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【移植第三章#1】病院へ

今日から移植第三章、始まります。

2回目の移植がうまくいかず勧められた子宮内視鏡の検査を乗り越えて、ようやく3回目の移植に挑みます。

3回目の移植は残り2つの胚盤胞を一度に子宮に戻します。
特にこちらから要望したというわけではなく、凍結する際に病院の判断でグレードの一番低かった2つをまとめて凍結したとのことでした。
よって自動的に次の移植は2つまとめての移植になります。

だだ、この2つの胚盤胞のグレードが低いことと2回目の移植がうまくいかなかったことを踏まえて、先生から「周期をコントロールして内膜の状態を整えたい」という提案がありました。

過去2回の移植は自然周期で生理が始まったと同時にホルモン剤を飲み始めて内膜を整えて、その周期に移植を行うという方法を取ってきました。
今回は一つ前の周期中から排卵をコントロールし、次の周期に移植を行います。
この方法だと後半の周期は生理が来ない、来ても経血は少しだけになるとのことでした。(おそらく排卵もありません)

こちらとしてはまた一ヶ月延びてしまうことが気になった以外は特に提案を断る理由もなかったので先生の方針に従うことにしました。


ということで3回目の移植に向けた最初の病院は生理2日目に超音波検査をした後、酢酸リュープロレリンマイクロスフェアという、採卵期の前の周期のD19に打った卵巣が勝手に育つのを防ぐのと同じ作用の注射をお腹に打ちました。
その日の夜に無意識に掻いてしまったせいか、少し赤く腫れて痒くなりました。

次回は4週間後の11月28日です。
この日から本格的に移植に向かっていくと思われます。
この方法だと12月12日頃の移植になるということでした。


以上が病院一日目の様子ですが、この周期は子宮内視鏡検査の後ホルモン剤を服用していたせいか生理前から気持ちが不安定でした。
そして生理が始まってからもおそらくその影響があったのと、移植の3回目に突入したのだという実感が湧いたのか、もう何もかもやめてしまいたいという無力感に襲われました。
そして、いつもは気にならないことも気になって勝手に涙が出てきてしまい、先生の前でも大きなため息をついてしまいました。(先生ごめんね)
その日はもう立て直すことができず、布団にくるまって過ごしました。
自分でもこんなに自分をコントロールできなかったのは初めてだったので戸惑いましたが、こんな日もあるんだと開き直ることができたので良かったです。
最近は旦那さんも私の調子が悪いとき「ホルモンのせいかな」と言ってくれるようになり、粘り強くホルモンの威力を説き続けてきた成果が出てきて良かったなと思っております。

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