Yoshinao Asakawa

駒草/むじな 哲学科の院生。俳句以外の趣味は剣道(錬士六段) 河北TBCカルチャーセン…

Yoshinao Asakawa

駒草/むじな 哲学科の院生。俳句以外の趣味は剣道(錬士六段) 河北TBCカルチャーセンターの受講者向けの資料などをアップしたいと思います。

マガジン

  • カルチャ―資料:俳句入門一歩前!

    河北TBCカルチャーセンターエスパル教室「楽しい俳句」での配布資料や復習をときどきアップします。主に受講生の方、受講を考えている方向けです。

最近の記事

実作に生かす例句の読み方(河北TBCカルチャー「楽しい俳句」第一七四二回)

はじめに(注意事項) 俳句歳時記はアンソロジー。例句は作句のヒント 今回の兼題は「枇杷」でした。 詠草を拝見すると、植物が兼題のときは苦しい詠み方が多いように見受けられます。 兼題は作句技術の修練であり、発想のヒントを得られる言葉とよく言われます。つまり兼題(言葉)から記憶や連想を広げて、身近なものから題材を探すんだよ、というわけです。 ……とは言うわけですが、難しい兼題になるとお手上げ、具体的にどんなヒントが得られるのか教えてほしい、という声も。 一つの(中途半端

    • 鑑賞から実作へ 楽しい俳句(第1741回資料)

      このnoteには、河北TBCカルチャー「楽しい俳句」の復習やときどき教材もアップしていきます。受講生の皆様、これから受講をお考えの皆様、ご活用ください。 基本的には、本講座は句会形式で進めて、句会の中でときどき講義的な内容をお話ししていきます。 そういうこともあって頻繁に公開はできないかもしれません(し、箇条書き程度になることも多いと思いますが)があしからずご了承ください……。 〇観念的な難解句と、一見難解だが写生の句を見極めよう見にくいですが、下の記事をみてください。

      • 「むじな2017」と震災詠 ー駒木根淳子さんの手紙―

         昨年の11月、東北出身・在住の平成生まれの18人で、俳句作品集「むじな 2017」を出した。ありがたいことに在庫僅少になり、増刷&通販に踏み切ることにした。自分で言うのも変だが、神野紗希さんを迎えての座談会の記録「今、東北で俳句を詠むということ」は震災のこと、地方俳句のことなどいろいろなことを語り合っていて、必読だ。(2月上旬に詳しい告知をするので、どうかこの機会をお逃しなく!) 題字をいただいた高野ムツオ先生、序文を書いてくださった夏井いつき先生はじめ、応援いただいた皆

      実作に生かす例句の読み方(河北TBCカルチャー「楽しい俳句」第一七四二回)

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