透析の話【エッセイ】

SNSで透析の話になったのだけど、意外とみんな知らないのね‥と思ったので、わかる範囲で書きます。
(教科書あるけど見ずにざっくりと💦)

・種類 
血液透析‥手首にシャントを作りそこからいれかえ。一週間に3回およそ各四時間。
腹膜透析‥透析とは濾過作業であるが、この場合自身の腹膜を使って濾過する。透析液を体内へ入れる。

各メリットとしては、血液透析のほうが透析効率が良い。腹膜透析は効率が悪く血液透析と併用する人もいる。腹膜透析は、時間の拘束が少ないが、一月分の透析液が届くためお家が狭いと無理。

・透析導入の目安
クレアチニン8程度。もしくは尿素窒素もしくはカリウムが上がってきたら。

・透析の目的
血液の濾過をすることにより、毒素や多すぎるミネラルを取り除く。毒素は尿素窒素。ミネラルは腎臓病では上がるものと下がるものがある。中でもカリウムは高くなると心臓が止まる。尿素窒素は尿毒症の原因となる。

※その他
・透析を始めて半年ほどで自尿がなくなる
・毎月ドライウェイト測定。透析前体重測定し増量の場合は透析時血液を廃棄する。そのため、体重が増えすぎた場合、減らすのにたくさん血液を抜くため終了後脳貧血を起こすことがある。
・ヘパリンを入れるため血液が止まりにくくなる
・自尿がなくなった場合、一週間ほど透析しないと死に至る。原因は尿毒症もしくはうっ血性心不全が多い。
・シャントとは手首に作る血管のバイパス。動脈と静脈を結合し、そこに針を刺し血液透析を行う。潰れてくることが多く、血管にバルンを入れて膨らますオペを度々行う。そこが潰れると首からの透析となる。作ってから血管が安定するまで半年ほど要する。



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