「ないものねだり」について

 こんばんは。

「ないものねだり」
・16thシングル「サヨナラの意味」のカップリング
・橋本奈々未ソロ曲
・作曲は丸谷マナブさん

 これは歌詞も曲も好きで今でもよく聴いています。乃木坂のソロ曲の中では一番好きかもしれません。特に好きなのは歌い出しですね。語彙力がなくて申し訳ないですが、カーテンの裾に視線をもっていくところから始まるのがすごいと思います。

何かを失うなら
そこまでして欲しいものは一つもない

「ないものねだり」より

 このフレーズに憧れを抱きます。憧れというか、割とそれに近い生き方をしていると思います。
 橋本奈々未さんのボーカルも、この曲に向けて声や歌い方を変えているので抜群に聴き心地がよいです。

 さて、記事タイトルに挙げてはみたもののそんなに語れることがなかったので、懐古主義者らしく橋本奈々未さんについて覚えていることをあれこれ書き残しておこうかと思います。当たり前ですが何を思い出しても数年前のことで、時が経つのは早いものです。

 卒業と同時に引退したということもあり、最近はなかば伝説みたいな扱われ方になっていますね。御三家とか、飛鳥さんとの関係性とかでもよく語られますが、自分にとっては「深川麻衣さんの友だち」であって、そういうポジションでずっと視界に入っていた感じです。

 思い返すと確かに乃木坂46という集団の中でも特異なキャラクターでしたね。「伝説」とか「アイドル(偶像)」とかいう言葉からはほど遠い、彼女は最初から最後まで人間だった、みたいな印象です。端からやめるつもりだったから、どこに気を遣うということもなく後腐れもなく、何でもできたということかもしれない。「バレッタ」の時の大人の判断に苦言を呈したり、何をしても卒業卒業と言われることに対して「卒業するタイミングぐらい自分で決めさせてくれ」とモバメでぶち切れたりもしていました。結局遠からず卒業発表する訳ですが、事実がどうあれそういう類の言葉を面と向かって言ってしまえる人って、何を言ったところで無駄だと思いますね。人間として大切な何かが欠如しているので。

 深川麻衣さんとの関係でいうと、いくらでも思い出は湧き出てきますがキリがないので割愛します。最近ファンになった方には歴史を遡って乃木どこバレンタイン企画をぜひ見てほしいです。二人ともかわいいので。

<深川の呪い>

 インタビューだと未だにこういうページも残っていたりするのでありがたい。
 橋本奈々未さんによる深川麻衣さん評。

・本当にどう育てたらこんな子ができあがるのかって知りたいぐらい
・ここまでいい娘だと「裏があるんじゃないか?」って思ってしまう人もいるかもしれないけど、ないからすごいんですよね。表だけで生きるって、本当に強いなって思います。

音楽ナタリーより

 このコメント、まさに深川麻衣さんのことをよく表しているなと思います。
 その一方で、今まさに自分が賀喜遥香さんに対して思っていることに近いということにも気づきました。度を超えたピュアさ。別に深川麻衣さんと賀喜遥香さんが似ているとも全然思わないんですけど、何か自分的に刺さるものがあるのかもしれない。話が散らかってしまいました。

 その他によく覚えていることを書き散らしておいて
・「脆いですよね」
・腰が限界だったので休んでいた期間、「裸足でsummer」のフロントに井上小百合さんが入っていたこと。
・「乃木坂46×週刊プレイボーイ2016」での個人記事が「ロケ弁食べ比べ」という謎企画だったこと。

 まぁしかし彼女が伝説として語り継がれているのも、今もって乃木坂46が大きなグループであり続けているからな訳ですよね。今のグループに誰も興味をもっていなければ、その過去が顧みられることももちろんないでしょうから。

 それでは、おやすみなさい。

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