斑目の言葉を借りるなら



友だちからの誘いが、とにかく面倒な時期というのが、私にはある。
どこにも行きたくないし、こちらが話す、相手の話を聞く、ということに割く心の余裕がなくなり、久しぶりの人に会うなどもってのほかだ…と、へにゃんへにゃんになる時期。

お金ないんだよね、今忙しいんだよねなどの常套句を使って断る。
この年にもなってお金ないんだよね、は虚しくもなってくる。嘘じゃなさすぎて。

口に出していれば叶うっていうから、
「マジでお金ある。今。やばい。国家予算並み。」
とか言ってれば溢れてきたりするかな?

結局こうやって断っても、先延ばしにしただけで、いずれ会う日は来る。

その頃には時期を一旦超えて、予定を入れられるようにはなるのだけれど
断ったひとらに"会わなければ"が先行して、予定を詰めて、また面倒になる。こちらも友だちだと思っているのに会わなければってやばくない?何様?誰?一旦タイマンはる???

下手くそだ。何もかもが。

それでも誘ってくれる人がまだ居るという奇跡に、私は「人生とは…」とクソデカに考えたりしている。今日も脳内で様々な考えを乗せた車が、交通法を守らずあっちでぶつかりこっちでぶつかりをしている。GWは終わったというのに渋滞緩和はいつでしょうか。




最近始めたスマホゲームがやばい。
広告の餌になり、「ふーん、やってやろーじゃん。」みたいな心持でいたのに、全く手が離せなくなった。遠足のおやつぐらいの課金もした。良い客である。

街を発展させていくゲームなんだが、
農業や家畜業から始まり、必要な素材を集めて建築材に変え、街の建物や人口を増やしていく。
さらに産業を増やし敷地を拡げ、常に何かを稼働させている状態。
生産性をあげていくには時間が惜しい。その通り「時は金なり」で、早めたい場合はお金を使う。シンプルな業績だけでは集まりが悪いので、しびれを切らしたそこの貴方、と言わんばかりに課金画面に飛べるようになっているという仕組み。

仕事以外の時間が溶けてゆく溶けてゆく。
街は確実に発展していっているのに、当の本人はこうやって堕落していくんだあと虚無る。ガチで楽しいこのゲーム。まぶたのピクピクが止まらん。酷使しまくり。

こういう類のゲームはたくさんあるんだろうけれど、ゲーム自体にあまり慣れ親しんでこなかったのでかなり、かなり新鮮でズブズブだ。
Switchの新しいやつ?が出るらしいな?
結局Switch買わなかったな~新しいの買うんかな~どうなんかな~


ある日友だちと、保険料の話になった。(急に)
4~6月は残業するやつ総じてアホ()みたいな話を耳にしたと聞いて、
へァ~そうなんだァ~と鼻をほじっていたのだけれど、たしかにこれ以上控除が増えるのは厳しいが、でも、"今"お金ほしくない?というところでこの話は終わった。

つくづく今を生きている(しか生きられない)私(たち)だが、最近ニュースで、貯金が1000万円あっても不安にかられてお金を使えないという方の密着取材を見たので
結局どこまでいっても安心できるとは限らないし、どこまでいっても自己満足が大事なんだなと思った。

かの格付けチェック連勝記録をお持ちだった方は、月いくら欲しいのか、いくらあったら満足なのか、その金額を稼ぐために自分がやることは、など
ただお金が欲しいと言うだけで、具体的に考えている人が少なすぎると言っていた。(たしかこんなんだった。)
たしかにー。とりあえず100万円欲しいなとか思ってるな私。国家予算だとか言って。やだ、恥ずかしいわ。



お金ってなんなんだろうな~

あるに越したことはないと思うけれど、斑目の言葉を借りれば「血、肉通う命より薄っぺらい」し、それはそうだし、そんな薄っぺらいもので日々悩んでてもなァというところで、でも生きていく上で必要であって、私が欲しいものを手に入れるにはお金がいるし、モノやコトへの還元もお金でできるところはしたいし、でもやっぱ豊かさはそこには直結しないというか、ねえ、ほんと。

100万円欲しいな~~

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