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苦労を振り返る

インテリアコーディネーターのあさいかよ です!
先日、講師アシスタントのお仕事をしてきました。

18歳で建築の専門学校へ進み
「フリーランスインテリアコーディネーターになる!」という
目標を持ち
22歳でインテリアコーディネーターの学校へ進んだ私
志高く入学したものの、学校があまりにもハードで
仕事との両立が大変で辞めようとした
その時に手を指しのべて下さった先生
先生がいなかったら私は今コーディネーターではなかった。
その恩師のアシスタント
15年後にアシスタントを務めさせて頂けるなんて。
感謝しかないお仕事でした。

全く変わらない先生の授業
昔と違ったのは「私の経験値」
当時は未経験だったから、
どこか憧れている話を聞きつつ、どこか夢の話に聞こえていて
15年の経験を積んだ後に聞く授業は
「共感」「納得」しかなかった

きっと生徒さんは15年前の私
そう思いながら頂いた質問は

「検索ワード」がわかりません
どうしたらいいですか?

うん。近代的な質問。

私の時は
片っ端からカタログを見て
気になるショールームに片っ端から行って
先生にこんな本があるよと言われたら本屋へ行き
駅のSUUMOやモデルハウスのチラシをスクラップしていた
ただそのおかげでものすごく引き出しが増えた
今も「足で稼ぐ」癖がついている
これが私の長所である
「行動力」に結びついている

だからね、頂いた質問の答えは
「技」だけお伝えして

・完璧な答えを求めてはいけない
・わからない。というモヤモヤやストレスを抱えるという経験は
とても大切だ
・考えないでとりあえずやってみよ

とお話しさせて頂きました

昭和っぽい考えかもしれないし
SNSをみたらキラキラしてるし
「最短で稼ぐ」「未経験でもなれる」というワードが飛び交っていて
自分が置いて行かれているような気分になって
悔しいというか遠回りしているというか
認めてもらえない見放された気持ちになる
痛いくらいわかるの、その気持ちが

だけどね、どの業種もそうだし
なんなら人って生きている以上は
上手くいくときいかないときもあるし
なんで私だけこんな思いせなあかんの…っていうのを
乗り越えてきている
むしろこの「泥臭さ」が人なんだと私は思う
わからへん→ネット検索→正解 に慣れすぎて

わからへん、どうしたらえんやろ?
わからへん、聞いてみよう
わからへん、考えてみよう こうしてみよう
という行動に結びつく
このサイクルが自分の引き出しを増やすし
メンタルを作り上げる

今の私があるのは
紛れもなく15年前にこれを繰り返して
私にインテリアコーディネーターなんて無理や!もうやめる!と
何度も何度も思ってきた
何なら去年もそう思ったし、
今でも定期的な波はやってくる
でも1年1年経つほどに
高かった波が低い波になっている
冷静に判断できるようになって
乗る波乗らない波の判別もできるようになった

この過程って今誰か教えてくれる人おるんやろうか?
最近そんなことを思うことが増えた

今はアシスタントなので
まだまだ私もプロ講師の卵
生徒さんより少し先輩な程度
だけど
この世界で一緒に活躍するために
あえて苦労を伝えるのが私流であり私らしさ
なのかもしれんなと思った日でした

それは自分が苦労してきたこと努力してきた結果が
「今の自分」に確実に影響しているから

今つらいひとへ
私もそうでした。そしてこれからも同じことを繰り返します

この投稿や想い、そして私の挑戦が誰かを救えますように



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