![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42393233/rectangle_large_type_2_218a1b2c11a67c679b67bca1b8a88cb7.jpeg?width=800)
Photo by
m_miyamoto_529
【抜粋】「読書をプロデュース」角田洋一郎著
最適化というのが,自分の人生に最も適した状況を意味するなら,それは決して効率化ではない。
人生の幅と深さをつくるのは,無駄や遠回りや失敗や,時には嫌なことを含めて経験,体験,後悔することだ。
読書の価値は,いろいろ思考をローリングすることにある。
問題のパターンを認識して,その回答をそれぞれ事前に認識しておき,実際にあてはめるときに,瞬時にその回答で応答する。
そうすれば,効率的で,迷いもなく,時間もかからず,スムーズに問題と解答が結びつく。
そんなパターンマッチングではなく,メンタルローテンションだ。
読書は,人間にとってもっとも大事な『想像力』を磨く。
人生や仕事での失敗は想像力の欠如であり,ほとんどが「こんなはずじゃなかった」と結果を想像できなかったことが原因。
もっとも想像力を鍛えられるジャンルが『小説』であり,小説こそがビジネスに役立つ。
ストリーがなければ気持ちは動かないからだ。
言葉,行間,文脈で小説の世界を想像することは,人生を想像していく作業に通じる。
メタフィクション
虚構の世界であることを現実の読者に気づかせる。読者を物語の中に引きずり込む効果がある。
「古畑任三郎」
「文学部唯野教授」
「ソフィーの世界」
これらは,メタフィクションである。
推奨本
「安藤忠雄 仕事をつくるー私の履歴書」
「砂の本」
「ナイルに死す」
「落日燃ゆ」
「ない仕事の作り方」
「サルでも描けるまんが教室」
「チョコレートの世界史」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?