朝香

熱するときはチュンチュンに熱するタイプ

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  • スコーンにまつわる話

    スコーンにまつわる話はこちらにまとめていきます

最近の記事

おいしくてつよくなるビスコーン

おいしくてつよくなる。 なんと素晴らしいキャッチコピー。 長年ビスコを食べ続けているパッケージのあの子は、そりゃもうとんでもなくつよいんだろうな。 今回作ったのはそんな、ビスコのスコーン。 「おいしくてつよくなるビスコーン」 焼き上がりをビスコと同じサイズのままにしたかったので、ベーキングパウダーはなし。 ベーキングパウダー不使用のスコーンは、密度があって固い。 でも固いクッキーのような、ああいう歯がやられそうな固さではないので、温めたらだいぶましになりそう。

    • 台湾烏龍茶とお庭の金柑コンポートスコーン

      家に庭があったら、実のなる木を育てたい。 新しいスコーンを試作しました。 「台湾烏龍茶とお庭の金柑コンポートスコーン」 台湾烏龍茶の茶葉をそのまま使用し、刻んだ金柑のコンポートと一緒にたっぷりまぜこんだスコーン。 金柑の酸味、台湾烏龍茶葉のさわやかさ、かつそのままお菓子として楽しめる甘さが共存した、まだどこにもない(たぶん)味です。 「お庭の」というのは、使用したコンポートの金柑が祖父母の家の庭で育った金柑のため。 無農薬どころかおそらく無肥料。 太陽光と水だけで

      • 自分のことをプリンだと思っているプリンスコーン

        最近プリン味の期間限定商品がよくでている気がする。 某マックシェイクや、某爽やかなアイスなど。 期間限定品といえば、基本的にそのものの旬の時期に出る。 たとえば梅や桃、桜。 これらは年のはじめから春にかけて。 さつまいもやかぼちゃ、栗などは秋。 それでいくと、プリンはいつなのだろうか。 ここ最近のプリン味は3〜4月ごろ発売された。 3〜4月がプリンの旬…? プリンに……旬? たぶん関係ない。 実はすでに2回作っているプリンスコーン。 どうやら父のお気に入

        • 母の日のイチゴショートスコーン

          5月10日、昨日は母の日でしたね。 ちなみにこのスコーンとはなんの関係もありません。 ですが今日は母の話。 私の母は大学受験にともない、田舎から大阪にでてきた。 小学生のころの母は、「いじめっ子をこらしめるちょいやんちゃ系女子」 家も貧しく教師からなにかと目をつけられた母は、学年がかわりクラス替えがおこなわれたとき、前担任から 「こいつがその問題の!」 というふうに、後の担任のもとに引っ張られ紹介された。 私はその話をきいたとき、悔しくて悔しくて仕方がなかった

        おいしくてつよくなるビスコーン

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        • スコーンにまつわる話
          6本

        記事

          固定観念を変えたキャロットケーキスコーン

          めちゃくちゃおいしいスコーンができました。 これはキャロットスコーンではなく、キャロットケーキのスコーン化。 「スコーン化」の使い方は「擬人化」と同じです。 「わたし好み」という固定観念前回の記事でも話したように、スコーンは本当に千差万別。 日本では「外サクッ、中しっとり」のようなスコーンが好まれる傾向にあり、それをセールスポイントとして出しているところも多い。 そして味のバリエーションが豊富。 しかしアフタヌーンティーでよく見る定番の英国的なスコーンは、ほとんどがプレ

          固定観念を変えたキャロットケーキスコーン

          新しい朝を迎えるためのスコーン

          2020年春、朝食スコーン生活にはまった。 今年がはじまって4ヶ月がすぎたけれど、たった4ヶ月のうちにここまで色々と変わった年は、二十数年間生きてきて確実にはじめて。私のこと、私の周りのこと、そして世界のこと。すべてが目まぐるしく変わっていっている。 ところで、私のライフハックのひとつに「朝食に好きなものを用意する」というのがある。用意するのはただの好きなものではなく、「明日の朝ごはんが楽しみだと思えるもの」 たとえば、食パン専門店の食パンで作るハムエッグトースト。トー

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