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20代までの私に見えていた世界【エッセイ】

20代の頃まで、私は、この世界の主人公は私で、周りの人はキャストだと信じていました。

この世界を作った誰かが、私がこの世界を本物だと信じて疑わせないように、私の会う可能性のある人は実在するのだけど、例えばその家族なんかは実はストーリー上だけで、実際には存在しないのだと信じていました。

トゥルーマンショーという映画をご覧になったことのある方なら、分かるかと思いますが、そんな感じです。

それで、あるとき、それを友達に話したら、すごく不快そうな顔をされて、意味がわからなかった覚えがあります。

あと、子供の頃、お母さんはみんなサザエさんだと思っていました。前述のこともあり、みんな役割があって、大人は大人として生まれてくるものだと思っていたのも相まって、なんかそんな考えになったみたいです。

実はそれも、結構大きくなるまでそう思っていました。


なので30代に入ってからですかね?割と普通?の感覚に近くなったのは‥‥。

未だに、周りの人が時々キャストに見えることもあり、驚きますが‥。接点のなくなった人は、もうこの世界には存在しないんじゃないかとすら思うことがあります。


この話にはまだ結論がありません。実際のところがまだわからないからです。

生きているうちにわかったら、こちらへ書こうかと思います。


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写真は今朝のおがせ池です。

ユリがきれいでした☺


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