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贈与税の抜け道(※コレ知らずにいてはマジ危険!)

私の先行投資〈贈与税をかからなくする方法〉

今回はVoicyさんのハッシュタグテーマ『私の先行投資』についてお話したいと思います。

私としては珍しく、リアルな投資の話をしてみたいと思います。

お子さんがいる方は必聴です。

その前に、先行投資というと、私は技術職なので、ずっと先行投資をしてきました。

まずは技術を、お金を使って得る。

そして、お客様に施術をして回収する。

さらに新たな技術を学んだら、お客様の施術をして、また先行投資をして技術を習得する。

その技術でお客様に満足していただいて、お金が貯まってきたら新しい技術を習得しに行く。

ずっとこれの繰り返しですね。

日本一予約の取れない整体師と呼ばれているくらいだから、もう学んでいないのではないかと思われているかもしれませんが、そんなことはありません。

実は毎年、300〜600万円使っています。

毎年ですよ。

2023年は年始早々に300万円を技術習得に先行投資しました。

いくつかの講座に通うのですが、その合計が300万円くらいだったんです。

一般企業にお勤めの方の場合は、会社が研修を用意してくださるのでしょうが、私は自分で授業をやっていますので、研修を無料で奉仕してもらえません。

だから会社員はいいなと思います。

私も過去にいろいろなセラピストを雇ってきましたが、私が教えるのが彼女たちにとっての研修です。

だから、無料で学べていいなと思います。

でも、目に見えないことは感謝されづらいですよね。

最初はそれを目的に、魅力的に思ってやっていても、すぐにありがたい環境に慣れてしまいます。

だから、職人系の教育は難しいなと、長年感じています。

私は全ての技術にお金を出して、時間をかけて学んできたので、技術を得られることに対して感謝と重きを置いています。

皆様は自分の技能への先行投資を何かされていますか?

よかったら教えてください。

さて、今日はお金の話ということで、整体師とは関係ない話になります。

というのも、最近新たに、息子のための先行投資をしようと試みていることがあるんです。

今まで知らなかったことなので、とても勉強になりました。

これを知らずにいたら危なかったなと思うので、それを皆さんにお伝えしたいと思います。

Voicyリスナーさんの中には、お子さんがいらっしゃる方が多いかと思います。

もちろん、これからお子さんを持たれる方もいらっしゃると思いますし、ご家族とか親戚とかお友達とか、周りにお子さんがいらっしゃる方も多いと思います。

もちろん、お子さんだけではありません。

我々にも関係する話なので、皆様にも聞いてもらえたらと思います。

贈与税を知っていますか?

