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NO.1|はじめましてnote

相棒が急逝!ワンオペでネット通販を運営中

はじめまして。ASAKOと申します。

2019年春、ビジネスパートナー(事務所の社長)が開業を予定していたネットショップが、スタート寸前で本人が亡くなるという想定外の事態に!

果たしてパートナー不在のまま、運営していけるのか?2019年の年末まで、悩んだ結果、ワンオペでネット通販をスタートする決断に至りました。

noteを始めることにしたのは、ひとり試行錯誤で進んでいく中、何かのかたちで、このチャレンジの記録を残しておきたいと考えたからです。

スタート前夜に相棒が消えた!

本業は、ダイレクトマーケティング系の小さなコンサルティングファームです。長年に亘り、相棒と私のユニットで大手企業の通販アドバイザーとして事業を続けてきました。

自分で言うのも何ですが、私が過去に関わった幾つかのプロジェクトはD2Cの通販ビジネス界隈で注目される成功を収めてきました。

相棒は、代表兼、マネジャーという役割で私をサポートしてくれていました。ある意味、私以上に私のことを理解していて、自らネット通販を展開したら大成功できると確信していた人物です。

私自身は自社通販の計画には、かなり尻込みしていました。クライアントのコンサルをしながら自社プロジェクトを兼務するなんて、絶対、無謀だ!自信がない!とゴネまくり、3年程はすったもんだを繰り返していたんです。

相棒の言い分はこうです。「お前は天才だ!戦略を立てるだけでいい!後は、俺がチームを動かすから大丈夫!これは業務命令です!」

社長として一歩も譲らず、ネット通販事業の立ち上げ計画に邁進。そして、いよいよ開業!という前日に亡くなってしまったのです。

茫然自失の中で私が考えたこと

実は、彼がこの計画に拘ったのには、もうひとつの理由がありました。クライアント企業が大成功を収めても、我々の実績にはならない。守秘義務でオープンにできないのは大きな機会損失だと言い続けていました。相棒が消えたあと、もうゴネる相手もなく、そのことを改めて冷静に考える時間が流れだしました。

自社の事業であれば、ネット通販をスタートする人達と成功ノウハウをシェアしたり、積極的に実績を発信できるようになって、私のビジネスチャンスが拡大する。(らしい)

他人の事業に貢献するだけのビジネスに限界があるという相棒の主張には、今も反論の余地はありません。そして、ふたりで見た夢や希望を捨てたくないという思いは消えませんでした。

で、何故ワンオペか?

ひとりでスタートした理由ですが、ワンオペなら、コケたら簡単に撤収できるという意図ではないのです。私の長年の通販ビジネスのコンサル経験から、このビジネスモデルは、投資規模に関わらずスモールスタートで始めるべきだと考えてきました。

さらに今回はスモールスタートというだけでなく、最小限のサイズで、可能な限りシンプルにスタートすることにしました。仕組みが複雑になるとビジネスの本質を見落とす可能性があるからです。

通販ビジネスは簡単には成功できない「投資回収型のビジネスモデル」だという定説があります。たくさん稼いで、長期的に成功するにはビジネス規模を拡大しなければならないと考えられています。

大手企業が参入するなら、そうかもしれません。ですが、私はこの定説には懐疑的です。(その理由は、今後の記事で明確にしてきいきます)

また本業を縮小してもいいから、ネット通販の新しい成功モデルを自分でつくり上げたいという願望が湧いてきたのも事実です。

実際、小規模スタートで成功しているショップがあるし、私が考える最小バージョンで始めてみて、ネット通販の本質を見極めたいと思っているのです。だから、ワンオペ・ネット通販

スモールスタートのビジネスモデルについては、2020年秋にリリースされた書籍「ステイ スモール」 ポール ジャルヴィス (著), 山田 文 (翻訳) に背中を押されました! スモールビジネスの定義を覆す良書です。

小さな電子商店のドタバタを楽しむ!

実際には、2020年1月が最初の集客の起点です。1年9ヵ月たった今、最小限のリソースで、ネット通販のユニークな仕掛けにチャレンジしてきました。

まだ大きな成功に至っているわけではありませんが、通販のプロでも気づいていないようなアイデアや手法を実践してきました。もしコンサル現場でクライアントに提案したら、絶対NO!と言われるようなことばかりです。失敗も含め、私の小さなお店に何が起きたのか?noteでシェアできたらいいなと思います。

ちなみに取り扱いは、ヘルスケア&美容の商品です。スタート時はワンアイテムのみ。通販界隈で言われる単品リピート通販ですね。薬機法に縛られる商品を扱うので、通販の中でも難易度高い系です。

売り方が超難しい商品って、どういうこと?!

最初に売る商品を決めたのは、亡き相棒です。何故わざわざ売るのが難しい商品から始める必要があるのか?と、聞いてみたことがありました。

「お前の力試しなんだよ、みんなにプロの実力を見せてやりな!」

もの凄いプレッシャーをかけられましたが、そんな風に言われると後に引けない私です。そんな経緯(いきさつ)で超ハードルの高いネット通販にチャレンジすることになっています。

私に手を抜かせないための、敢えての選択だったかもしれないです。でも私は、内心で相棒がいてくれたら、大丈夫!って思っていたんですよね。ひとりになったことで、さらにハードルはどんどん上がっていく。

天国の人イラスト

このビジネスプランの仕掛人、Mr.相棒は、天国から私の苦戦と挑戦を楽しんで見ているような気がします。

そんなわけで、皆さまにも一緒に私の小さな電子商店のワンオペ&ドタバタ劇を楽しんでいただけたら、と思う次第です。

そして、スモールスタートでも夢と希望をもってネット通販ビジネスにチャレンジされる方のご参考になれば、たいへん幸いです。

集客から、リピートしてくださるお客様づくり(CRM)まで、小さなショップだからこそできること、そんなワンオペのリアルを発信して参ります。

どうぞよろしくお願いします。

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