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【第❻試合】桂花麻婆麺vsちりめん亭普通の醤油ラーメン


9/1(金)18:00


9月に入った。あれま。


この『あさい兄妹の散歩のつづき』を読んでくれる方が増えてきてるようでありがたい。と共に突発的に始めてしまったこの「麺の甲子園」を日々追われながら書いている。



手前で勝手に始めたことだが、文章とは面白いモノで吐き出してしまうとそれはそれで一人歩きしいろいろな人のもとに届く。

音楽もそうであるが、あとは煮るなり焼くなり育てるなり捨てるなり好きにして欲しい。


この麺の甲子園に出てくる麺たちは一度は愛した女(一度ばかりでなくかなり通っている店ばかりだし、女ではない。店だ)なので、どうぞ皆様のもとに届きお見知り置きを、そして是非とも一度味わって頂きたい麺達です。


日本人は本当に麺(麺の範疇はいろいろだが長くてなんだか美味いモノ)が好きだ。十人十色いろいろな好き嫌いがあるだろうし、付き合い方があるだろう。ここにあげた麺達はその一部だが、少しでも皆様の一助となればと思います。


そんな堅苦しいことはさておき、本日も麺の甲子園スタートです!

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『激闘!麺の甲子園2023夏!』

企画・制作 アサイ兄

進行・実況 アサイ兄

解説 アサイ兄

アルプススタンド中継 アサイ兄
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   第一回戦トーナメント表

激闘に次ぐ激闘!この夏を制する麺は⁉︎




▼進行・実況 アサイ兄

「全国1200万人の麺の甲子園ファンの皆様おはこんばんは。進行・実況のアサイ兄です。どうぞよろしくお願い致します。

本日もアサイの頭ん中球場は能天気な快晴の空のもと始まりました麺の甲子園1回戦の第6試合。桂花の麻婆麺vsちりめん亭の醤油ラーメン。


そして本日も解説をお願い致しますアサイ兄さんです。」



▼解説 アサイ兄

「はい。解説のアサイです。ファ〜。」


▼進行・実況 アサイ兄

「あら、あくびなんかなさって、寝不足ですか?」



▼解説 アサイ兄

「いいえ、その逆、寝過ぎ。」



▼進行・実況 アサイ兄

「知らんがな。」

「ってことで始まりました第❻試合。桂花の麻婆麺vsちりめん亭の普通の醤油ラーメン。」



「今回は珍しくチェーン店ではなく個人店、しかも本格的な名古屋市中川区の桂花さんですね。これはどう言った経緯で選抜されたのでしょうか。」

▼解説 アサイ兄

「ファ〜。桂花?選抜?、、、、美味いからですね。以上。」



▼進行・実況 アサイ兄

「はい、美味しいからというのはわかりますが。それは美味しくなかったらここに選ばれてませんもんね。もう少し具体的にお願いできますか。」


▼解説 アサイ兄

「はい。知り合いの麺食いにね紹介されたんです。山椒辛いけど痺れるけど美味いから食いに行ってみと。」


「翌日行ってみたら、想像以上にちゃんとした店で、店内も店員さんも、お客さんもピリ!っとしてる。人気の店っていうのが頷けました。」

見よ!この麻婆の泉を!全く湯気がたっていない!
だがこの中は煮えたぎるようなカラシビ激旨の世界だ!



「メニューも坦々麺を中心にいろいろありましたが、中でも今回の麻婆麺を食べてみなさいという事でしたので食べたら、それはもう。」

坦々麺がオススメのお店です。




「山椒の刺激が凄まじい。そして熱い。そしてから美味い。もう全てが渾然一体となって押し寄せてくる。自家製のおしんこと、白米がなんとか助けてくれますがとにかくシビ辛い。途中、水を飲みながらだとさらに痺れと辛さが増してもう大変。でもしっかりと美味い。」


「陳さんところの四川麻婆豆腐をさらにエッジ効かせた感じですかね。とにかく刺激的で汗も涙も鼻汁もダダ漏れ。もう大変でした。」



▼進行・実況 アサイ兄

「なんだか話を聞いているだけで相当辛そう、、痺れそう、、、、ちょっと怖くなって来ましたね。」


▼解説 アサイ兄

「すみません驚かせて。痺れと辛さだけではなく、ちゃんと美味さがあっての事ですから安心してください。報われますし、救われます。美味しいです。」


▼進行・実況 アサイ兄

「対するちりめん亭の醤油ラーメンですが。これはまたどういう経緯で?」

のりでジャケが見えんではないか⁉︎

▼解説 アサイ兄

「ちりめん亭って全国にポツンポツンとあるんですよ。本当に数店舗なんですけど。中華そばが美味いんです。」

「もともとはモスのラーメン屋形態らしいですが、今は違う会社の傘下に入ったみたいです。知らんけど。」


▼進行・実況 アサイ兄

「知らんけどっていうわりに詳しいですね。重ねて伺いますが今回の選抜の中にチェーン店のちりめん亭の普通のラーメンがなぜ?」


▼解説 アサイ兄

「ラーメン自体はね東京風の昔ながらの中華そば。出汁は昆布としいたけ・鶏・豚ガラ、野菜煮出し系でシンプル。麺はかんすい多めの細ちぢれ麺。ごくごく普通なんです。でもいつ食べても美味しいんです。安心する味。」


