コーヒーの真実


今日はコーヒーの話をしたいと思います。
皆さん、コーヒーは好きですか?

コーヒー好きな方はめちゃくちゃ多いですよね。

でもコーヒーというのは、選び方・入れ方次第で
あなたを健康にも不健康にもする、かなり振り幅の大きな飲み物
なんです。

コーヒーを飲むと胸がムカムカするんだよねとか、
胃が痛くなるんだよね、なんて言っている人を見ると、
そうなることに納得がいく選び方をしています。

あなたが今日飲むそのコーヒーは大丈夫ですか?

どうせ飲むのであれば、身体を悪くすることなく、
あなたを向上させてくれる美容健康ドリンクに
コーヒーを変換していきましょう。

まず大前提に、コーヒーは生鮮食品ということを
皆様に知っていただきたいです。

ではまずは、コーヒーができる過程を説明します。

コーヒー豆と言いますが、その豆は種です。

コーヒーの木になる赤い実があって、その中にできる種子ですね。

ちょっと緑がかった灰色のような固めの種です。

自然のものですから、虫食いがあったり劣化していたり、
いろいろな品質の種が混在します。

ここで質の悪い種を取り除けると高品質のコーヒーとなります。

虫食い豆や腐った豆など劣化した豆を混在させると、
金額は安価ですが質の悪いコーヒーとなります。

個人経営で自家焙煎の喫茶店は結構金額がすると思うのですが、
その理由は、この段階でハンドピックといって目視で確認、
手で不要な豆を取り除いているからです。

この工程を経るので、
ものすごく質の高いコーヒーを提供できるんですね。

ハンドピックを丁寧にすればするほど
豆の全体量は減ってしまうし時間もかかる。

だからその分、金額が高くなってしまうかもしれませんが、
劣化した豆がないということは
それだけ身体への負担となるものがなくなるため、
身体にとっては非常に理想的な状態のものが出せるのかなと思います。

安価に大量生産しているコーヒーというのは、
この段階がかなり省かれておりますし、
やはり自然界のものなので、
収穫のときに混ざる小石とかゴミとか木の枝とか、
そういったものまで一緒くたになってコーヒーに入ってしまうので、
言わずもがな、その分質は悪くなりますよね。

でもコーヒーの香りと味が強烈なので、
かき消されて、私達は気づきません。

続いては、そのコーヒーの種を焼いていきます。

焼き方には何種類かあって、直火・熱風・炭火焼きなどがあるのですが、
私が好きなコーヒーは直火焙煎です。

直火だと火の入れ方を調整できるので、
深みのあるコーヒー豆に仕立てることも可能なんですね。

熱風焙煎というのは例えて言うと、電子レンジのような感じです。

焼き芋を作るときに、
電子レンジだと短時間でできるけれども、
甘味が少ないんじゃないですか。

でも、じっくり時間をかけて火を通していくと、
すごく甘いさつまいもになりますよね。

炭火焙煎というのもあります。

ローストがかなり深くなるので
とても味わい深いコーヒーになると思うのですが、
手間がかかるので、そんなに主流ではないのかなと思います。

コーヒーの木の、木の実の種を焼く事で、
灰色がかった色からやっとコーヒーの色になるわけです。

なので、焼き加減が飲むコーヒーの色になります。

薄い色のコーヒーもあれば、めちゃくちゃ真っ黒なコーヒーもある。

焦げ加減という感じですね。

さらっと焼いたコーヒーは、うっすら透明がかった茶色になり、
深く焼いたコーヒーというのは、
それだけ焦がしているので焦げた色に近づいていきます。

そして焼かれた段階から、コーヒー豆の劣化が始まります。

コーヒー豆というのは、沢山の油を持っています。

なので、めちゃくちゃ酸化しやすい
のです。

酸化した油は酸化臭がするし、
そんな油で焼いたり揚げたりした食べ物を食べると、
とても食べられるものじゃないですよね。

コーヒーも全く同じことが言えるんです。

密封しておけばいいと思う方もいらっしゃると思いますが、
コーヒー自体がガスを放出するので、
いくら密封していても風味は飛んでいってしまいます。

スーパーなどで売られているコーヒー豆パックの中には、
コーヒーが放出する炭酸ガスを吸収する脱酸素剤が入っているので
パンパンに膨らむことはないのですが、たまに見かけませんか?

