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【クラファンスタート】産後ケア・働くママの理解を!書籍『ママの悩みが社会を変える』出版

小児科クリニックで看護や子育て支援をする中、産後うつや虐待寸前の危機に直面する多くのお母さんを見てきました。しかし、社会の全体はその実情を知らず、子育てをしながら仕事をするお母さんへの支援が進みにくい状況です。そんな現状を変えるため、書籍の出版をとおして産後ケアや働くお母さんへの支援を広げたいです!

  1. ごあいさつ

はじめまして。小児科看護師の浅井一美です。双子を含む4人姉妹のお母さんでもあります。

6年前、小児科医の夫が滋賀県大津市で「あかい家のこどもクリニック」を開業しました。私はそこで看護師として働くかたわら、株式会社を起業して子育て情報誌の発行や、子育て支援イベントを年100回以上開催してきました。
2024年には「産前産後ケア訪問看護ステーション にじいろ」を設立し、孤立して子育てをしている、『孤育て』中のお母さんのサポートを始めています。

「お母さんたちが困る前からつながる」
「お母さんたちが笑顔になると家族が元気になって、社会が明るくなる」

そんな思いで笑顔のお母さんを一人でも増やしたいと活動しています。でも、私たちだけではまだまだ力が足りません。心身のバランスが崩れる産後のお母さんにとって「産後ケア」がどれほど大切かを知ってもらうために書籍の出版を決めました。

  • 3度の出産で、いつも産後うつになりかけた経験


「一美さんはいつも笑顔だね」
私はよくこんなふうに言われます。自分でもなかなかのポジティブ思考の持ち主だと思っています(笑)。

でも、そんな私ですら、産後はいつも泣いて過ごす時期がありました。
なぜ産後ケアが必要なのか、少しだけ私の話をさせてください。

私は結婚後、夫の転勤に伴い1、2年おきに転々と引っ越す生活を送っていました。
1度目の出産は福井。初めての場所で娘を抱いて退院した夜、なぜ娘が泣いているのかわからず、育児への不安に襲われ、涙が止まらなくなりました。

2度目の出産は京都。双子の出産は負担が大きく、心も身体もボロボロに。3人を育てられるか不安になり、人前で突然泣き出すことさえありました。

3度目の出産は滋賀。3人の育児のさなか切迫早産を経験しました。無事に四女が生まれてくれたのに、出産の辛い経験を思い出す度、気がつけばなぜか泣いていました。

私はもともと頑張り屋で、目標に向かって計画的に準備をする真面目な性格です。でも、赤ちゃんは全く思い通りにはさせてくれません。「自分はダメな母親だ」「こんなはずじゃなかったのに」と自分を責め、今思えば産後うつに近い状態だったと思います。

そんな時期を乗り越えられたのは、いつもそばに誰かがいてくれたからでした。
当時の夫は大学院での研究や3日に1回当直勤務のある病院勤務でとても多忙でしたが、いつも寄り添う言葉をかけてくれていました。実家の母が駆け付けてくれ、義父は子どもの世話や身の回りのことを快く引き受けてくれました。

あの時、もしも一人きりだったら……。
私は本当にうつになっていたのではと思います。
今、私がこうして笑顔でいられるのは、支えてくれた方々のおかげ。だからこそ今度は私が支える側になり、いただいた恩を次の世代に送る「恩送り」をしたいと思っています。

  • まだまだ認知が足りない「産後ケア事業」


産後ケアとは、産後のお母さんの心身のケアや育児支援をすることです。2019年に法制化され、日帰り型の「産後デイケア」、宿泊型の「産後ケアホテル」などの事業が広がっています。でも、残念ながらまだまだあまり知られていないのが現状です。

「家族がサポートすればいいのでは?」と思われる人も多くいます。
しかし、核家族化が進む今、さまざまな事情から家族に頼れないお母さんが増えています。

私はたくさんのお母さんと関わる中で、一人きりで子育てをし、産後うつになったり、虐待寸前まで追い詰められている多くのお母さんを知り、驚きました。そんな状況にあるお母さんを支援するためにも、「産後ケア事業」がもっと認知され広がる必要性があります。

以前、企業の経営者の方に女性社員への支援の一環として「産後ケアホテルの利用券を出産祝いにしてはどうか」と提案したことがあります。

でも、そもそも産後の状況が知られていないので、産後ケア事業の必要性を理解してもらうのにとても時間がかかりました。お母さんを支援するには、お母さんだけが頑張るのではなく、男性や企業、社会の理解が不可欠だと痛感した瞬間でした。

だからこそ、お母さんが何に悩んでいてどんな支援が必要なのかを私たちが発信する必要があると考えたのです。

  • 電子書籍の出版に向けて


本書では、お母さんが置かれている状況や産後ケアの必要性を訴えるとともに、お母さんが社会や企業で笑顔で活躍するために何ができるかをお伝えします。社会貢献や社会問題を解決したい企業の経営者や組織のリーダーの方々の参考となるよう、働くお母さんのリアルな悩みや私たちの活動を具体的に綴ります。