1年で、110万円までは非課税で贈与できるということです。

だから、親が生きているうちに、生前贈与として毎年110万円以内を振り込んでいるご家庭も多いかと思います。

自分が親で、子供のためにされている方もいらっしゃると思いますし、既に大人だけど、親がそうしてくれているという方もいらっしゃるでしょう。

うちの両親はそういうことを全くしてくれなかったので、1円も貰うものがありません。

そんなわけで、1年を通して110万円に収まるように1ヶ月8万円くらいを積み立てていくのですが、それだけでは駄目なんです。

ただ積み重ねていくだけだと、子供にあげるときに、総額の増与税がかかってしまいます。

それでは意味がないですよね。

何のために長年にわたって積み立ててきたのかと思ってしまいますよね。

では、贈与税がかからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

3つの大事なポイントがあります。

まず1つ目。

あげる側が「あげますよ」の意思表示をする。

2つ目。

もらう側が「もらいます」の意思表示をする。

それらを、贈与契約書として書面で毎年交わし合っておかなければなりません。

そして、あげる側ともらう側の印鑑は別にします。

同じ名字であっても子供の印鑑を用意して、印鑑の管理をします。

それも、親のものとは別に保管しないといけないんだそうです。

生前贈与は親子とは限りませんが、今回は親子で解説させてください。

あげる側を親、もらう側を子供でとしますが、皆さんのパターンにそれぞれ当てはめて話を捉えてくださいね。

親子の場合、同じ家に住んでいたり、子供がまだ幼かったりすると、子供のものを親が管理しますよね。

大事なもの入れを作って、自分のところに子供のものも入れますよね。

でも、それでは駄目なんだそうです。

銀行口座を子供の名義で作った場合、銀行通帳と印鑑を、親のものとは別々で保管しないといけないのです。

例えば、親が亡くなったとします。

そうすると、全家庭ではありませんが、怪しいと思う家庭には財務省が家宅捜査に入ります。

これが本当に問題のない贈与なのか、所得隠しやその他の税金逃れをしていないかなどをチェックします。

チェックにきたときに、親が子供のものを管理していると、子供の名義を使った親の所得隠しとみなされてしまい、税金で持っていかれてしまいます。

だけど、しっかり子供のものとして保管して、贈与契約書も子供の意思で契約をしている。

口座の通帳も印鑑も子供のものであれば、本人のものだとみなされるんだそうです。

3歳とか、4歳であっても、形式上こうしておけば大丈夫なんだそうですよ。

変な話ですね。

続いて、もう1つ重要な話があります。

今から話すことをやっておかないと、今までの苦労が全部水の泡になる可能性があります。

そして、贈与税をかけなくするための方法、3つ目。

これは、もらった人がそのお金を実際に使っている事実を証明しておかなければならないということ。

ただお金が振り込まれているだけだと、いくら贈与契約書を交わしていても駄目なんだそうです。

このことを知っていましたか?

でも、ATMを使った場合だと、誰が引いたかわからないじゃないですか。

親が引き出しているのかもしれないですよね。

だから、子供が子供のために使っている足跡を、わかりやすく残しておくことが最も望ましいんです。

私の先行投資[リアルお金編]

そして、ここから先は私の経験したことをお話します。

もらった本人がそのお金を使っている事実を証明するものとして、子供名義の保険がいいんだそうです。

これは、保険の営業マンの方に聞きました。

営業マンと言ったら聞こえが悪いかもしれませんが、そんなことはありません。

15年以上仲良くしてくれているお兄さんがいるんですよ。

その人と久しぶりに再会したときに、「シングルマザーになったから、働けない身体になったら大変だよね。自分が元気で働けるうちにある程度貯めておかなきゃ。」と話したんです。

あと、インスタで、生前贈与しないやつは馬鹿みたいなショート動画を見たので、増与税をかけない範囲で、自分の可能な限り子供にお金を残しておくことは大事だなと思ったんです。

私が独身時代から入っている生命保険とかは受取人を母にしていました。

なぜかというと、子供ができたときに子供に変えたいと言ったら、成人していないとダメだと言われたんですよ。

だから、まだまだ先だなと。

でも、私に何かあったとき、子供のための貯蓄をしていなかったら、ある程度お金があったとしても税金で持ってかれるなんて悲しくないですか?

