口蓋扁桃腺をぶち取ったよ日記

ご無沙汰しております。とても唐突で私事なのですが先日「口蓋扁桃摘出手術」を受けてました!今入院中でとても暇なので、その日記っていうか記録みたいなのをつけていつか扁桃腺をぶち取る人のためになれればな、と思います。気持ち悪い描写も含まれますのでご容赦ください。


そもそもなんで扁桃腺を取ったんですか

これは上京してからというもの、体調を崩すことが多々あり、その中でも扁桃炎になることがとても多く、ウンザリしていたのでぶち取ることにしました。
このコロナウイルスが蔓延っている現在は、「これ絶対扁桃炎だろ」と思ってもその原因がコロナかもしれないので直で耳鼻科通院ができないんですよね。まず発熱外来(私の近所はだいたい内科)にかかってコロナの検査して、陰性で、よくならなければ耳鼻科に行く。みたいなことになります。うん、二度手間☆ひとり暮らしで40度も発熱してるのに病院をハシゴするなんて何たる苦行。しかも夏とかだったらなんか普通に死にそうになります。自分の体温と外の体温がほぼお風呂。考えただけでももう扁桃炎になりたくないですね。あと唾も飲めないくらい喉が痛い。コロナには二回罹りましたが、私は扁桃炎も同じくらい辛いです。(コロナで味覚と嗅覚失ったのもなかなか辛かったけど)
あとは私寝てる時ありえないくらいいびきをかくのでそれが治ればいいな☆と思い、結構軽いノリで手術を決意しました。(軽いノリで手術を決意しないでください)

手術まで

まず私は家族が地元にいる関係で、地元の病院で手術を受けたいな〜と思って、地元の耳鼻科に行って↑の相談をしました。そして診察を受けて先生から「んま〜取っても取んなくてもいいけどねえ〜」という何たる曖昧なお返事をいただきハイジャンプしましたが、口の中を見るなり、「とってもいいかもね!」と言われ呆気に取られました。なんか喉が狭いから?取ってもいいんじゃね?っていうニュアンスで言われたような気がします。でさくさく紹介状を書いてもらい、言われた日時で手術ができる大きい病院に行きました。

そこで同じように説明してまたその先生からも曖昧なお言葉をいただきハイジャンプしました。「う〜ん、どっちでもいいですけどどうします……?」
もうここまで来たら手術したかったので私は「やります!」と決意しました!

そうと決まれば諸々の手続きをし、別日に検査をいっぱいしました。血液検査とか肺活量とか心電図とか諸々、、、なんか紹介制の大きい病院って、検査とかほとんどご新規さんが来ないからさっくさく進むんですね。全然待つことがなくてびっくりしました。

入院1日目

そんなこんなで時は進みとうとう入院しました!入院は14:00〜、手術予定日は翌日の11:30と言われました。病室に案内され、病衣に着替えたら如何せん患者っぽくなりましたがこの時点ではスーパー元気です。私の病院はありがたいことにwi-fiがあったので心配なかったのですが、入院前に病院に確認するといいかもです。(暇なので)
そして夜ご飯のおかずはなんか、、、にんじんとかの野菜を肉っぽい豆腐っぽい何かで固めてある名前のわからないおかずが出ましたがすごく美味しくて元気に全部食べました!
今日はもう特にやることがないのでずーっとベッドで漫画を読んでダラダラしていましたが気づいたら消灯時間になってて驚きました。時間溶けた。予定表に「朝六時起床」とか恐怖の文字を見つけてぶるぶるして、看護師さんに「朝ってアラームとかかけていいですか!?(夜型すぎて起きられる自信がない)」って聞いたら「そ、そんな気合い入れて起きなくていいですよ!」と言われました。笑 寝てていいらしいです。

入院2日目(手術日)


前日の夜21:00から絶食で、朝の8:30から絶水だったのですが6:00に起きて二度寝したため水分補給チャンスを逃しました。手術日に二度寝することある?
そのあと呼ばれるまでに点滴をぶっさすのですがなんか申し訳ないことに私の血管は出にくいらしく大変いろんな看護師さんにやっていただきました。それでやっとできたあ!注入!というところでどくどく痛かったのですが、そんなもんなのかな〜って呼ばれて、そのまま歩いて手術室に向かいました。(アホ)

手術室はまず緑色で、銀色のどでかい門みたいな重そうな扉がずんずんずんとあって、「ドクターX」を観ていた者としては「本物だァ!」となりました。なんか帽子を被ってそのままあの大門未知子がよくいるところにIN!!
自分で手術台に寝ました。マジのマジの手術室で感動しました。そんな緊迫した雰囲気とは裏腹に、 TWICEが流れててウケました。POPだな。

麻酔科の先生が挨拶してくれて、いよいよ全身麻酔です…初全身麻酔。

先生「眠くなりますよ〜」
私 「はあい(´-`).。oO」
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先生「(こいつ寝ねえな)」
私 「(わたし寝ねえな)」

先生!私!全然眠くありません!!!!!いつまでも緑色の天井を目バッキバキで見つめられそうでした。

看護師さん「これ!!!点滴漏れてます!!!」

私がちょっと痛いのを申告しなかったせいで麻酔ダダ漏れしてたらしかったです、大変申し訳ありません。泣

もう片方の腕でルート取ってもらい(血管なさすぎて先生まで出動)、気を取り直してもう一度。
どくどくなんか入ってるのがわかります。ぐるぐる目が回り始めて、初めて泥酔した感覚が蘇りました。

そんな意識の中、私はBGMに思いを馳せました。「このヨジャドルは、、、!!!、、ルセラ、、、、、、、、」

ここから先は

4,737字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?