日頃の行い
こんばんは。
『乃木坂工事中』#461「山下といっしょ」で賀喜遥香さんが日村さんの第一印象を「豚」と書いたシーンをもう100回くらい見ている。何回見ても新鮮に笑える。笑えるし、かわいい。
本当に過酷なヒット祈願とか、かわいそうな罰ゲームとか見るの大嫌いなので、こういう楽しい放送を毎回してほしいと切に願います。
その一方、コンプライアンスに縛られ、ルッキズムがどうのこうのとうるさい時代なので、人のことを「豚」呼ばわりするのはアリなのか?という不安が少しだけ頭をよぎりました。芸人同士でも気を使わなければならないときがあるというのに、女性アイドルから芸人に向けて言うのは、「何もわからないアイドルが無理やり笑いを取りに行っていて痛い」みたいな扱いをされかねない。でもSNSとかでも特に叩かれている様子は無さそうでほっと一安心。気にしすぎでしょうか。
・日村さんの受け方が素晴らしいこと
これが大部分であることは間違いない。
・言い訳ができる状況であること
あくまで答えを合わせにいっただけです。
・スタッフの面白かったという感想をわざわざ放送で使っていること
編集で面白くしたとかではなく制作側の本心がうかがえる。
・隣に日村さん大好きな遠藤さくらさんがいること
毒を中和する要素として重要だったと思います。
・この回の主役である山下美月さんが大喜びであること
大爆笑というよりも大喜びという感じに見えました。
・発言者が賀喜遥香さんであること
おそらく、番組に頻繁に出ているわけではない佐藤璃果さんが言うのも違うし、いわゆるバラエティ担当みたいな扱いになっている弓木奈於さんが言うのも違うと思います。他ならぬ賀喜遥香さんだからこそ生まれた状況。笑いは緩急。視聴者層に「ちょっと度を超えてるピュアさ(©飛鳥さん)」というイメージが定着しているからこそ意外性から来る面白みが生まれたし、コンプライアンスも突破したのだと思います。日頃の行いが物を言う。
あの中で一人だけが「豚」と書いていたというのも良かったし、みんな「豚」に気づいたから柴田柚菜さんの「でぶ」を軽く受け流していました。そういう意味では柴田さんちょっとかわいそうでした。あとは、「騒然」のテロップが秀逸だったと思います。
それにしても、周りの回答を窺って「やってしまった」という感じで申し訳無さそうに顔を隠しながらフリップを出す姿。必死に首を振りながら「思ってないんです」と主張する姿。そのかわいさたるさ。
古い人間なので深川麻衣さんの豚玉のことをちょっと思い出しました。でも賀喜さんは大阪人なので言っていても不思議ではないかも。