Webデザイナーのお仕事って楽しい?大変?
こんにちは、あさじかんです。
この前SNSでWebデザイナーにチャレンジしている方のお話を聞いて、今日はWebデザイナーのお話をしようと思います。
あさはWEB専門ではないですが約15年くらいプロモーションプランナーをやっておりまして。
その関係でグラフィックデザイナーさんやWEBデザイナーさんとご一緒にお仕事することが多かったので、その中でも今日は「WEBデザイナーってどんな仕事?」「楽しいの?大変なの?」を実体験でお話したいと思います。
注:あくまでも個人の所感なのでそこはご留意ください💦
WEBデザイナーの将来性
仕事の内容とたいへんさ
結論
WEBデザイナーの将来性
WEBデザイナーは需要が高く今後も成長性は高い(と思う)
日本は今まで比較的アナログメディアに依存する傾向があって特に大手企業や老舗企業は抜本的(ここではトレードオフという意味)にデジタル移行しない傾向があったのですが、政府のDX戦略(デジタルトランスフォーメーション)の方針を受けてかつてないほどデジタル移行への方針転換を模索しており、そのためデジタル人材や資産を重視してきています。
このようなトレンドの中にメディアやプロモーションのデジタル化の波も当然含まれるので、WEB制作のデザイン分野の需要は上がっていくと思われます。またメディアだけでなく例えば今まで店舗にしか商品を置かなかったメーカーが直販ECに乗り出すなどチャネル変革する際にもWEBデザインが必須です。
もちろん需要増に伴い、人材が流入するため競争環境は厳しくなる、また良質のCMS(簡易にサイトが構築できるシステム)等が開発されることでオープンな環境になっていく傾向もありますが、それでも需要は拡がると思います。
WEBデザイナーのお仕事と大変さ
将来性がある一方でWebデザイナーのお仕事はたいへんです。
これにはいくつかの理由ががあります。
1.需要が高いので仕事が集中する
先程の項で将来性が高いとお話しましたが急激に需要が集中すると供給バランスが崩れて仕事が一気に集中します。
Webデザインはもともと人気業種で学校もたくさんあるのでその意味では人材の確保が困難な職種ではありませんが、それでも仕事が集中する傾向はあると思われます。
2.クライアントの納期と要求は絶対
これがお仕事を大変にする一番の課題かもしれません。
Webデザイナーに限らずですがデザイナーは基本的に受託仕事が多いというかほぼ受託案件なので、クライアント(発注元)の意向に沿いながら仕事を進めていかなければなりません。
クライアントはできるだけ短い時間で、良質なコンテンツを安い価格で作りたいと考えるので、そのしわ寄せは実際デザインをするデザイナーにくることになります。
そもそも労働集約型兼受託産業なのでオートメーション化し難い上に「無茶な納期」「無理難題な要求」が振りかぶってくるのでWebデザイナーは大変です。
クライアントの要求とデザイナーの稼働キャパを調整するのがディレクターなど調整役がいるのですが、日本は基本的に「お客様は絶対」志向が強いので結局デザイナーなどが対応することが多いです。
私も経験がありますが得意先の無理難題に徹夜で対応したり、いつ席を立ったか忘れるくらい忙しいことも。
最近は労働環境も改善してきていますが受託型のモデルである以上根本解決しづらい問題です。
3.技術革新が速い業界なので勉強し続けないと振り落とされる
これはWeb業界の傾向でプログラミングもそうなんですが、例えば昔のプログラミングといえばフルスクラッチでコードをひたすら書く作業だったのが今はフレームワークやCDNを使うモデルになっていたり、静的コンテンツがから動的コンテンツに代わったり、アップデートする際少し前はできていた機能ができなくなったりとか(その説明は英文のドキュメントを読まないとわからない)しょっちゅう変化しています。
デザイナーが直接関わるところではない部分もありますが、最近ではAIを起用したデザイン業務も注目されていたりやはり技術の変化に対応したコンテンツにしていく必要があるので、それについていくのは大変です。
結論
「楽しい」という視点ではどうなのか
WEBデザイナーは将来性はあるが体力勝負のキツさと勤勉さが要求されるというお話をしましたが、結論として「楽しいか」という視点でお話をしたいと思います。職業においてモチベーションは大事なので。
ここは個人の感覚によるところだと思いますが、あさは業界的には面白い分野だと思います。
将来性があることで市場や人材が未来志向であることであることも1因ですが、やはりきれいなものはヒトのこころを楽しくウキウキさせるものですし、クリエイティブなことは達成感があります。
プロセスの途中ではいろいろストレスがたまることが多いですが、終わって納品した後の一杯のビールのおいしいこと!!
この一杯のために頑張っている!!🍺
そういえる瞬間は代えがたいものがあります。
大変ですが、やりがいのある業界であると言えるのではないでしょうか。
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