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ずっとやりたかったことを、やってみました。

こんにちは。朝充メンバーのちほです。
さっそくですが、朝充では月に一回読書会を開催しています。早朝にも関わらず多くの方が参加して、一緒に同じ本を読んで感想をシェアしたり、収録されているワークを一緒にやってみたりしています。
今日はそんな読書会で取り上げた本の中の一冊「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という書籍に収録されていたワーク、「アーティスト・デート」に取り組んだ感想を書きたいと思います。


ずっとやりたかったことを、やりなさい。

小さな頃のわくわくした気持ちが蘇る…?

”The Artist’s Way”という原題のこの書籍では、誰でもがみんなアーティストであるという前提のもとに、それぞれのクリエイティビティを取り戻すための様々なワークが紹介されています。

最初「誰もがみんなアーティスト」と言われてもちょっとピンとこなかったのですが、「小さな頃は誰もがアーティスト。大人になるにつれて影を潜めてしまったクリエイティビティを活性化して楽しく生きよう」と捉えて読んでみると、子どものころの遠足の前日みたいなわくわくでいっぱいになりました。

クリエイティビティを取り戻す二つのツール

この本で「基本ツール」として紹介されている二つのワークが、「モーニングページ」と「アーティストデート」です。
「モーニングページ」に関しては、朝充メンバーののりのこが素敵な記事を書いてくれています。

もう一つのワーク「アーティスト・デート」は、「自分の中のアーティストとデートをする」というコンセプトで ”週に2時間一人で自分の大好きなことをする” ワークです。

ワーキングマザーの私には、この ”週に2時間一人で” が最初、非常に高いハードルに感じられました。家事と育児と仕事でいっぱいいっぱいなのに、どうしたらそんな時間を作れるんだろう?と反射的に思ったのです。

だけど振り返ってみると、誰かのための時間や、しなくちゃいけないと思っていることばかりやっているうちに、「自分が楽しむためだけに時間を使う」ことをすっかり忘れてしまっている自分に気づきました。

自分が大好きなことって、なんだっけ?

好きなことのイメージ。中には何十年も忘れていたことも。

そこで、自分が一人で思いっきり楽しめるような、大好きなことってなんだろう?と考えてみました。
大人になってから、特に子どもができてからはそういったことを考えることすら忘れてしまっていたので、小さい頃、中学生の頃、高校生の頃、大学生の頃…と、ひとりで好きなだけ時間を使えていた頃に大好きだったことを思い出して、書き出してみました。
そこで出てきたのは、本当に何十年も忘れていた、こんなリストでした。

・夢中で本を読むこと
・お花畑で遊ぶこと
・フルーツをいっぱいいっぱい食べること
・フェルトでマスコットを作ること
・洋服を作ること

社会人になってからは仕事や勉強に必死で、家事さえあまり得意でなく、ましてや手芸なんか…という何十年かを過ごしてきたことから考えると、本当に意外なリストでした。あまりの意外さに、「昔はそういうのが好きだったのね…」と思い出として片付けてしまいそうになりましたが、せっかくのワークなので、ひとつひとつやってみることにしました。

むかし大好きだったことを、ひとつひとつやってみた

実際にやったこと。やってみての喜びは想像以上!

まず手始めに、取り組みやすいところから、と、夢中で本を読むことから始めました。最近は知識をインプットすることに重点を置いた読書が多かったのですが、学生の頃大好きだった村上春樹さんの小説を読みたい、という気持ちのままに、物語の世界に没頭しました。そうすると、いつも焦燥感に駆られて乾き切っていた心に、豊かな水がたっぷり注がれたような気持ちになりました。

また、このワークに取り組んだ時期が春から初夏にかけてだったので、公園に行けばお花畑を心ゆくまで楽しむこともできましたし、森林浴でリフレッシュすることもできました。フルーツでいっぱいのパンケーキを一人で食べたときは、幸せを独り占めしたような気持ちになりました。

なによりも満たされたのは、娘の洋服を作ったことです。どんどん変わる流行の中で洋服も手頃に手に入るようになった中、手間も時間もかかる洋裁に割くエネルギーはない、と、自分で服を作ることを忘れてしまってから長い長い時間が経っていましたが、今回久しぶりに一枚の布から洋服を作るという作業に取り組んでみると、無心に手を動かす作業に癒され、ものを創る喜びを思い出すことができました。

いつもTシャツとショートパンツの娘が出来上がったワンピースを着てくれるかどうか心配だったのですが、とても喜んでさっそく翌日学校へ着ていったことも嬉しさに拍車をかけました。そして、自分も小さな頃に母親が服を作ってくれたとき、「おかあさんが私のために作ってくれた」ということが嬉しくて嬉しくてたまらなかったことも思い出しました。

マスコットだけは、ひとりで作らず、娘と一緒に作りました。だけど娘とのこんな時間も、仕事と勉強に追われていた以前の私からは、とても考えられないことでした。できたマスコットに大喜びする娘を見て、私自身が喜びでいっぱいになりました。

行動に移せたのは、みんなで取り組んだから

それぞれが持ち寄ったわくわくは、まるできれいなお花みたいでした

冒頭でお話した朝充の読書会では、ここで紹介した「アーティスト・デート」を紹介して、参加した皆さんにそれぞれがやってみたいことを考えてもらい、シェアしていただきました。zoomのチャット欄にみんなのわくわくが溢れ、それを眺めているだけでも素晴らしい一日のスタートになりました。

私もその読書会で「自分がやってみたいこと」のリストをご紹介したのですが、もし、一人でリストを作るだけだったら、行動に移せなかったかもしれません。

でも、言い出しっぺである限りは実際に行動したい、そして行動したことを参加してくれたみんなにシェアしたい。そう思えたからこそ、洋服を作るなんてハードルの高いことにも取り組めたのだなぁと思います。また、実際に取り組めたからこそ、創造の楽しさも思い出すことができました。

さらに、もう一つのワーク「モーニングページ」に関しても、2週間一緒に取り組む実践会のメンバーを募集したところ20人以上の方が集まってくれて、毎朝一緒にモーニングページを書いたり、感想や気づきをシェアしあったりしています。ここでも一人でやっている中ではない気づきがたくさんあって、みんなで一緒に取り組むことの素晴らしさを実感しています。

そんな朝充ではいつでも新しい仲間を歓迎しています。
気になった方は是非お気軽に下記から参加リクエストをしてみてくださいね。


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