脳力を最大限に引き上げる整体
脳を活性化しまくらせる主手技の修業中
今回は整体師という目線からはかけ離れる内容にはなりますが、とても素晴らしいビジネスホテルに滞在しておりますので、鼻息荒く、その魅力をお伝えしたいと思います。
PRでも案件でもございません。
今私は整体師としてさらに高みを目指すために、立川に滞在して講習を受けています。
講習は朝早くから夜遅くまで。
しかも、何時に終わるかがわからない内容のため、後ろに予定を入れるなとあらかじめ言われているような講習です。
そうなると、いつも住んでいる自分の地域から連日通うことになるので、立川に腰を据えております。
ホテルの話をする前に少しだけ、今学んでいる技術について語りたいと思います。
脳みそ関連で、シナプスやニューロンとよく聞きますよね。
それらがどんどん繋がっていくことで人の能力を高めるとか、機能的に向上させていくとか。
ニューロンやシナプスとなると、それらにばかり注目がいっていました。
というのも、それらの土台である脳の細胞、グリア細胞という部分があるのですが、何のために存在しているのかがわかっていなかったんだそうです。
大して機能もしてないんじゃないかということで、雑魚細胞なんて呼ばれていたんですよ。
細胞数の割合でいうと、ニューロンなどが1〜2割、8割以上がグリア細胞。
体積比較でいうと五分五分。
それにも関わらず雑魚と言われている脳の細胞が、一体何のためにあるのか。
そのことについて近年、解明が進んできて、グリア細胞にこそ可能性がありまくりだとわかってきたんです。
私達は常に新陳代謝をしているじゃないですか。
ご飯を食べて栄養を吸収したら、不要なものは排出する。
細部の1つひとつも同じなんですね。
もちろん、脳も常に細胞が生まれ変わっていて、老廃物などの不要なものが溜まっていきます。
でもそれを、脳脊髄液という、血液が変化した無色透明な液体が、脊髄などの神経部分を常に洗い流してくれているわけです。
しかし、脳脊椎液の質や土台の歪みによって排出できない状態になってくると、ブレインフォグという脳が霧の状態になり、味覚障害が起きたり、倦怠感がひどくなったり、様々な不調が起きるようになります。
なので、身体と同様に、いらないものを常に排出できる状態でいることが望ましいです。
そして、老廃物や毒素など、要らないものを溜め込みやすい部分がこの雑魚細胞と呼ばれるグリア細胞にあったんです。
だから、いくらいい本を読んだり、自己啓発的なセミナーを受けたり、いろいろな人に相談したり、運動したり、サプリメントを飲んだりと、身体にいいことを頑張っても、グリア細胞に老廃物や毒素などを溜め込んでいては、ブレインフォグの状態になってしまうんです。
それは、自覚できるレベルに至らずとも、なぜか停滞しちゃうとか、なんか頑張れないという状態に陥りやすいんですね。
自分では能力を上げようと思って努力している。
一生懸命勉強したり、パフォーマンスを上げるためにたくさん練習したり。
だけど、効果が出づらい。
それも、脳にいかに老廃物を溜め込んでいるか否かによって違いが出てくるというわけです。
今回私が習得しようとしている技術が、脳から根こそぎ排出する、「廃液させる」ことなんです。
だから、ポテンシャルがありまくりじゃないですか?
早速、自分が泊まっているホテルで、1人でやっています。
手応えがすごいです。
むしろ、なんで私は今までこういうことができずに整体師と名乗っていたんだろうかと恥ずかしいぐらいです。
今までの技術でも十分満足していたので、私もかなりの境地に来たんだなと思っていたわけですよ。
実際、脳脊髄液を循環させる、液体の質を良くする技術は以前から習得をしておりました。
脳を包んでいる膜を緩めると、その幕を通過して脳脊髄液が脳をフレッシュに保ってくれる。
それはやっていたんですよ。
だけど、グリン細胞に溜め込んでいる毒素や老廃物を根こそぎ排除する、その排出経路も全く知らずによくやっていたなと。
昨日の講習を受けて、私はまだひよっこだったんだと意気消沈してしまいました。
今回の技術は日本で教えられる先生がいないということで、海外からいらっしゃったんですね。
その先生の知識が凄まじいんです。
シャム双生児という言葉を聞いたことはありますか?
