「夜明けまで強がらなくてもいい」について

こんばんは。

「夜明けまで強がらなくてもいい」
・24thシングル表題曲
・センターは遠藤さくら

 前作「Sing Out!」はある意味1期生中心体制の集大成ともいえる作品でしたが、その次となる本作は4期生をセンターに抜擢(と言いつつ、もはや恒例行事なので意外性はない)して世代交代を大いに意識した楽曲となりました。ただ、この楽曲のもつ意味とかに思うところはあまりなくて、自分にとってはただただ歌詞が怖い曲ということだけが鮮明に残っています。身の毛もよだつようなホラーです。

 まずはこの辺りが、自分のことを言われているみたいで怖いです。

眠れなくなるほど不安になるんだ

誰に相談しても考え過ぎだと言う

当たり前のようにできたことが自信がなくなって部屋を出たくない

 当たり前のようにできていたことができなくなりました。元々大した人間でもないのに、今の自分と比べると過去の自分がスーパーマンのように感じます。
 そして最も恐怖を感じる部分がこちら。

命の無駄遣い 誰に謝るか

 今生きている自分の人生が命の無駄遣いであるということが事実すぎてしんどい。
 別に誰に対して人生の責任を負っているわけでもないので、誰に謝るかと言われても困りますが、まぁ親とかでしょうか。毎日毎日、命の無駄遣いをしているなぁと思いながら生きています。

 歌詞の中では最終的に朝日が昇り「自分らしく生きる」と立ち上がりますが、歌詞のように前向きにはなれません。何が「自分らしい」のかすらわからないので、そもそも夜明けが来たことを感知できません。もしかしたらとっくに夜が明けているかもしれないのに、布団から出られない自分のような人間には理解できない歌なのかもしれません。

 歌詞以外の感想つらつら。
 乃木坂工事中で放送された初披露のときの映像だったと思いますが、「自分らしく生きる」の部分での桜井玲香さんの表情がすごく印象に残っています。発売日には卒業済という異例な楽曲参加でした。
 MVはワンショットが多かったり、シュールな映像が挟み込まれたり、3列目がほぼ存在しなかったり、あまり好きではないタイプでした。
 振付はフラメンコ風のステップとか結構好きですが、みんなで空に手をかざして「光を集める」みたいなところは、ちょっとやりすぎかなと感じます。恐怖の「命の無駄遣い」の部分では、胸で十字を切っていますが、これもちょっとどうなのかなと思いました。

 白黒の歌衣装は好きですね。さすがの尾内さん。

 この頃の賀喜さんにはまだほとんど興味がなかったなぁ。

 ちょっとしんどくなってきたので寝ます。
 それではおやすみなさい。


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