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拾い食い【エッセイ】

拾い食い。拾い食い、と書くとまるで見ず知らずの食べ物を拾って食べるみたいですが、誓って違います!


自分の落としたものを拾うのです!


ある日の夕方、私は散歩していました。

目的がないと散歩ができないタチなので、「今日はゲンキーでハーゲンダッツ買って食べ食べ帰るぞ!」と決めて歩き始めていました。

すると、ふと奇妙な考えが頭に浮かんだのです。「もしも落としてもハーゲンダッツだから必ず拾って食べる!」と。もはや決意だったように思います。

ゲンキーに着きました。無事、ハーゲンダッツの棒アイスを買い、歩きながら袋を開けた時のことです。

まるでさっき思い浮かんだのが預言であるかのように、落としたのです!アイスを!!しかも高いハーゲンダッツを!!!まだ一口も食べてもいないのに!!!!!

私は反射的にアイスを拾い、何事もなかったかのように、食べながら帰りました。

大丈夫!三秒以内だし!チョココーティングされてるし!アスファルトだから!砂払ったし!

‥‥と心の中で言い訳をしながら。


とまぁ、その話を、以前彼氏に面白おかしくしていたのですが‥。


ある時、二人で焼肉屋へ行きました。その焼肉屋さんは美味しくて安くて、しかも帰りにアメちゃんをくれるのです。

確か、イチゴ味のアメだったと思います。

店から出て袋から出そうとした私は、それを、落してしまったのです。

その時です、彼氏の言葉が響きわたったのは。

「拾っちゃダメ!」

‥‥時すでに遅し。アメちゃんは、もうすでに私の口の中にありました。


だって焼肉食べた後にアメちゃん食べるとさっぱりするから(笑)。


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まじでドン引きされるんじゃないかと、ためらいながらの公開です^^;

変人でゴメンナサイ^^;

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