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フルタイム会社員夫婦が、子供をこてこての幼稚園に入れた話

この4月から、息子は幼稚園に「年少さん」として入園した。
前年度は、保育園。数か月に渡る険しすぎた慣らし保育を経た後は、息子にとってのくつろげる場所となり毎日嫌がることもなく元気に通っていたが、1年と少しの在籍で退園することになった。

きっかけは、海外駐在していた夫の帰国に伴い、新居を購入したこと。

購入の意思決定をしたのは年末頃。新居エリアの保育園の入園手続きはとうに終了していた。2次募集に滑り込む選択肢もあったが全落ちしたら詰むので、確実に入ることができる幼稚園にエントリーすることにしたのである。

その幼稚園は、自然豊かな環境と広大な敷地が自慢の園だった。
当時通わせていた小さな保育園とは異なり、広大な園庭でのびのびあそぶ園児たち。園の見学に行って、一目で気に入ってしまった。

もちろん「両親ともにフルタイムで、幼稚園に通わせられるのか?」について懸念はあったので、入園見学の際には園長にたくさん質問をした。

・延長保育を利用している方は何時まで利用している?
・平日の日中に親が行くべきイベントはどの程度あるか?
・委員ものは3年のうちに必ずやるもの?どの程度の負担がある?
・給食は利用できるか?
・日々の持ち物は?
などなど。

新居のエリアは、幼稚園でも自治体の補助で延長保育を利用できる園が多く、保育園とほぼ変わりない時間預けることができるっちゃできる。とはいえ、第2候補の園では「17時までには全員迎えに来られています」と言われやんわり18時以降まで預けることにネガティブな雰囲気を醸し出されもした。入ることになった園は大規模園だったこともあり、18時半まで利用している人が多数いて、心強く感じた。

また、給食が毎日利用できるので弁当を作る必要がないことも大きな後押しになった。

というわけで、プリントに書かれた大量の準備物を携えて、4月に入園。園指定のスモッグに名札をつけ、ザ・幼稚園児な格好をした息子の姿がまぶしかった。

入園後、当初はなかなか戸惑った。親が。

・毎日何かしらアクションが必要なプリントを持って帰ってくる。下半分を切り取って回答しなければならなかったり、突然「廃材工作用のトイレットペーパー芯を持ってきてください」なんてことも。(週1とかにまとめてほしい。。)
・わかってはいたが、平日の日中に呼び出されるイベントが多数ある。授業参観、保護者会、懇談会、親子遠足、個人面談、避難訓練(なぜか月1回ある、引き取りと安全な帰宅の練習なんだとか)、、
・驚いたのが、土日も結構呼ばれる。親子ふれあい活動、夕涼み会、運動会・・
・困るのが、その土日のイベントの翌営業日は代休になるので休園してしまったりする。(その場合預かり保育だけ開けてくれることが多い)

そんなこんなで保育園との違いに戸惑っていたわけだが、結論としては「共働きに理解のある幼稚園であれば、フルタイムでも預かり保育をMAXに利用することで、なんとかいける。」だ。むしろルーティン性が強い保育園よりも、発達ゆっくりめな息子にはなにかと行事による刺激が多い幼稚園がよかったのではないかと現時点では感じている。

それにしても、あまり対立軸で書きたくはないが、専業主婦ママたちが圧倒的多数なので、なかなかその点思うところもある。依然として幼稚園は専業主婦家庭を前提として運営しているなと・・
次回はそんな話を書きたいと思う。

#新生活をたのしく

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