私が頑張って働いたお金、そしてコツコツ貯めたお金が税金でなくなる。

全額息子にあげてくれよと思いますよね。

別れた夫がどれだけ担保しているかも分かりません。

養育費だって、本当はもっと支払える経済力があるはずなのに、片手におさまる程度。

そうやってお金をケチって生きているわけなので、私に何かあって万が一死んでしまったときや、身体が動かなくなったときに頼りになりません。

だから、自分でどうにかしておかないといけないと目覚めたんですよね。

備えあれば憂いなしです。

そんなわけで、子供の保険をかけておくのもいいかもしれないと思ったんです。

あと、子供の保険は額が安くていいですよ。

私も40歳半ばですから、保険料が結構かかります。

だけど子供は、かけ捨てだったら月数百円。

今回の話は、しっかり子供にお金が行くような保険のことなので、もっと高いですが、保険自体は金額の幅が広くて選べるんですよ。

月額2千〜3万円とか。

反対に、私が選んだ保険は月額3万円以上じゃないとできないものでした。

というのも、親に何かあったときに莫大なお金が子供に入ったら、ちゃらんぽらんな子供になってしまう可能性があるから、上限があるそうなんです。

保険の種類の細かい話はここまでにしておきます。

とにかく、子供名義で口座を作って、生前贈与として1年110万円以内のお金を送り込んで積み立てていく。

その口座から引き出して使っていれば、これは正真正銘、子供のために使われているお金となります。

もちろん、記帳をすることで内容も残ります。

この3つをしっかりやっておけば、贈与税がかからないとのことです。

この話を知らなかったら、1年で110万円までなら非課税なんだと思って、ただ口座に貯めるだけだったと思います。

保険のライフプランナーさん曰く、こういう話をほとんどの方が知らないんだそうです。

だから、誰かのお役に立てたらと思って、こちらで話そうと思いました。

ちなみに、子供の銀行口座を作れるところと作れないところがあるのですが、楽天さんはスムーズにできそうでした。

申し込みはネットでやって、届いた書類に子供の身分証明書を添付して送り返すと、口座ができるそうです。

もし、保険の引き落とし口座としても使いたい場合は、子供の口座としては開設できても、生命保険の口座として指定できない銀行とかもあるので注意してください。

みずほ銀行とか三菱銀行とか、いわゆる大手の銀行は窓口まで行かなきゃいけないですよね。

私は足を運ぶほどの時間がなかったので、楽天で作って、ちょうど今、住民票を入れて折り返したところです。

ここからどれくらいの期間で開設されるかはわかりませんが、まさに進行している状態です。

というわけで、今日の話は役に立ったでしょうか?

これが私の先行投資ですよね。

子供に投資をしておく。

子供に投資した後で、投資した分を回収するという意味ではないですね。

だから、これは投資とは違うかもしれませんが、子供の保険として契約したもののお金の運用方法が選べるんですよ。

それを、投資信託型にしました。

私は、米国の株式を運用するタイプにして、今だと5.5%の利回りなので、このままいけば息子が30代、40代になった頃には、彼が受け取れる金額が払込額の倍を超えます。

毎月3万円で、1年間で30万円くらいとするじゃないですか。

保険自体が10年払い込みタイプなので、息子が44歳になったときには850万円とかになります。

私の先行投資[子どもの保険]

このまま順調にいけば、かなり先行投資になりますよね。

息子が20歳になった頃に、「お母さんはこうやってあなたの名義で積み立てていたんだよ。だから、これをあなたに差し上げます。この保険を続行するのか、解約して自分のお金にするのかは自分で考えなさい。」と、大学行く前にあげるかもしれないし、それ以前にあげるかもしれないですね。

でも、10年払い込みで、15年以上据え置いたら元本割れはしません。

15年以上置かないと元本割れするんだったら、大したことないと思うかもしれませんが、これは生命保険なので、かけたその瞬間から子供に保険がかかっています。

だから、もしいきなり子供が死んだら1000万円がおりるんですよ。

これはすごいですよね。

例え子供が死ななくても、高度障害になったら、それ以降の保険料の払い込みはなくても一生涯担保してくれるんです。

今後は海外での生活が増える予定ですし、シングルマザーですので、我々母子家庭にとっては非常にありがたい。

ということで、契約をしてみました。

子供名義での保険はこれが初めてです。

あと、そこに入院保険とかも特約で付けました。

入院保険の部分はかけ捨てなので、先行投資の部分にはなりませんが、何かあったときに補償される部分が増えるのはありがたいことかなと思います。

あと、息子と同じ保険に私も入ったんですよ。

だから、これは純粋に自分のための先行投資になりますね。

自分に何かあったとしても息子のお金の心配がないし、ずっと健康だとしても、ここから30年先ぐらいに大きな金額に膨らんでいるはずです。

日本人は、投資や銀行に入っているお金を外に出すのをすごく嫌うじゃないですか。

昔は日本の銀行の利回りが4%とかだったので、入れておくだけで膨らんでいったのですが、今や0.003%くらい。

だから、100万円を入れておいたとしても、数十年で数百円程度。

口座に置いておく意味がありません。

むしろリスクしかない。

よく、元本割れしたくないと言う人がいますが、大手の保険会社さんだったら、その会社が倒産の危機に万が一なったとしても、保険屋さんを補償する保険というのに入っているので大丈夫なんです。

今、日本円の価値がどんどん下がっているじゃないですか。

これは海外に行って肌で感じました。

代わりに外貨は上がっていますからね。

なので、今回は米国のものを資産運用として使っていますが期待大です。

あと、私はこう見えて投資をやっています。

以前の放送で、そんな私の投資話を本気でしました。

▼『実は香港に口座を持ち、海外で資産運用しています』はこちら

興味のある方は、ぜひお聴きください。

▼音声で聴きたい方はこちら

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朝井麗華
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!