![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71864680/rectangle_large_type_2_fbb8f6c96e7c0b8c31687523f443f1af.png?width=800)
Mental training
こんばんは。
前回の話にあった通り、メンタルトレーニングを
通して私の成長に繋がった考え方があります。
それは、
コンフォートゾーンを抜け出すこと。
1、コンフォートゾーンとは何か。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71859678/picture_pc_fa9865414f037face029ef133b474b62.png?width=800)
コンフォートゾーンとは
自分の居心地が良い空間のことです。心理学では、ストレスや不安が無く、限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指します。
わかりやすくイメージすると、
「自分を甘やかす親のいる実家」です。
朝はお母さんが起こし、朝ごはんも用意してあり、
家に帰ってきたら、ご飯が出てきて、洗濯物も勝手に脱いで置けばやってくれる。
これほど、居心地の良い空間はありません笑
このように、ストレスや不安や恐怖も何も感じずに安心して過ごせる空間のことをコンフォートゾーンといいます。
2、コンフォートゾーンが狭いとどうなるか。
1908年アメリカの心理学者のロバート・ヤーキーズとJ.D.ドットソンが提唱した
「ヤーキーズ・ドットソンの法則」が密接に関わってきます。
ヤーキーズ・ドットソンの法則とは、適度な緊張状態(ストレス)の時、人は最適なパフォーマンスを発揮して成長できるという法則です。
先程の話の通り
親がなんでもしてくれる実家にいたら、料理の知識やスキルも身につかない、掃除の仕方もわからないような向上心のないダメニートのようになっていきます。
スポーツでも
部活に入部したての頃は、周りも頑張っていて先輩たちやコーチが怖いから緊張して意識を高くトレーニングをする。しかし、入部してから3ヶ月経てば
周りの雰囲気にも慣れて初心の頃のように意識高くトレーニングしなくなり成長が止まる。
これがコンフォートゾーンが狭いことで陥るデメリットです。
しかし、それでも現状維持を選んでしまう理由は
脳の恒常性維持機能(ホメオスタシス)に影響しているからです。
3、恒常性維持機能(ホメオスタシス)
ホメオスタシスとは、人間だけに限らずほとんどの生物に共通してあるもので、
体内環境(内部環境)を一定に保とうとする性質のことです。
暑い時に汗をかく、寒い時に服を着るように体温を一定にしようと脳は働きかけます。
脳はこの機能の影響で、成長するために変化を起こそうとすると元に戻ろうと強力な磁石のようにエネルギーが使われます。
しかし、それでも成長し成果を上げたいなら
ホメオスタシスを理解してコンフォートゾーンを抜け出していくことが必須になります。
4、コンフォートゾーンを抜け出すための具体的な方法
脳の仕組みを理解した上で、この厄介なコンフォートゾーンを抜け出していくために重要なことは、
セルフイメージを上げる。
そのために必要なことは
1、高い目標を立てること。
2、目標を達成した状態になりきること。
すぐに達成しそうな目標を持ったり
達成できたら良いな〜。と考えている時は、
コンフォートゾーンのままです。
今の自分には難しいくらいの目標を持ったり
自分は達成すると覚悟を決めた時に
コンフォートゾーンから一歩前進できます。
目標設定に重要なことは
「goalは楽観的に、processは現実的に」
例えば僕の半年間のgoalは、
全国大会に出場すること。
プロチームの練習に参加すること。
メディアに自分のプレーが
「和製エデルソン」と記載されること。
processは以下の通りです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71863617/picture_pc_d512b437410c5ca038b86821bfe2940d.png?width=800)
そして、目標を達成した状態になりきるためには、
未来への確信度を上げていくことが非常に重要になります。
そのために
イメージトレーニング、アファメーション、
成功した人と接すること、疑似体験をすることなど多くのことがあります。
その中で僕が特に実践していることが、
セルフトークです。
セルフトークとは実現したい未来のイメージを具体的な言葉で自分に語りかけることです。
認知科学者の苫米地氏によると人間は1日、約4万から6万回のセルフトークをしていると言われています。
セルフトークを意識的にポジティブなイメージを刷り込むことで「エフィカシー(自己効力感)」を高められます。
このような取り組みにより、コンフォートゾーンから抜け出していくことができます。
僕はW杯を優勝しているイメージをして嬉しさのあまり涙が出たり、バロンドールを受賞している夢を見て朝目覚めたりする様になってきました笑
でも、実際トレーニングをしても不器用で誰よりも下手だったり、体の動きがぎこちなくて不細工だったりします笑
ただ、以前のようにそこで消極的に考えてナーバスになることなく、練習中に何が足りないかを整理して毎日成長を感じて取り組むことができています。
苦しい現実に直面することが多々ありますが、それに囚われずに未来を確信することが肝です。
「全てはバロンドールを取るためのトレーニングなのだ」と。
今日はこの辺で終わりたいと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?