「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY2~5期生ライブ~」で残念だったこと

 こんばんは。

 10thではOGが出演し、11thでは他アーティストの楽曲を披露するという、(自分にとって)とても残念なことが起きてしまいました。まさか乃木坂46のバースデーライブで他のアーティストの楽曲を聴くことになるとは思いませんでしたね。とてつもない衝撃の大きさでした。人選や選曲が悪いということではなく、まさに「その発想はなかった」という感じです。

 できる限り全曲披露にもこだわってきたという歴史があるバースデーライブです。まだ披露していない曲が200曲以上ある中で、5日間通しても100曲以上披露されないだろうという中で、どうして他のアーティストの曲を歌う必要があるのかさっぱり分かりませんでした。もったいない。もちろん結果的に素敵な歌声が聴けて満足した人はたくさんいたのだろうと思いますが、予想していた人、期待していた人は一人もいなかったんじゃないでしょうか。

 歌の練習や振り入れのための十分な時間が無かったのでしょうか。それとも日テレからの圧力でしょうか。テレビ番組を経て成長した歌声を聴かせたいなら、先輩のソロ曲でも歌えばいいじゃない。ソロ曲じゃなくても一人で歌って声が映える曲はいくらでもある。それはそれで批判もあるのかもしれないけど、そうやって歌い継いできて今の乃木坂46があるんじゃないのか? バースデーライブこそ、そういうことをメンバー自身にもファンにも印象付ける場だと思ってきましたが、どうやら違ったみたい。いつの間にか違ってきたみたい。

 バースーデーライブと銘打たなければ、「5期生ライブ2023」だったなら何も気になりません。数曲なので全体で見れば些細なことかもしれないけど、あまりにも驚いたのでその後の記憶をすべて失くしてしまいました。前回の46時間テレビで、45時間に渡って乃木坂らしさだったりメンバーが選んだ楽曲のランキングを前面に出してきたにも関わらず、最後の最後にぶち壊したあの瞬間がフラッシュバックしてしまいました。「Actually…」もあの流れ、あのタイミングでの披露じゃなければもっと好きになれたかもしれないしなぁ。

 やっぱり連綿と紡がれてきたストーリーを蔑ろにするみたいな、流れを大事にしないとか、「ぶれる」ということが自分にとってのキレ線なんだなっていうことがよく分かりました。愚痴を言うだけになってしまっているけど、バースデーライブは自分が大事にしているものを再確認させてくれる機会でもあるのかもしれない。一年に一回、自分の価値観を再確認する時間として大事にしたいと思います。

 おやすみなさい。

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