高齢の両親

妻の両親が旅立って、少し生活も元に戻りつつあるので、本日は自分の両親がいる実家へ。

バブル期の作りなので無駄に広く、その広さにかまけてとうてい使い切れないくらいのモノが充満している。

もともと戦争経験世代なのでモノがまったく処分できない世代でもある。


父なりにリサイクル資源は資源として出したいというこだわりが強いんだけど、食品トレーなどは玄関に無配慮に山積み。

紙や段ボールなどの資源も玄関スペースで領域展開。

通販で買ったなにやらの食材の箱などとぐちゃぐちゃに絡み合って手に負えない。


いよいよ85になって、体が思うように動かなくなってきて、言い分はあるんだろうと思いながらもリサイクルにこだわりすぎてやりきれなくなっているようにも見える。

すべて回収して玄関をすっきりさせるのは何回目か。。。

たまった段ボールや新聞を縛って車に積み込みながら毎度思う。


その山のようなリサイクル資材の下から出てくるのは通販で買ったらしき食材の類。

喜多方ラーメン、らっきょ、干し柿、きゃらぶき、野菜チップなどなど、どれもこれも大量(ラーメンなど生めんが40食、、、)

こんなに大量に食べ切れるわけもない。
ただでさえ父は食事にはこだわりが強い。

そしてこの世代は予備、備蓄という考え方で何を買うにも多めを意識しているようだ。

そして、いつも面倒見てくれている姉に、非常に厳しい物言いで突っかかっていくのもなんとかしなくては、、、

老い先短いんだから、心穏やかに過ごせるようにしてほしい。
言うべきことを整理して伝えた。

買い物だって姉が自腹でやっている。
できれば、口座やクレカを預けてほしい。

変なお金の使い方をしないでほしい。

この先誰も住む予定のない実家にリフォームなどの過剰な工事をしたり、
もう運転できないのに80過ぎてから新車を買うとか、1度も乗らない電動自転車とか。


アルツハイマー絶賛進行中の母との生活に疲れたというのもわかるけど、お金使っても解決はしない。

今までの母との付き合い方の問題でそうなってしまっているのだから、父からしたら盛大な仕返しを受けているとも見えたりもする。

いずれにしても母や私たちとの接し方の結果でしかないのだから受け入れてほしい。

そして偏屈な爺さんにならないでほしい。

「一応孫も見てると思う」という一言は、少しは堪えた模様。

姉への辺りのきつさも少し緩和されてくれることを切に願う。

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