身体の一部が癒着して生まれてくる双子のことです。
シャム双生児の分離手術を行う場合、血管や内臓のどこかしらを共有しているため、どちらかの命が失われるケースが多いのだそうです。
しかし、頭と頭を共有したシャム双生児に、私が習得している技術を施したところ、血管が綺麗にわかれて分離手術に大成功。
そして今も元気に生きているという事例があるんだそうです。
すごいですよね。
手技療法の真骨頂だと思います。
やはり、日本におけるマッサージ、整体、手技療法というのは、西洋医学の二の次というか、東洋医学といえば聞こえはいいかもしれませんが、医者至上主義で、医療の二の次である感じがします。
治療に値する行為は行ってはいけないという法律がありますし、関われる範囲は予防や美容の面。
でもそれらは命に別状があるわけではないので、絶対にやらなきゃいけないことではないし、優先順位も何かのときは低くなりますよね。
私がなぜこの道に入ったかというと、20代のときに結婚した方が、結婚半年後に末期ガンで余命2ヶ月と宣告されて、その時は病院でできる治療法がなかったので、全身に転移していきました。
なので、体質改善や食事療法、保険の効かない治療、サプリメントなどを駆使して3年半生きたことから、「医療以外でもできることがあるんじゃないんだろうか?そもそも、そういった病気にならない体質を事前に作っておくことや、未病の段階で防いでいくことが大事なんだ。」と痛感しました。
そして、「旦那のような人を作らない。ガンで亡くなる人を減らしたい。」そう誓ってこの道を志したんですね。
だから、ガンで亡くなる人を減らす、ガンに至らせないということを私はやりたいのですが、ガンとなると治療の域になりますし、病名としても診断がついてくるので、医療従事者ではない私はしっかり関わることはできません。
それ以前の健康的な身体の作り方とか、予防の段階止まりなんですよね。
ガンの方の疼痛治療にも具体的には関われません。
そのことが非常に難しかったのですが、シャム双生児の分離手術にこの技術が大きく貢献したという話を聞いて、これぞ手技療法ならではの分野なんだなと思いました。
頭部同士が繋がっていて、血管や皮膚などを共有してしまっている赤ちゃんに、薬を飲ませたわけでも、レーザーや放射線で外側から当てたわけでもない。
むしろ西洋医療では関われない分野じゃないですか。
それを、本人たちの潜在能力を最大限に引き出して、自らの生命力でお互いが生きられるように血管を分離させる。
触れることで、手技で叶えられるなんて、これ以上の方法は他にないと思います。
どこまでも高みを目指したい!
今回海外からいらっしゃっているその先生は、脳性小児麻痺の子供たちの専門の治療をされていますし、今回参加されている方の中にも、医療従事者さんとか、様々な資格を持っていらっしゃる方が多いんです。
とても感動的だったのが、糖尿病の末期の方々のところで働いている人です。
でも、末期なので様々な合併症が起きて、原因不明の疼痛が凄まじい。
医者はどんどん痛み止めを増やしていくけれど、全くそれが効かない。
それなのに自分はどうすることもできない。
そのようなことを、声を詰まらせながら自己紹介のときに話されていた方がいらっしゃいました。
そういったところにも非常に貢献する技術なんですよ。
西洋医学ではどうすることもできない境地。
そこに手技療法が大いに貢献する。
そういう世の中にしていきたいなと改めて感じました。
手技療法は医療よりも下という見られ方がある。
そして、そこには関与できないという難しい立場に我々はいる。
でも、これらを必要としている人はたくさんいると思うんですよ。
中には、子供の発達障害専門でサロンをされている方や、子供のてんかんに特化した治療をされている方もいらっしゃいます。
てんかんでいうと、私はクライアントのワンちゃんで、てんかんの発作がひどかった子の施術を頼まれたことがあるのですが、4回の施術で、毎日のように出ていた発作が全く出なくなったんですよ。
なので、確かにてんかんには功を奏すなと思っていました。
そのうえ、モルヒネやレベルの高い痛み止めすら効かない疼痛にも関与したり、脳性小児ガンの子供の機能向上に関われたり、シャム双生児の分離手術に貢献できるということは、ガンの苦しみや抗がん剤の副作用の緩和などにも、この手技療法が非常に貢献するんじゃないかと感じています。
私もそういう関わり方ができるセラピストでありたいと、改めて感じました。
今私が抱えているクライアントは、ベースが元気です。
経営者さんとか、フリーランスなどで名を馳せている方、様々な分野で活躍されているアーティストさんとかタレントさんとか。
その方々がもっと輝いていけるように、そして、パフォーマンスをさらに向上するためのお役に立ちたいと思っています。
あと、Voicyやセミナーで話したり、書籍や記事の出版・監修をしていたりするので、そういったところでも貢献できたらいいなと思って、私はずっと学び続けています。
でも、自分がこの道を目指したのは何のためかというと、健康な人をより上げていくサポートをしたいことはもちろん、本当につらい方々のサポート、死んでしまうかもしれない人に長生きして健康になってもらうためです。
そういったところに関与できるのが手技療法です。
これが自分の役割なんだという実感が強くなってきましたね。
なので、より一層学んでいきたいなと感じています。
ということで、どこまでも高みを目指していきたいと思います。
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!