▼進行・実況 アサイ兄

「いつ食べても美味しい、安心する味というのが良いですね。」

「しかし個性的に今回の選抜麺バーにちょっと敵わないのでは、、、」



▼解説 アサイ兄

「うるせい!試合始めよーぜ!」




▼進行・実況 アサイ兄

「はいはい、また急に荒ぶれ出しました。では始めましょうか。」

「では一回戦第❻試合。桂花の麻婆麺vsちりめん亭の醤油ラーメンの対決です!」



ウーーーーーーーーー(サイレン)📣



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      ▪️第6試合

⑪中川区 桂花 麻婆麺
vs
⑫ちりめん亭 普通の醤油ラーメン

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▼進行・実況 アサイ兄

「さぁ、始まりました。第❻試合。先攻は桂花の麻婆麺となりますが、解説のアサイ兄さん、やはりこのような痺れ系は流行りなんでしょうか?」



▼解説 アサイ兄

「まぁそーですね、流行りと言ったら流行りなのかもしれませんが、中国4000年の歴史と言いますからね。なめちゃあきまへんで。」

「四川料理はもともと秦の始皇帝の時代に生まれ、酸(酸味)・辣(辛味)・麻(しびれ)・苦(苦味)・甜(甘味)・香(香り)・鹹(塩味)の7つの味のうち、特に痺れるような辛さを意味する「麻辣」を味の特徴とする中華料理です。」

「唐辛子、花椒、胡椒など中国の他の地方の料理に比べて香辛料を多用するが、辛い料理が多い理由として、四川の成都は盆地で湿気が多く、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果によって発汗を促すことで健康を保つためだという説がある。スパイスを多く使うインド料理やタイ料理同様、高温多湿の地域ならではの食の工夫がみられます。」


▼進行・実況 アサイ兄

「ほう、なんだかやたら詳しいですね先生!」

▼解説 アサイ兄

「はい。Googleせんせーを丸丸コピペしてますからね。」


▼進行・実況 アサイ兄

「得意技ですね!」


▼解説 アサイ兄

「そう!コピペしながら勉強すりゃいいんです。」

「しかしこの桂花さん、マスターが中華鍋で一品一品丁寧な仕事で作られるのですが、麻婆麺がホントにグツグツ熱々でめっちゃあつい!熱いの平気な人でも火傷するぐらいです。そしてたたみかけるように辛さと痺れ美味さが襲ってきます。しかしながらどこか上品でもあり。一食の価値ありですぞ!」

▼進行・実況 アサイ兄

「なるほどですね。お腹が空いて来ました。」

▼解説 アサイ兄

「でしょーとろとろあんかけ好きにはたまりませんよ!」


▼進行・実況 アサイ兄

「さて、では後攻のちりめん亭の普通のラーメンですが、、、インパクトで麻婆麺には叶わないような、、、、」


▼解説 アサイ兄

「待たれよ!私が特にお勧めするのは、ちりめん亭の三重県志摩市鵜方店です!」

▼進行・実況 アサイ兄

「はい、、、、。あのぎゅーとらの敷地内にあるあの店がなぜ?」


▼解説 アサイ兄

「よくぞ聞いてくれました!ってか、ぎゅーとらの敷地内ってよく知ってるな、、、関係者か?」

「先にも話しましたように、ちりめん亭はモスフードサービスが手がけたラーメン店であります。今は違う会社の傘下ですが。」

「その名残りなのか、この鵜方はモスバーガーとちりめん亭が合体しているのです!」


▼進行・実況 アサイ兄

「合体?」

▼解説 アサイ兄

「はい、合体です。釣りバカにも出てくるでしょ?浜ちゃんとミチコさんが合体の合体です!」


▼進行・実況 アサイ兄

「は、はい、、、」

▼解説 アサイ兄

「店の入り口はちりめん亭とモスバーガーの二つなんですが、中は繋がっていますw中華ゾーンとモスゾーンの座席があるんですが、どちらからでもどちらのメニューも注文できるのです!」

見よ!隣り合ったちりめん亭とモスの店舗。
なんと中が繋がっているのだ!オーマガ!


「店内入りますよね、モス希望の場合はカウンターに並びオーダーします。ま、どちらにせよ席に着席しますね。モス側の席についてもおばあちゃん店員さんが水を出してくれますwモスカウンターでモス頼んでもちりめん亭のメニューも『いらっしゃいませ』って置いていってくれます。」

