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Mリーグ2019反省記 2/7第1試合

こんにちは、U-NEXT Piratesの朝倉です。
本日はパイレーツの試合日ですが、その前に前回の試合の振り返りを・・・ギリギリ間に合うかな・・・
オーラスにチートイツでドラの4筒単騎をツモって2着浮上、パブリックビューイング会場ではパイレーツグッズの4筒クッションが売り切れになったとか・・・皆様ありがとうございますw
めちゃくちゃうれしいアガリでしたが、これ自体は運だけのような特に語ることもないアガリだったので、幸運に感謝しつつその他難しかった部分について検討したいと思います。

東1局 当たり牌使い切りケイテン

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滝沢さんが發をおそらく二鳴き。
二鳴きということはそれほど勝負手ではないことが多いので、とにかくリーチで対応させたい場面。
自分も打点はないですが、リーチだけならそれなりに打てそうな手格好です。
ということで、二鳴きだった場合はほぼ鳴かれないドラをここでリリース。
發が後から重なっていた場合や滝沢さん以外には鳴かれる可能性もありますが、ここで西を引っ張って後に切れなくなったり、打点に拘って手を遅らせる方が緩手になる場面かなと思いました。

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局面が進んで、滝沢さんが聴牌気配。
それを受けて岡田さんが9s→7pを赤567pでチーして打7s。

解説で藤崎さんもおっしゃっていましたが、4pが四枚見えたことにより筒子が分断され、滝沢さんが筒子の両面だった場合69pしか当たらないという状況になっています。
なんなら筒子以外は他家の捨て牌と合わせるとほぼすべての筋が通ってしまっているので、69pがこの世で一番危険な牌でしょう。
よって打9pは候補から外れます。

次に岡田さんの仕掛けですが、一見97sと連続で払っているので8sは通るように見えますが、この状況で両方いらなければほぼ79sの切り順になるはずです。9sは一応滝沢さんへの危険牌でもありますし、先切りされる牌ではありません。しかも両面チーということは、残った形もまずまずである可能性が高い。
やはり677からの7切りという可能性はかなり高いと見えます。
他にも47pが薄くなってきて速度を合わせた愚形の可能性はあると思うのでこちらは69pほどの本命ではないかもしれませんが、それでも相当高確率で放銃になる牌のためやはり8sは切れません。

ということでここは一旦打9sを選択。
完全にこの二筋をブロックするつもりならここで打34sですが、岡田さんが滝沢さんに打ち切れない牌を持ってきて降りた場合などに8sが打てるようになるので、この段階ではそれを期待して34sには手をかけず。

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仮に69pと58s聴牌だとすると8p一枚7s一枚しか残っていないのでほぼ聴牌は絶望的ですが、振るよりはマシということで打3s。

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なんとラス牌かもしれない7sをチーしてケイテンが取れました!
ただ、危険牌を抑えて聴牌を取れたものの、58s69筒がそうそう流局するとも思えないのであんまり意味がなかったかもしれません・・・69pは抑えられるのが唯一の救いか。
この後、この二筋以外に唯一持ってきてはいけない生牌の中を引かされて撤退。500-1000のツモられ。

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