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【今年の山場の活動】北の病展に出展します

9月に入ってから初めての投稿です。

いよいよ、三度目の、北の病展参加となりました。

明日搬入し、明後日から会期が始まります。そして来週火曜日まで続きます。

以下は北の病展Twitterより。

https://twitter.com/kitanoyamai_ten

会期

2021年9月16日(木)~21日(火)

平日 13時~20時 土日祝 11時~18時 最終日 13時~16時


自作小説を展示・販売するほか、今回はパフォーマンスとして、朗読をします。

9月17日(金)19時~『終りのない悲しみ -New World-』朗読

noteでも連載した『メランコリーそして終りのない悲しみ』シリーズの最終作、いわゆる透編の朗読です。

LGBTの当事者で同性のパートナーと暮らす透が、学生時代のバンド仲間・悟と再会し、そこで悟の息子・琢磨と出会います。琢磨もまたLGBTの当事者であると判明。そんなとき、悟が自殺未遂をし、琢磨に助けを求められた透は、悟の「遺書」から、悟が学生時代、バンド仲間の少年・涼と強く惹かれあっており、彼への想いを絶ち切れずに苦悩していることを知ります。戸惑い傷つく琢磨に向けて、透は自らの体験、学生時代、バンド仲間の潤に対して抱き続けた初恋と、自らの性的指向を受け入れるまでを語ります。

noteでも掲載していますが、今回朗読する作品の前編で、前提になる作品として、『メランコリー』も販売します(朗読はしません)。

②9月18日(土)14時~『オープンマイク!~Bon Appetit~』朗読

昨年発表し、小さな展示会などで販売していましたが、特にオープンマイク会場などで爆売れしソールドアウトしていた作品です。

仕事も恋もうまくいかず、擦り切れて、孤独感だけを募らせている凛子は、ある日、近所のカフェ Bon Appetitでオープンマイクという音楽イベントを知る。昔バンドで歌っていたようにと、アコースティックギターを買い、ギター弾き語り活動に目覚めます。そこで出会った仲間たちと、音楽の喜び、憧れのミュージシャン・Yu Furukawa(古川優介)との恋を綴りました。

③9月20日(月)16時30分~『黒石平』朗読

昨年も販売した作品ですが、好評につき今年も販売します。2020年に十勝毎日新聞に掲載された作品。

父親と折り合いが悪く、つらい仕打ちを遠因に拒食症に至った「私」は、身内の法事のため数年ぶりに上士幌町に帰省します。そこで両親と対峙し、過去に起こった出来事を反芻し、やがて黒石平の圧倒的な紅葉の美しさとともに、父親の余命宣告を知り……という短編小説です。

頑張って搬入して朗読します。よろしくお願いします。


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