「経皮吸収」について

さて今回は朝井式最強の美人講座、
水毒を溜めずに美しくなれるレッスンです。
皆さん、水毒排出、体質改善進んでおりますでしょうか?
今回は経皮吸収の話と、「湯シャン」、ノーシャンプーの話、
これを繋げてお伝えしたいと思います。


シャンプーを使わない湯シャン。
これ結構気になってる人も多いんじゃないんでしょうか?
よく巷で聞くようになりましたよね。
私はもうかれこれ15年続けてるんですけれども、
肌質もこの過程で変わりましたし、
肌だけではなく、体の中身にとっても
非常に良いと実感しております。

そして何より、シャンプーを買わずに済むので
コスト的にもお得ですし、
あと入浴時間の削減にもなるので時間的にもお得というわけで、
もうメリットだらけなんですね。

ノーシャンプーの話をすると、
よく返ってくる答えが、
やってみたけれどもう3日で挫折をしました。
という続けられなかった人が非常に多いです。
そういった、ノーシャンプーをやってみたいものの挫折組、にとっても
今回の話はお役立ていただけると思いますので、
ぜひ最後まで聞いていただければ嬉しいです。

この2022年1月からお話している水毒排出メソッド。
こちらは、私が2015年に出版した本『水毒を溜めない人が美しい』、
こちらをもとにお話をしております。
ぜひアマゾンなどでこの著書をお手に取ってみてください。

Kindleだと1100円ぐらいで
ちょっとお安く購入することができますので、
興味ある方はぜひご覧になってみてください。
私はおっぱい番長としてバストケアの部分で
名が通っているところがあるんですけれども、
でも実はこの『水毒を溜めない人が美しい』
こちらの方が業界の中では非常に人気です。

女性誌とか雑誌編集者系の方々には
バストの方もいいけれども、
私はこっちが好きだなと言って、
長年定評をいただいている本ですので、
美容好きの方や体質改善を目指したい方には
すごくお役立ていただけるかなと思います。


それでは本日の本題。
まずは経皮吸収のお話から。

経皮吸収をして毒を入れない。

頭皮、脇、デリケートゾーンには特に気をつけて。
水毒排出メソッドと呼んでいるからには、
毒を外に出すデトックスの習慣ですよね。
でもデトックス体質になる一方で大事なのが、
毒を入れない習慣です。

そこで気をつけたいのが経皮吸収。
皮膚からの吸収。
皮膚から取り入れてしまう毒のことです。
人間には免疫力とか恒常性という機能があるので、
いらないものを取り入れたら出していく作業っていうのは
自然に備わっているものの、
だからといって必要以上に
毒を入れたくないじゃないですか。

それを出す作業にもパワーを使いますしね。
体にエネルギーを無駄遣いして欲しくないので、
そもそも入れる必要がない毒は避ける、
ということを皆さんに覚えてもらいたいです。

でも経皮吸収、ご存知の方も多いと思いますが、
まずは基本的な知識を覚えてください。

腕の内側の部分、そこを経皮吸収率1とした場合、
頭皮、髪の毛が生えているところですね、そこは3.5倍。
脇の下が3.6倍、顎は13倍、性器にいたっては42倍、
と吸収率が高いと言われています。

つまり、これらの場所はいいものも悪いものも
ものすごく吸収してしまう、ということです。

化粧水やクリームを腕の内側に塗ったときに
吸収する量を1とした場合、
おまた、女性器のところに塗ると、
その42倍も吸収するっていう意味です。
よく女性目線だとあごの13倍を疑問に思う方は多いと思うのですが、
要は男性だと髭が生えるところですね。

背中は1.7倍なので、
要は毛穴が多い場所ほど経皮吸収率が高いというふうに考えて
間違いないのではないでしょうか?
腕の内側って、そんなに毛は生えていないですもんね。
なのでそこを1とした場合の経皮吸収率の数字です。

というわけで、この数字が高い部分ほど使うものを
ちゃんと選んだ方がいいと思います。
シャンプー、制汗剤、生理用の紙ナプキンなどの
成分を調べてみると、ピンキリなので驚きますよ。


例えば脇の下。経皮吸収率が3.6倍の部分。

ここには、制汗剤を使う人が多いですよね。
この制汗剤には汗を止める働きがある
塩化アルミニウムという成分が使われていることが多いんです。
この成分が乳癌やアルツハイマーの原因になるという疑いも
結構言われています。

これはだいぶ前から言われてることなので、
最近の制汗剤にはもしかしたら
入っているものは少なくなっているかもしれませんが、
どのみちしっかり調べてから買った方がいいですね。
この成分が乳癌やアルツハイマーの原因に
なろうがならなかろうが、
体にとって余分な金属というのは、
私が思う、体の中に入れたくない毒です。

しかも脇の下はリンパ節がすぐそこなのでね。
あんまり変なものは使いたくないですね。
保存料、香料、化学物質。
ひとつでもここには私は入れたくない。

でも脇のニオイは気になるじゃん。
どうするんだ。
制汗剤も身だしなみのひとつと
考えていらっしゃる方は使わないわけにはいきませんよね。

でも今は経皮吸収に特化したコスメブランドも多々出ておりますし、
オーガニック系のコスメの制汗剤を使うっていうのが
いいんじゃないでしょうか?

