第12回『新大久保の歩き方』

蚊に刺されやすい人の蚊との戦いは、5月から始まっている。
どうも、あさい妹です。

5月から4箇所も蚊に刺されてしまいました。
本気を出す前の夏みたいな日が続いてますね。(人はそれを初夏と呼ぶ)
お元気ですか。

ここでは血は繋がっていないけれど、どこかで繋がっているであろう同姓の二人がアサイ兄、あさい妹と呼び合い交換ノートを書いていきます。


今回は、私の新大久保の歩き方を紹介したいと思います。
海外の文化や食べ物を生活に取り入れるのが好きだった両親の影響から、私も自然と海外へアンテナを張るようになり、特にインド、ネパール、メキシコ、トルコ、フランス、中国、韓国の料理は家庭料理にもよく取り入れています。中でも韓国は流行のサイクルがとても早く、週末になると新しい味を探しに夫と新大久保へ足を運んでいます。新大久保といえば韓国のイメージが強いですが、私はイスラム横丁でスパイスを見てから韓国のお店が並ぶ大通りを歩くのが好きです。

イスラム横丁は、駅前にあるマツキヨ横の道を真っ直ぐ歩いていくとあります。

進んでいくと、早速あちこちからスパイスの香りが…。

ドリアンなど珍しい食材を置いている『新宿八百屋』。

イスラム横丁でお土産としてオススメなのは、レトルトの箱入りインドカレー。簡単に本格的なインドカレーをお家で楽しめます。食べ歩きなら、ナツメヤシ。自分へのお土産なら、カレーの味がより奥深くなるスパイス、カスリメティ。そして見つけたらラッキーなスパイス、ヒング。※取り扱い注意!ほんの少し手についただけでもとても臭く、容器ごと瓶に入れて密封しないと家族が大騒ぎになります。笑 ”悪魔の糞”とも呼ばれていますが、じゃがいもと一緒に焼くと感動するほど美味しくなるスパイスです。レシピ→https://todoetan.com/cooking/potatosabzi/


イスラム横丁を楽しんだ後は、駅に戻り大きな通りを歩いていきます。


ソウル市場で韓国の食材を買ったり、コスメ専門店で美容パックを買ったり。歩いているだけで旅行気分が味わえます。

小腹が空いた時には、ホットク、トッポギ、チーズハットグ、ソトックをよく食べます。あまり耳にしないソットクは、ソーセージとトッポギを串揚げにしたもの。甘辛なヤンニョムソースが絡んでご飯前の空腹を一旦落ち着かせると同時に、さらに食欲が増す危険なおやつでもあります。

私が新大久保へ来たら、必ず食べるのが『ポポホットク』のホットク。

にこっと微笑むイラストが可愛い。
熱々の生地の中にはシナモンとハチミツが入っています。

ごはんのお店は、こちらの4選に絞りました。

①藁焼きサムギョプサルが食べられるお店『わら火
②柔らかいお肉のサムギョプサルを食べるなら『ナンマンゴギ
③ヘルシーな合鴨焼肉のお店『サムスンネ
④色んな韓国料理を楽しむなら『テ〜ハンミング


①藁焼きサムギョプサルが食べられるお店『わら火
混んでいるときは30分から1時間半ほど並びますが、それでも食べたくなる藁焼きのサムギョプサル屋さんです。お肉はお店の方が裏で藁焼きにして持ってきてくれるので、お洋服が臭くなることはなく美味しいお肉と香りが楽しめます。お野菜もサンチュだけではなく、エゴマなどクセになる野菜が山盛りになってテーブルに運ばれます。マッコリ飲み放題は自分で注ぎに行くスタイルで、ズラリと並んだ種類豊富なマッコリから選ぶのが楽しいです。お肉以外にもトマトのキムチ、カンジャンセウ(海老醤油漬け)が美味しくて、お家でも真似して作りました。


②柔らかいサムギョプサルを食べるなら『ナンマンゴギ
サムギョプサルって後半になるにつれて、熱でお肉が固くなってしまうイメージがありますが、こちらのお店はお肉がしっかり焼かれていても、最後まで柔らかく、美味しく食べられました。ちなみに柔らかさの秘密は、ウォーターエイジングという製法にあるんだとか…!

綾波レイのように浮かぶお肉たち

店内も綺麗で、隣の席とも離れているところが良かったです。


③ヘルシーな合鴨焼肉のお店『サムスンネ
珍しい合鴨焼肉のお店。お肉はサムギョプサルと同様にお店の方が焼いてくれます。こちらのお肉は大根漬けと巻いて食べるのですが、この大根漬けとお肉の相性が良すぎて、思い出しただけで今も食べたくなってきました…。さっぱりしていて罪悪感が少ないのも嬉しいです。店内の雰囲気は、韓国の地元感があります。


④色んな韓国料理を楽しむなら『テ〜ハンミング
まだ日本でヤンニョムチキンが流行る前、ここで初めて食べたヤンニョムチキンの衝撃は未だに忘れられません。しばらく行けてないのですが、アットホームな雰囲気で、お料理もボリュームがあって、なにを頼んでも美味しかった記憶があります。調べたら最近気になっている『ミナリサムギョプサル』(せりと豚肉の焼肉)がこちらで食べられるそうで、近いうちに食べに行きたいです。


さて、ここまで新大久保を一緒に散歩してきましたが、いかがでしたでしょうか。
きっと来月、いや、もしかしたら来週にもまた新しい流行がやってきて、街に流れる音楽や、食べ物、看板までも変わっていくのが新大久保の魅力でもあります。また新しい発見がありましたら、ここでまとめるので、その時はまた一緒に散歩してください。


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お兄ちゃんへ

丸共のお醤油セットを送っていただき、
ありがとうございました。
あれからすっかりハマってしまい、
丸教です。

あさい妹より
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