「孤独な青空」について

 秋といえば金木犀の季節ということで。

「孤独な青空」
・16thシングル「サヨナラの意味」のカップリング
・メンバーは表題曲の選抜19名、センターは橋本奈々未
・作曲はaokadoさん

 橋本奈々未卒業コンサートの本編ラストを飾った楽曲です。曲調こそ明るいものの、どちらかというと斜に構えたような歌詞なので、アンコールで歌われる機会が多いのは少し意外ですね。でもみんな楽しそうに歌います。

「澄み渡る青空が責めるようだ」
「青春はいつだって虚しい」
というような印象的なフレーズもあり、結構記憶に残りやすい楽曲だと思います。

 概要としては、友達はたくさんいるけれど心を通わせた親友はいない。何となく周りに同調して何となく生きているような状態。何事にも熱くなることがない。青空はそんな僕たちの全てを見透かしているかのようだ、みたいな感じでしょうか。周りに人がたくさんいるからこそ感じる孤独。最初は橋本奈々未さんの人となりを書いた歌なのかと思っていましたが、「僕」ではなく「僕たち」としているので、やはり歌詞通り時代・世相を歌ったものなのでしょう。

 歌詞も好きですが、何よりこの曲で言及しておきたいのは振付です。特にサビの「誰一人 気にしないのか」の「誰一人」の部分がかわいい。めちゃくちゃピンポイントで申し訳ないのですが、軽く握ったグーの手をくるくるしながら横に歩いていく振付です。言葉で説明するのが難しいので映像・画像で紹介したいのですが、振付ありでしっかり披露される機会があまり多くないのです。

 こういう時に乃木フェスを割と真面目にやってきた意味がある。
・円盤:5th YEAR BIRTHDAY LIVE
・円盤:7th YEAR BIRTHDAY LIVE
・円盤:8th YEAR BIRTHDAY LIVE
・のぎ動画:アンダーライブ2018関東
・乃木フェス:MerryXmasShow2016選抜公演
・乃木フェス:アンダーライブ2018関東:久保史緒里フォーカス
・乃木フェス:アンダーライブ2018関東:渡辺みり愛フォーカス

手持ちの駒から映りが良いシーンを抜粋してみたら、結局武蔵野の森だけになってしまいましたが、この部分です。

22ndアンダー

 みんなかわいいので、是非いろんな映像で観てみて下さい。

・おまけ画像

個性的な伊藤万理華さん

・ラストはシュッ!

橋本奈々未さんの手

金木犀は何も答えない。

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