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Mリーグ2019反省記② 10/21 第二試合

こんにちは、U-NEXT Piratesの朝倉です。
だいぶ間が空いてしまいましたが、反省記の2回目、自身の3試合目の振り返りになります。
現在はレギュラーシーズンの3分の1ほどが終わり、チームポイントは小さなマイナスでの第4位。
まだまだ予断を許さない状況です。
そんな中で自分一人で180ほどもマイナスしているということは本当に不甲斐なく、多方面に非常に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、悲観的になったり前のめりになってもいいことはないので、自分の打牌を振り返って反省し、他の選手の戦いを見て分析・検討する。それしか自分にはないと思っています。
というわけで今回も細かいことを色々検討していきたいと思います!
役牌ポンの判断と少し読みの話が多めの回になります。


東1局

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自分の手の悪さ、ドラが中であること、何よりも瀬戸熊さんの第一打ダブ東をリスペクトして安全牌を残しながらの七対子に1巡目から決め打った形。
瀬戸熊さんはダブ東をかなり大事にする打ち手で、にも関わらず1打目に切り出してくるということは、相当に手が整っていることが予想されます。
ということでこういう消極的な打牌になったのですが・・・さすがに9萬か9筒からでよかったですね。
字は温存する方がよいと思いますが、うっかり面子手で先制聴牌する可能性もあるので9萬9筒くらいは河に並べてから考えてよかったと思います。対応しすぎ病。

少し巡目が進んで、

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このあたりで下家のたろうさんも同じように七対子模様の河に。
中張牌が河に並びすぎな上に647萬手出しがだいぶおかしいですし、今打たれた7萬が少し重なりやすく見える牌なのでおそらくホンイツよりも七対子よりの捨て牌でしょう。
二人で七対子をやっていると狙いの牌が被ったりして聴牌しづらくなるので、大体瀬戸熊さんの和了になるかなと思って進めています。

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白鳥さんの河だけを見ると押し返しやすい牌が残った七対子イーシャンテンですが、南・西・9筒あたりはたろうさんが持っている可能性が高く、追いついてもまともな待ちの聴牌になりそうにありません。
それならば筋の7索やオタ風の生牌を押す価値もないかなということでここで撤退。たろうさんが普通の捨て牌進行であれば7索くらいは勝負していたと思います。

東2局1本場

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中盤に差し掛かったところで4索を先打ちして安全牌気味の北を持つかどうか。
ドラ表示牌の4筒がすでに2枚見えているため完全イーシャンテンに取る価値は低く見えますが、258索の筋がパラパラと切られており、その周りの索子はあまり切られていません。
こういう時は5を切った人がもう一枚5を持っているケースや、28を切った人が5を持っているケースも多く、見た目枚数5枚残りの両面の中では少し平均より山に薄いと僕は考えています。
一応理屈としては関連牌やターツで周辺牌も合わせて切られている場合はそもそもそのあたりのブロック自体を持っていない可能性が高くなり、単独孤立で切られている・筋だけを切られている場合はそのあたりのブロックは持っているがスリムにした、面子が完成した、筋を多く持ちすぎるのを嫌って早めに処理した(22556からの5切りなど)などのケースが増えるからだと思いますが、論理的に言語化しきるのは難しいのでここでは割愛します。

また、逆に2索を最序盤に切った人は4索を持っていない可能性が少し高く、4索の暗刻は少し通常より期待できますし、3筒や5筒を引いた場合には25索から筒子の両面にターツを移しての打点アップを見ることもできます。
ということで、珍しくここは完全イーシャンテンに取る打北としました。瀬戸熊さんに対して北がそれほど安全ではなかったのも要素としてあります。
これが上手く行き、4索の暗刻を捕らえてリーチ!2000オールの和了。
今期数少ないドヤ局です・・・

東3局1本場

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今回のメイン反省となります。
1巡目の白鳥さんの北を鳴いていないのですが、これがこの試合の最もまずい判断だったと今では思っています。

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