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語学学習がメンタルヘルスに与える意外な恩恵

私は今メンタルヘルスが悪い時期にいます。パニック障害や広場恐怖症などを再発しており、またカウンセリングなどに行くことになりそうです。

ストレスや不安、抑うつといった感情は、日々を暗くすることがあります。私が見つけた一つの独特で効果的な対処法は、意外にも語学学習です。

語学を学ぶことは、多くの人にとっては単なる学問やスキルアップの手段に過ぎまないかもしれません。しかし、私にとって語学学習は、メンタルヘルスに対する強力なサポートツールとなっています。

文法のルールを思い出したり、新しい単語を学んだりする過程で脳を活用することは、ネガティブな思考から一時的に距離を置くのに役立ちます。この集中が、心の負担を軽減させる一時的な逃避口となっているんです。

もちろん、語学学習がすべての人にとってメンタルヘルスの万能薬となるわけではありません。学校での英語学習が苦手だった人や、それにネガティブな記憶が結びついている人にとっては、この方法がうまく機能しないかもしれません。しかし、語学に対して好奇心や情熱を持つ人たちにとっては、有効な手段になるかもしれません。

今日は1時間、フィンランド語のオンラインレッスンを受けました。

大好きなコーヒーを飲みながら、猫も一緒に

誰かと言語を通じてコミュニケーションを取ることは、脳にとって良い刺激を与えます。異なる言語で考えることが、日常とは異なる自己感覚を生み出し、メンタルヘルスにポジティブな影響を与えているようです。他の言語で思考することは、自分自身を新しい視点から見ることを可能にし、ネガティブなループからの脱却にも役立ちます。

語学学習が私にとって「良い薬」となるように、みなさんにも合ったメンタルヘルスのケア方法が見つかることを願っています。

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