Re:原稿用紙


『肌は内臓のゴミ箱』
というのを知って、かなりキいている。

自分の不摂生や、生活習慣のせいで肌がきれいだった試しがない。
水分をたくさんとったりはしているものの、当たり前にそれではまかなえない赤みや毛穴、ニキビなんかは長年の付き合いである。

改善にどこか本気になれず、甘ったれているだけなのだが、
最近上記の言葉を目にして、みぞおちに鉛玉を150キロで投げられたように倒れこんだ。(鉛玉を150キロで投げるヤツ、誰。イメージはデクの個性把握テスト時のソフトボール投げだけど、ヤバ。)

美容系YouTuberの方の動画を見て、スキンケアの良さげなものを(そんなに高くないものを)買ったりしている。
そのなかでも効果が感じられたなと思うものを継続して使ってはいるけれど、
「ゴミ箱にいくら消臭剤かけてもってハナシ~⤴」
と、己の甘ったれ具合を顔にしみこませている。朝夜の、2回。

がんばろう……少しでもマシになれるように……
自分で切り替えなければ誰もやってくれないんだ……己の細胞も……


いや、細胞はやってくれてるのか。
外に出そうとしてくれてるんだもんな。すごい。
ありがとう細胞。





ふと思い立って原稿用紙を買ってみた。

なんか、デジタル入力に染まりすぎている自分から、紙が離れていってしまっている感覚が、たまにある。
(いや、離れてんのはお前だろという話なんだが、なんか、なんか、置いてけぼり食らった感じになるんよな)

そういう時はノートにあだこだと書いたりするのだけれど、今回は気分を変えて原稿用紙だ。

かつて当たり前に使っていたものだけれど、いざ書こうとすると、書き方を忘れている。
タイトルの上は何マスか空けていた気がする。名前の間にもマスを空けるんだったか。段落を変える時は、かぎかっこを使う時は、それから……

どれひとつとっても、全然思い出せなかった。
ペンをすべらせる前に、ルールの復習から始まったのだ。
これでも私、小学生の時は国語が得意だったよな?嘘みてェだな?

そして復習には、デジタル利器、スマホが必要だった。
もう出鼻をくじかれている感覚がするのは、嘘じゃないと思う。

そしてこれは予想していたことだが、ずばり的中して真顔になる。

漢 字 が 書 け な い。

難しいことを書こうとしていたわけじゃない。
むしろ何を書こうか迷い、読書感想文も考えたが、手始めに書きやすい、悩まずに書けるものから始めようと、
noteでいつも書いているような日記にした。

それなのに。
それなのに、だ。
かつて得意と豪語していた少女の私よ、本当にごめん。

でも実際に原稿用紙に書いてみて、楽しかった。
デジタルは消去して簡単に打ち直せるし、コピペしてしまえば段落を入れ替える事もらくらく可能だ。
それができない原稿用紙での日記は、いつもより多めにしっちゃかめっちゃかしたが、楽しかった。
(書いたすぐあとに自分で読み返し、赤ペンで添削するという所業も含む。)

とりあえず購入した100均の40枚を使い切るまでは、何かしらまた書きたいと思う。


まあ、いつまでかは、決めないでおく。




感想文にネタバレタグをつけるかどうかいつも悩む。

つけておいたほうが安全なんだろうけれど、『感想文』としているのにさらに必要か?とも思ってしまって。
でも本文の引用をするしないは人による、し、引用したられっきとしたネタバレだし、つけたら記事をクリックした時点で注意書きを出してくれるんだよな。
安パイかな。

編集でつけたりはずしたりしている。
自分があまりにも"ネタバレ"というものに関してボーダーが薄すぎてわからん。


雨がすごい。ねむい。

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