買って家に置いていたコーヒー豆の袋が、
開けてもないのに風船のように膨らんでしまったこと。

これは、コーヒー豆から出されるガスが充満している状態ですね。

コーヒーは焼いた瞬間から油が酸化するし、
炭酸ガスも放出していくので、風味もどんどんなくなっていきます。

そして皆さん、コーヒーを淹れるときに豆の形はしていませんよね。

豆を粉砕して粉々にする、それがコーヒーの粉です。

コーヒーにするときに豆のままお湯を足したところで、
豆は水を吸収できないからコーヒーにはならない。

よって、ミルという粉々にする機械にかけることで、
コーヒー豆が小さくなり、お水と触れ合うことで
コーヒー液が抽出されます。

この粉砕されたコーヒー豆。

酸素と触れる面積が莫大に増えますよね。

それだけ酸化する割合も大きくなる。

そうするとガスが出ていく面積も大きくなるので、
豆よりも粉にした状態のコーヒーはさらに劣化度合いが激しい
です。

だから、保存は豆で、飲む直前に分散するというのが理想ではあります。

でも、おうちにコーヒー豆を粉砕するミルがない方は
粉状のものを買うと思いますので、
その場合は保存方法と飲むスピード感というのが非常に大事になってまいります。

コーヒーの保存方法、皆さんご家庭でどうされていますか?

ベストは冷凍保存です。

ここまで聞いたら理由はわかりますよね。

常温なんてもってのほかです。

買ってきてから短期間で飲みきってしまう方は冷蔵でもいいです。

ですが、危ない橋を渡るよりは、
冷凍保存が間違いないかなと思います。

冷凍した上での保存期間の目安、
美味しくいただける期間としては、豆の状態で1ヶ月。

粉は1週間程度
かと私は考えます。

賞味期限的な限度で言うと、豆の状態で3ヶ月。

粉の状態で1ヶ月程度
かなと。

というのは、粉になればなるほど周りの臭いを吸着しやすいというのも、
コーヒーの特徴なんですね。

コーヒーをハンドドリップした残りカスを置いておくと
脱臭効果があるということを聞いたことはありませんか?

それだけコーヒー豆というのは周りの匂いを吸収してしまうのです。

だから、冷凍庫の中の不快な臭いをコーヒー豆が吸着する。

それを飲んだら、味もへったくれもないんですよ。

めちゃくちゃまずい、ただの黒い液体となってしまいます。

だから、くれぐれも冷凍庫の中で密封しての保存をお願いします。

喫茶店とかカフェに行くと、
透明の瓶にコーヒー豆が入っていてオシャレですよね。

でも、そういう場所は回転率が激しいので良いんですよ。

飾るようにコーヒー豆を保存していても、
お客さんにどんどん提供していくので劣化することがないのです。

でもご家庭でそれは無理でしょう。

というわけで、オシャレに飾るのではなく、
冷凍庫にジップロックで、密封しての保存をお願いします。

しつこいですが、ここで空気を抜いて密封したところで
コーヒー豆がガスを放出しているので、劣化は止められません。

早いとこ飲みきりましょう。

というわけで、大量買いするのではなく、
少量を早い期間で飲み切ってください。

コーヒーを飲んだら胸焼けをする、胃が痛くなるんだよね、
だから私はコーヒーが合わなくて、という方がいたら、
悪いコーヒーを飲んでいるんだねと
冷ややかに思って心に留めておいてあげてください。

とても仲がいい人だったら、
ぜひこの真実を教えてあげてください。

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(2022年9月16日配信分)

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!