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『35歳からのキャリア戦略再考』

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人事・人材育成に従事する現役サラリーマンが,本音のキャリア戦略をつづります。 35歳を過ぎたら考え直した方がいい『35歳からのキャリア戦略再考』
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記事一覧

第5稿 キャリア開発はヒーローズ・ジャーニー

キャリアにつまずく人は,“「完璧」でなければならない”という思い込みが原因となって, ・失敗という認識すらなく,そこから学べない ・外に意識が向く=他責 ・衝動性が高い=やり抜けない,集中力が短い (第4稿 キャリアにつまずく完璧という壁) そうお伝えしてから,「これって強引じゃね?」とも思ったのですが,ここは,思い切って発信してみることにしました。 そうです,僕自身がキャリアでつまずいた人。完璧を求めるがゆえに,発信できないことが多いのです。なので,発信ができないか

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【読後感】副業解禁!今こそ,中高年サラリーマン必読「生涯現役サバイバルのために」

「伝わっているか? 」小西利行 (著) 本書をはじめて読んだのは,2014年秋でした。 たしか,プロコーチ養成講座でご一緒した現役アナウンサーが紹介してくれたのが,きっかけ。コミュニケーションのプロであるアナウンサーがコーチングを学び,さらに,文章力を磨こうとされていることに刺激されたのでした。 初読から5年以上経って,改めて今,読み返してみたのは,ライティングの必要性をひしひしと感じていること,そして,その難しさに直面しているからでした。 なぜ,ライティングが必要

第4稿 キャリアにつまずく完璧という壁

人生のギフトは,悩み,葛藤を乗り越えた先にある。 前稿は,そんなお話にも触れました。 もしあなたが,幸せなサラリーマンとしてのキャリアを積めずにいま何かの悩みを抱えているなら, 「この悩みを乗り越えたら,どんな自分に成長しているだろうか?」 と想像してみてください。 なぜなら,悩みを乗り越えた先にあなたを待っているものがあなたの「使命」だからです。 使命に気づくことこそが,人生のギフトなのです。 そのきっかけをもたらすのが,悩みや葛藤といった困難な課題だと捉まえる

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第3稿 幸せなサラリーマンとしてのキャリア

同期と比べて,それまでは少しの差でしかなかったのが,40代では埋めることのできないほどの差となって42.5歳の壁にぶち当たります。 8割以上の方が,上昇志向のキャリアパスを外れるのですが,選別はすでに30代半ばでほぼ決着がついています。 今までも,そしてこれからも,会社で真面目に働くだけでは,自分の適性,強みや価値観を確かめる機会すらありません。 それが,現状維持です。会社にあなたのキャリアを預けたママでいるワーストシナリオです。(第2稿 【35歳からのキャリア戦略再考

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第2稿 「35歳からのキャリア戦略再考」のススメ

■前回の振り返り前回は,僕自身のキャリアチェンジについてお伝えしました。 要は,43歳でそれまで所属していた事業部を離れ,本社スタッフとして人材育成を担当することになったのです。そして,それまでの経験を通して得た知識やスキルで,軽々と新たなタスクをこなし周囲からも認められるかと思いきや,そうはうまく行かなかったのでした。 残念なキャリア,現実とのギャップに打ちのめされました。 そして,このことは,僕だけに起こった偶発的な不幸ではなく,多くのサラリーマンが経験する必然であ

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はじめまして!キャリアコーチのヨージです。

はじめまして,キャリアコーチのヨージ(ペンネーム)です。 現役サラリーマン。メーカーで人事・人材育成に従事しています。 キャリア面談を担当し,年間200名を超える従業員と直接対話しています。 国家資格キャリアコンサルタントとしての倫理,守秘義務から,個人が特定されぬよう最大の配慮をします。本名を明かさないのも,そのためです。 そういったわけで,赤裸々にすべての情報を明かすことはできませんが,現場からの生の情報に基づいたインサイト,そしてワークライフをデザインする為の心構

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