「4番目の光」について

今年になってから急に聴く頻度が上がった楽曲です。

「4番目の光」
・23rdシングル「Sing Out!」のカップリング
・メンバーは4期生11名、センターは遠藤さくら
・作曲は杉山勝彦さん

 発売は2019年5月……時が経つのは早いですね。4期生楽曲としては「キスの手裏剣」に続く2曲目ですが、グループ加入時の気持ちを歌った曲なので、こちらの方が4期生のデビュー曲みたいな感じもします。
 作曲も信頼の杉山勝彦さんですし、曲調自体は元々好きなのですが、歌詞の中の言葉選びというか道具立てが「いかにも」すぎるなぁと。「急斜面」みたいな曲はあったとはいえ、今どき乃木坂の歌に「坂道を登る」なんて使いますかね?

・清楚で凛々しい先輩の姿 坂道のあの高校と同じ制服を着たい その夢が叶った
・エンブレムに相応しい未来 汚さぬように頑張るしかない
・こんなに素敵な場所にいられたことを誇りに思えるように輝こう

 4期生に気持ちを強制していないか不安になるほどストレートな表現。実際この曲が発表された当時はまだ4期生に思い入れが無かったということもあり、そこまで刺さりませんでした。
 なぜ今年になって聴く頻度が上がったかというと、恐らく5期生加入からの反動、でしょうか。5期生加入時のごたごたで漂う空気感にちょっとうんざりしていたタイミングでこの曲を聴いたら、「この気持ち忘れないでほしい」と思ってしまったんですよね。もちろん4期生も何もない訳ではないですが、3年間の愛着がありますし、4期生の歩んできた道のりを想いながらCメロから最後のサビまで聴くとなんだか泣けてきます。聴けば聴くほど、5期生もこういう気持ちを持っていてくれたら嬉しいと思ってしまいました。
 まぁほぼすべてのことは時間が解決すると思っているので、5期生もじきに受け入れられるとは思っています。「バンドエイド剥がすような別れ方」のような良い曲ももらったので、これからに期待したいですね(もちろん最初から「4番目の光」のような気持ちを持って入ってきた5期生もたくさんいると思います)。

 歌詞の話に戻りますが、2番Aメロの一節。

坂道を今すれ違う卒業生が優しく「頑張れ」と微笑む

 最も象徴する一枚がこの2ショットだと思っています。

そして、
深川麻衣さんにお会いしました。

滲み出る優しさオーラと笑顔に驚きました。
お会いできて良かったです(^^)

2020.01.15 おでこ 遠藤さくら

 深川麻衣さんの卒業は2016年6月、遠藤さくらさんの加入は2018年12月、活動期間が全く重なっていない2人の邂逅。深川さんは事務所も乃木坂46LLCを離れています。このTGC静岡2020は、乃木坂46からは遠藤さくらさんの他に堀未央奈さんと松村沙友理さんのみなので、グループ活動というほどではないし、深川さんも当然乃木坂からではなくテンカラットとしての仕事です。
 例えば乃木坂のライブを観にきた卒業生と楽屋で写真を撮るというのは、乃木坂という場所にそもそも集っているという点で、あまり感慨深さがありません。温かい気持ちにはなりますが、「活動していればそういう機会はあるよね」という感じです。それとは違って、上の一枚はそれぞれが個人で来た仕事なので、そこで出会うということがすごく嬉しい。今乃木坂で頑張っているメンバーと、新たな道で頑張っている卒業生が、乃木坂ではない場所で出会うことに意味がある。
 2人を引き合わせてくれたであろうマネージャーさんにお礼を言いたいです。

 それでは、おやすみなさい。

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