1年間で15キロ減った話(パンツの話でもある)

ふと気づいたが、一昨年の12月から比較して、体重が15キロくらい減っていた。最後に測ってから数ヶ月経つので体感としては更に2キロくらいは減ったのではないかと思う。

ずばり体重を明かしてしまうと、現在およそ55キロである。

大学生の頃は、どれだけ食べても45キロであった。一応器械体操部や演劇部(実はハード)にいたので、それなりに筋肉も維持できていた。筋肉が多いので、体重の割にはカリンカリンに見えたらしく、横に立つと切れそうと言われた。横から見るとなお細く見えたらしい。

けれどどれだけハードに動いても、それ以下にはならない。なのでこれが自分にとってちょうど良いのだなあと思っていた。

それが5歳刻みに自分のキープ体重が増えていった。それはそうだ、食べる量は減らさず、基礎代謝は落ちるのだから。

30代は50キロキープであった。

ところが、結婚してうつ病の誤診で合わぬ薬を出され続けて、3年でなんと72キロになってしまった。ちなみに3日位は平気で食べないでいたのに、だ。

で、離婚してストレスから解放され、3ヶ月ほどで確か55キロくらいまで減ったのだったと思う。本当に抗うつ剤ってなんなんだろう??と思う…。

しかしよる年波には勝てず。40代になって64キロキープになった。増えも減りもしない。病棟勤務のときは1日二万歩くらいは歩いていたのにだ。

で、調子を崩して仕事を辞め、72キロへ。

ここで重要なのが72という数字だ。

太るというのは実は才能なのである。これは本当に真面目に言っている。私の場合、相当無理をしないとそれ以上になれないし、蓄える能力がないということである。飽食の時代、肥満は病気のように言われるが、食べ物のなかった時代であれば、私のように蓄えられない体質のものは確実に早く絶命していったと思われる。

で、一昨年のあまりにブラックな職場のことは度々書いては慰めて頂いていたのでご存知かと思うが、さすがにストレスで食べられなくなった。それでふたつきで8キロ減り64キロへ。

で、その後は64キロキープであった。が、その64キロは筋肉が少なく内容が悪く、Lサイズの洋服を着ていた。

そして空手を始めて4ヶ月ほどになるが、現状およそ55キロである。約半年で10キロほど落ちたらしい。

ここから先は、これ以上運動しても減るかどうかは分からない。未知の世界だからだ。

11月の昇級審査の時に買った道着が、実は小さくなった。体重は減っているのだが、足の筋肉が増えすぎて動きにくくなったのだ。

その話をしていたら、師匠が洗って縮んだ道着をくださった。

その場で履いてみる。素晴らしい、動きやすい。

が、その日は誤ってぶかぶかになったパンツを履いていた。それをズボンで押さえていたので、道着だとパンツが落ちてくる!もう完全に履いてない状態まで。外からは道着で見えないが、さりげなく変態である。

で、何が言いたいのかと言うと、72キロの時履いていたパンツは、55キロでは落ちてくるから、履いてはいけないということである。

パンツを新調しようと思う。


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