マガジンのカバー画像

北欧ノルウェー便り 1~5月号まとめ買い

111
2018年1~5月に掲載した約130本の有料ニュース記事。当時は全部で4400円だった現地情報が、1990円というお買い得価格でまとめて読めます
気になりませんか?「北欧」って、実際どうなの? 現地取材と撮影ならではの、ほかでは読めない最新情報…
¥1,990
運営しているクリエイター

#facebook

「あんたの〇〇が欲しい」発言をしたのは誰?ノルウェー中央党で犯人捜し #MeToo

「俺たちは、あんたのフィッタ (女性器を表す俗語)が欲しい」。 ノルウェー左派「中央党」で、2008~2014年まで党首を務めたリーヴ・シグネ・ナーヴァルセーテ国会議員(女性)に届いたメールだ。 ※状況が毎日進展しているため、記事を26日に更新(記事後半に追記情報)。この記事は今月中に何度か更新するので、記事2本分としてカウントします 2016年2月、日曜日の夜のことだった。ナーヴァルセーテ議員は、2日前に亡くなった母親の葬儀を終えたばかり。 彼女の携帯電話に、男性党

有料
100

SNSが選挙を左右する ネット時代の政治家とは

ノルウェーの政党は、市民と交流を深めるために、SNSに依存している。 Facebookで市民の感情を煽るのが得意な政治家といえば、進歩党(右翼ポピュリスト政党)のリストハウグ国会議員。「ノルウェーのドナルド・トランプ」との異名ももつ。 その使い方を一歩間違えて、先月は法務大臣の座から退くことになってしまった。 「大臣のFacebook投稿が原因で、政権解体の一歩手前」という、信じられない事態を引き起こした国は、他にあまりないだろう。 ※ちなみに、リストハウグ議員は騒動

有料
150

オオカミ問題で炎上した牛乳パックが、エイプリルフールで新デザイン!

ノルウェーでは、フェイクニュースとエイプリルフールの区別がつかない人が、残念ながら多くなってきたそうだ。 エイプリルフールが好きだった大手既存メディアは、今年も「冗談だよ☆」記事を自粛した。 自粛しなかったのは、なんと「オスロ警察」! ノルウェー警察といえば、ユーモア溢れる自由なツイッターが、以前から話題となっている。 イースター(復活祭)の時期は、雪解け直前の最後のスキーを楽しむ人が多い。 オスロ警察は、山に犬のフンが落ちており、スキーを楽しむ人たちの邪魔をしてい

有料
100

幼稚園のような国会にうんざり。ノルウェー法務大臣がFacebook投稿が原因で辞任へ

20日、シルヴィ・リストハウグ法務・危機管理・移民大臣が辞任をすると突然発表した。 【内容】 ●テロに敏感に反応するノルウェー ●まるで幼稚園のよう。大人の私はうんざり ●私の言論の自由は脅かされた ●首相は法務大臣の言説全てには同意せず ●他人から言われてではなく、自分から辞任することの意味 ●関係者に殺害予告 ●将来的には別の大臣ポストにカムバック ●リストハウグ氏がさらなる権力を増すことに? ・・・・・ 9日、法務大臣は、左派最大政党野党「労働党」

有料
100

ノルウェー法務大臣のFB投稿が発端でテロ生存者に殺害予告

ノルウェーで計算された炎上投稿を自身のFacebookで続けることで有名な、シルヴィ・リストハウグ法務・危機管理・移民大臣。 「Facebook投稿が原因で、世界初の政権解体となるのでは」と右派産業紙DNのアルスタハイム編集長はコメントしている。 ※これまでの詳細は、別記事「政府が全面謝罪 ノルウェーテロ映画公開初日に炎上投稿をした法務大臣の無神経さ」にて。 【記事の内容】 ●「労働党にとっては、国家の安全よりも、テロリストの権利を守ることのほうが重要」と、テロ映画公

有料
100

政府が全面謝罪 ノルウェーテロ映画公開初日に炎上投稿をした法務大臣の無神経さ

【内容】ノルウェーテロ映画化で起きた現地での議論、ヘイトスピーチ問題について ●77人の命を奪われたテロ事件と、標的となった労働党 ●右翼ポピュリストの炎上政治家、ヘイトスピーチの温床となっているリストハウグ法務大臣のFacebook ●「労働党にとっては、国家の安全よりも、テロリストの権利のほうが大事」と投稿 ●テロ映画の上映日を狙ったかのような投稿 ●法務大臣という肩書を理解できていないリストハウグ氏 ●当初は法務大臣をかばった首相 ●「労働党はテロを政治議

有料
100