塩化アルミニウムっていうのは毛穴をふさぐので、
汗の抑制になるっていうことなんですね。

でも出ようとするものに蓋をするっていうのも
どうなのかなと。
人体にとっては良くないですよね。
自然のリズムをぶっ壊しているわけですから。
その弊害はまた別のところで起きると私は考えます。
なので体の自然の摂理を無理やりねじ曲げる、
そういった効果のある化学的なものは
なるべく使用を避けてほしいなと。

オーガニックのものなどで植物の力を使ったもの。

ハーブによる殺菌効果があったり
消臭効果があるものもたくさんあるので、
そういったものでカバーしていくというのが
いいんじゃないんでしょうか?

でも、そういったオーガニックのものって
結構値段が高かったりしますよね。
毎日使うものなのにそのお値段はちょっとって思う方は、
やっぱり体質改善が大事なんですよ。

汗が出る分泌腺は2種類あって、
エクリン線という名前の汗腺は全身あります。
そして、脇の下やおまたにあるのは
アポクリン腺が多めなんですね。
このアポクリン腺にニオイが留まりやすい。

汗の量というのは自律神経が司りますし、
そして匂いというのは
ストレスなどでも大きく作用されます。
ワキガとか、そういう汗の臭いが強くない体質の人でも、
ストレスがひどかったり自律神経が乱れまくっていたりすると、
一時的に臭いが濃くなってしまうということも多々あります。

そういった意味ではやはり日常的に理想的なリズム、
そして栄養バランス、体質改善というのが有効ですね。

そんな時間のかかる話をしないでくれと思ってしまいますよね。
臭いの元は雑菌の繁殖という場合もあるので、
こまめに脇の下を拭いて清潔を保ったり、
皮膚を浄化し臭いも抑えてくれる作用があるクレイを
パウダー代わりにはたくというのもおすすめです。

よく昔のだと
「シッカロールを脇の下に塗っておけ」
とか言うじゃないですか。
ベビーパウダーですね。
それを制汗剤の代わりに使っている方も
中にはいらっしゃると思います。
それをクレイにしちゃうという手ですね。

クレイはホワイトカオリンとかグリーンイライトとか
いろんな種類があるんですけれども、
脇の下に塗るのでしたら、カオリン、白いもの。
もしくはモンモリロナイト、
ちょっとだけグレーがかかった色をしていますかね。
クレイは小麦粉みたいにサラサラしているので、
ベビーパウダーと同様に使うことが可能です。

あと、思い切って、自分が臭っているいるかどうか
はっきり意見を言ってくれる人に
聞いてみるのはどうでしょうか。
もし自分がワキガだったら、
それに気づいていなかったら悲惨じゃないですか。
でもワキガの人に、あなたワキガだよって
周りの人が教えてくれないので、
本人は気づいていないケースが多いんですよ。

もしもワキガないし、ワキガに近い状態だったら、
さっさと手術をしてしまった方が
私は得策かなと思います。
ワキガの手術ってそんなに難しくないらしく、
失敗のリスクっていうのも限りなく少ないと思いますし、
さらに保険適用になれば3〜5万円で
できちゃうみたいなんですよ。

しかもニオイの元となる
アポクリン腺をカットするときに
毛穴も一緒に切っちゃうらしいんですね。
というか切れちゃうらしいんですよ。
だからワキガの手術と同時に、
脇の下の脱毛も一緒に叶えられちゃうっていう。

これ美容クリニックとかエステに行って
脱毛にお金かけるじゃないですか。
だったら一石二鳥で手術しちゃった方が
いいかなって思いますね。
そしたら一生、脇の悩みから解放されるんですよ。
毛もなくなるし、制汗剤を買わなければっていう
負のループから解き放たれる。

男性には脇の下の毛がなくなったら
嫌だっていう人がいるかもしれませんが、
最近はメンズでも脇の下の脱毛をしている方も
増えてきてるので、
これからの身だしなみ的には
脇の下の毛って男女ともいらないかなと私は考えます。

こういった考えは、
一人目の旦那さんの癌による闘病生活のときに、
もう一つでも毒を入れない方が
体質改善になるという考えに基づき、
私は25歳で制汗剤を塗るのをやめたので、
かれこれもう18年間脇の下は何もしていないですね。

あと経皮吸収とちょっと話がそれますがオーラルケア、
お口の中に使うものも非常に大事です。
もう体の中にダイレクトですからね。
口の中の粘膜部分っていうのは角質がないので、
バリア機能が働きにくく、そして吸収率も激高です。

歯磨き粉をしっかり使ってますか?
これは毎日、しかも朝晩と複数回使うものなので、
これこそ化学成分が入っていないものを
お使いいただくことを強くおすすめします。

歯磨きペーストも良いものって結構高いですよね。
これこそ家にあるもので結構対応できちゃうので、
例えば塩と蜂蜜を混ぜて
それで歯茎をよくマッサージするように磨くとか、
重曹だったりクレイを歯磨きペーストとして使ったりとか。
結構手持ちのものでなんとかなったりもするので
これはまた改めて別の機会で詳しくご紹介したいなと思います。

明日は経皮吸収率ナンバーワンのおまた、
デリケートゾーンに使うもののお話です。

(2022年4月30日 配信分)

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!