親に咎められるようなことはしていない【エッセイ】
経済的な問題で実家へ帰って4ヶ月。
うわべの幸せさが私以外の人には溢れている。
おいおい、私だけ置いてけぼりかよ。
私は母が何をしようと許してきたけれど、母にはそのつもりはないらしい。
わかっている。
母は私に甘えたいだけ。
母ののぞみにそぐういい子でいてほしいだけ。
母を傷つけない、母の価値観と合う子。
私のしていることは母の望みとは違っている。
私が出かけようとすると追跡をする。咎めるようにどこへいくの?という。
別々に暮らしているときもそうだった。
そんな母が重荷で一年ほど距離を置いた。
あなたの感情はあなたが処理をして、と。
私は混乱している。
こんなの私の望んだ生活じゃない。
実家へ帰ってから身の置き場のなさを感じでいる。
めんどくさいなあと思いながら、ペットボトルの仕分けをし、洗濯し、料理をし、お金の計算をしたいのだ。
この年で監視されているなんて惨めだ。
郵便物を勝手に開けられたので、開封するならそれなりの責任を持って処理して、と伝えた。
もうこんなうそんこの生活はたくさんだ。
経済的に苦しくてもいいから一人でいきていきたい。
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