「つまりラーメンとハンバーガーを同時に食べられます!」


▼進行・実況 アサイ兄

「はい、、、、、、同時にですか。ハンバーガーとラーメンを。」


▼解説 アサイ兄

「そう、同時にです。」


▼進行・実況 アサイ兄

「あまり一緒に食べたくはないですね。」


▼解説 アサイ兄

「それはそう、以前かずしくんと両方注文し食べたのですが食い合わせが悪く食い過ぎて気持ち悪くなりました。」

モスチーズバーガーに醤油ラーメンだ。
ぜんぜん合わなかった涙



▼進行・実況 アサイ兄

「じゃあダメじゃないですかw」


▼解説 アサイ兄

「いや!待たれよ!このシステムの素晴らしいところがあるのだ!」


▼進行・実況 アサイ兄

「素晴らしいところと言いますと?」


▼解説 アサイ兄

「例えば家族で土日の休日ごはんを食べに行こうとなるだろ。お父さんとお母さんは大人だからラーメンとかチャーハンとか食べたい、しかし小さな子供は中華とかよりハンバーガーとかポテトとかジュースが良いだろ。その時ここのこのシステムが非常に役立つのだ!」

「以前見たのだが、家族4人連れ、お父さん、お母さん、小さな息子、小さな娘が4人でテーブルを囲んでいた。」

「お父さんはチャーハンと味噌ラーメンみたいなもの。お母さんはあっさり醤油ラーメン、子供はモスバーガーのポテトを食べたり、ジュースを飲んだりとすごく楽しそうにランチを食べていた。」

「この自由度と言ったら、もうファミリーレストラン並みの自由度だ。」

「お父さんもお母さんも食べなさいとかめんどくさいこと言わなくてもいいし、子供勝手に食べるし、これほどみんな楽しく美味しく良い事は無い。」


▼進行・実況 アサイ兄

「ファミレス行けばいいのでは、、、、?」

▼解説 アサイ兄

「それじゃ味気ないだろ!子供はハンバーガーとかファーストフードが好きなんだ。」


▼進行・実況 アサイ兄

「あ、また言ってる。正しくは『ファストフード』ですね。ここで改めて訂正いたします。」


▼解説 アサイ兄

「もう一つ特筆すべき点、それは接客する店員さんがほとんどおばあちゃんだと言うことだ。しかもどう見ても70以上80いってるかもしんない。腰の曲がったかなりの老婆が接客をしている。それが素晴らしいのだ!笑顔ですごく優しい接客。」

「接客するのが老婆だからダメだと言ってるわけではない。逆に素晴らしい雇用体制だと言っているわけだ。高齢化と少子化が叫ばれている昨今、シルバー人材の雇用を進んで行い店の雰囲気も素晴らしく良い。これぞ新時代の飲食店のあるべき姿なのかもしれない。」


▼進行・実況 アサイ兄

「なんだか、前回から飲食業界のこと語り出し始めましたね。」

「で、そのちりめん亭の普通のラーメンの方は?もうちょっと味とかインパクトの説明は?」

▼解説 アサイ兄

「特にない。いたって普通の醤油ラーメン。」



▼進行・実況 アサイ兄

「そうですか、、、、」

▼解説 アサイ兄

「もう勝敗に行っていいよ。」


▼進行・実況 アサイ兄

「そうですか。わかりました!」

「では今回の❻試合。桂花の麻婆麺vsちりめん亭の醤油ラーメン!」


「勝ったのはどっち!」


▼解説 アサイ兄

「はい!勝者!桂花の麻婆麺!」



▼進行・実況 アサイ兄

「勝者!桂花の麻婆麺です!」



パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ👏




▼進行・実況 アサイ兄

「いやぁ〜やはり!と言いますか、桂花の麻婆麺、聞いているだけで食べたくなりましたもん!堂々の勝利です!」


▼解説 アサイ兄

「はい。やはりあのからシビアツウマは超のつくほど刺激的そして味は一級品だと思います。是非みなさんにも体験していただきたいです。」



▼進行・実況 アサイ兄

「そうですね。しかし敗れはしましたが、ちりめん亭の普通の醤油ラーメンもなかなか魅力的でした。特に鵜方店のおばあちゃん店員さんの話は心に刺さりましたね。」




▼解説 アサイ兄

「そんな刺さるほどの話か?」



▼進行・実況 アサイ兄

「はい、私には刺さりました。」


▼解説 アサイ兄

「感動しいだな。」



▼進行・実況 アサイ兄

「さて、第6試合、桂花の麻婆麺の勝利ということでいよいよ一回戦も残るところあと2試合となりました。いかがでしょう解説のアサイ兄さん。」


▼解説 アサイ兄

「そうですねぇ、、、、まだ2試合もあるのかぁというのが正直な意見ですが、次の2試合はかなりの強豪と優勝候補が出て来ますからね。興味深い試合になるのは間違いないでしょう。」



▼進行・実況 アサイ兄

「そうですね、期待に胸おどる試合となりそうですね。ここまで名古屋勢の強さが目立つ今大会ですが、勝ち抜くのはどこの麺でしょう!期待に胸を膨らませながら一旦皆様とはお別れです。尚、アサイはこの後ホームセンターへ買い物の後、夕食の準備がありますので本日はこの辺で失礼いたします。本日も熱い解説をアサイ兄さんでした。どうもありがとうございました。」


▼解説 アサイ兄

「はい、ありがとうございました。」




ウーーーーーーーーー(サイレン)📣





みんな!おばあちゃんが接客してくれる三重は鵜方のモス&ちりめん亭へ是非行ってみてくれ!



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