側(南側)に窓があり、右側に廊下があるようにつくられています。それは、大多数を占める右利きの人の手元に影ができないようにするためらしいですが、このMVの教室では黒板に向かって右側に窓があります。

①この物語の舞台となっている僻村では、遺伝的に左利きの子供がよく生まれる説
②実際の教壇は画面の右側にあるが、生徒たちが教師に反抗するため全員背を向けている学級崩壊説
③このMVはインスタライブを録画したものなので、すべて反転している説

というのを考えてみました。③は黒板の文字やポスターを見れば否定されるのですが、とりあえずロケ地の公式サイトを調べに行きました。そこで紹介されている写真と同じ教室なのであれば、角部屋で2つの辺が窓になっているので、どうやら正面に窓が来るのを避けるためのようです。学校全体で同じ向きなのかは分かりませんが。地図で見てみたらちゃんと東西に長く、南向きに建っているので、しっかり日光が入ってきてしまうと思うのですが、問題なかったのでしょうか。

旧静浦中学校

雑感
・小川彩さんにはクラリネットを吹かせてあげてほしいと思ったけど、昔のブログを調べたら小学生の時にコルネットを吹いていたらしい。佐藤璃果さんがトランペッターなので、ただの設定の都合かと思ってすみませんでした。小川彩さん、木管も金管もパーカッションもできるのはすごいですね。ライブの時ピアノも弾いていましたね。
・他の部活はパート練という理由で納得できるけど、バスケ部は体育館に2人しかいないのがかわいそうだった。自主練?
・奥田いろはさんが教室でギターの弾き語りをしているので、元は軽音楽部だったけど方向性の違いで脱退したのかも。
・カメラを構える筒井あやめさんから感じる『桐島、部活やめるってよ』感。

ちょっと違いました

 『桐島、部活やめるってよ』は映画館に2回観に行くほどのお気に入りでした。松岡茉優さんや仲野太賀さんなど、出演者たちのその後の活躍が目覚ましいのも嬉しいところです。自分が薄っぺらい学生時代を送ってきた自覚があるので、映画にしろ小説にしろ青春群像劇というものに特に弱くて、乃木坂46自体そういう目で見ている面もあるかもしれないです。毎度、関係ない話になってすみません。

 それでは。

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