  • こんな人にお届けしたい


・産後ケア事業に興味がある人
・お母さんに寄り添った医療やサービスを提供したいクリニック
・産後のお母さんやその家族を支援したいと考えている地域の方
・子育てと仕事の両立に悩む女性社員を支援したい企業の経営者
・お母さんが何に悩み、困っているかを知りたい人
・お母さんが笑顔でいられる社会を作りたい人

 

  • 書籍内容(案)


タイトル
「ママの悩みが社会を変える〜いきいきと働くあかい家ファミリーの秘密〜」(仮)

1章 届いてますか?子育てと仕事を両立するお母さんの悲鳴

・時代の変化に伴い増加する「孤育て」「産後うつ」
・小児科クリニックから見える子育ての現実
・子育てと仕事の両立から見える社会課題
・「恩送り」の想い
・世の中のお母さんの代弁者として伝えたいこと

2章 地域と医療をむすぶ架け橋に

・私たち「あかい家」ファミリーが大切にしている想い
・院内づくりの工夫やこだわり
・1分で満席になる子育て支援イベントの数々
・情報誌の制作や企画イベントはなぜ始まった?
・お母さんが頼れる場所を目指して
・イベント参加者が共に社会を変える仲間へ!?

3章 あかい家ファミリーに人が集まる理由

・採用活動をしなくても働きたいと集まってくるクリニック
・愛される職場づくりの秘密
・女性の働きやすい環境はお母さん目線で劇的に変わる
・働くメンバーとの関わりで大切なこと

4章 お母さんの悩みは社会に変革を起こす!

・声をあげよう
・多くの方に知ってほしい〜産後ケアの必要性〜
・産後の訪問看護や産後ケアホテルの可能性
・産後ケア事業で実現できる社会
・子育てしやすい社会作りを
・社会貢献から社会変革へ

  • リターンについて


書籍のリターンはもちろん、企業さま向けのスポンサーやコンサル、ママ向けのランチ会や産後カフェなど、さまざまなリターンをご用意しています。

■お母さんに寄り添いたい、女性社員を支援したい経営者やクリニックにオススメ
・スペシャル企業スポンサー+電子書籍 100,000円 書籍内に1ページで大きく広告を掲載します
・企業スポンサー+電子書籍 30,000円 書籍内に企業名や屋号と、リンクを掲載します

■ ママ起業家のみなさんにオススメ
・ママ起業家スポンサー+電子書籍 15,000円
ママ起業家の方を応援したいとの想いから、企業スポンサーと同じ掲載枠をお安くご用意しました
・【限定3名】女性経営者・浅井一美の開業サポート相談(1時間・個人) 50,000円

  • 資金の使い道・実施スケジュール


皆さまからいただいた資金は、書籍・電子書籍『ママの悩みが社会を変える〜いきいきと働くあかい家ファミリーの秘密〜』(仮)の出版費用として大切に使わせていただきます。

  • スケジュール


2024年7月~8月8日 クラウドファンディング実施
2024年9月~ 順次リターンをお届けします
2024年11月 電子書籍『ママの悩みが社会を変える〜いきいきと働くあかい家ファミリーの秘密〜 』(仮)出版
2025年1月 書籍『ママの悩みが社会を変える〜いきいきと働くあかい家ファミリーの秘密〜 』(仮)出版

  • 支援者様へのメッセージ


最後まで、お読みいただきありがとうございます。

「お母さんの笑顔が社会を明るくする」と信じ、お母さんならではの悩みを解決することで、より良い社会にするのが私の願いです。

毎日、育児、家事、仕事と家族が笑顔でいられるように頑張るお母さんたちを見ながら、私はこう言いたいのです。
「毎日頑張っているから、お母さん自身にぜひご褒美をあげてください」
そして
「一人で頑張らなくていいよ。もっと周りに頼っていいんだよ」と。

女性が出産を経て、育児をしながら仕事をしたり、暮らしていくには、そのための支援や環境が欠かせません。そしてその支援や環境が整えば、お母さんは笑顔でいられ、家族が元気になり、社会が明るくなります。お母さんへの支援は特別なことではなく、”当たり前”にする社会にしたいのです。そのために、私はチャレンジを続けます!

でも、この実現は私一人ではできません。今も多くの仲間に支えられています。そして、これからもみなさんに頼らせてほしいのです。

お母さんの笑顔の輪を広げるプロジェクトを一緒に手伝ってくれませんか。
思いを同じにする私たちがつながれば、大きなパワーが生まれると信じています!
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

お気に入り登録してもらえたら
嬉しいです!
みんなで、お母さんたちが安心して子育てできる社会をつくるために、働けていきましょう!

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