「あんなに好きだったのに…」について
こんばんは。
「あんなに好きだったのに…」
・21stシングル「ジコチューで行こう!」のカップリング曲
・メンバーは表題曲と同じ、センターは齋藤飛鳥
・作曲は木下めろんさん
先日行われた「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」の3日目終盤に披露されたのですが、長い歴史の中でもタイトルすらめったに出てこないのでレアでした。厳選した楽曲披露だったので、なぜこの曲が選ばれたのかもよく分かりません。(曖昧な記憶では)ほぼ全編ファンサしながらだったので、パフォーマンスとしてはゼロに等しかったのですが、冒頭の久保史緒里さんのソロ歌唱だけは聴き応えがありました。
ちなみに高校生クイズタイアップ曲ですが、歌詞を読んでみると高校生クイズと何の関係があるのかはよくわかりません。学生が主人公なら何でもいいのか。
歌詞はこちらを参照
■歌詞のポイント
①タイトルの裏切り
まずタイトル「あんなに好きだったのに…」と来れば、普通は「もう好きじゃなくなった」という展開が予想されるわけですが、蓋を開けてみれば「もっと好きになったじゃないか」。単純ですけど、こういうの好きです。全体的にはギャップ萌えについて語られる恋愛ソングなんですが、使われている言葉には「痺れちゃったよ」「イケてる」など、時代設定は少し古めな雰囲気があります。
②ヒロイン像
歌詞をざっくり要約していくと以下のような感じです。
1番A 教室の窓際で佇む君の横顔を見ていたら恋が始まった
1番B だんだん君がどういう性格か分かってきた
1番サビ 授業中に君が紙飛行機をこっそり飛ばしていた
2番A 風景描写
2番B 傷つきそうな君を守ってあげたいと思い始めた
2番サビ クラスメイトを殴った教師に君が教科書を投げつけた
Cメロ 君を誤解していた ホントの君を知った
か弱くて真面目な少女に見えるけど、実は反抗心も持っていて情に厚い人物のようです。クラスメイトを殴る教師は相当ヤバそうなやつですが、クラスメイトの方が教師を煽りまくる相当ヤバいやつなのかもしれない。だとしたら、そのクラスメイトを守ろうとする「君」もヤバい。
③歌いだしのシーン
今回久保史緒里さんのソロ歌唱だった部分は、シーンとしては、おそらくサビ終わりの「もっと好きになったじゃないか」の後に置かれるべきものだと思います。「もっと好きになってしまって、僕はこれからどうしよう…」と。
映画や小説でもよく用いられる、終盤のクライマックスシーンを切り出して冒頭に持って来るという、フラッシュフォワード?を用いたような歌いだしです。聴いている人の興味を惹く仕掛けだし、ちょっとしたドラマMVをさっと作れそうなストーリー性のある歌詞で、こういうのがいいんだよなぁと思います。MVはありません。
②のヒロイン像で書いた「君」の人物像を箇条書きしてみると
・授業中に紙飛行機をこっそり飛ばしている
・長い髪を束ねている
・真面目そうで、優等生然としている
・守ってあげたいと思わせる
・クラスメイトを殴った教師に教科書を投げつける
この人物像にしっくりくる画像を必死に探してみたのですが、なかなか理想の画像に巡り合うことができませんでした。教室の窓際、斜め後ろからの視点で、長い髪を束ねた横顔が見えるような制服姿のグラビアがあればなぁと思ったんですが。
キャラクター的にはありがちかもしれないけど、西野七瀬さんがしっくりきますかね。優等生っぽくはないかもしれないけど、守ってあげたい外見と、内に秘めたヤンキー感というか。
とりあえず探した中ではこれが一番かなという画像を紹介して終わります。
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