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ブンデスリーガ特別ユニフォーム集【2021-22シーズン】

皆さんこんにちは!
最近、外でサッカーユニフォームを着ている人を見かけたら2度見してしまいます。

僕は今シーズンもたくさんのユニフォームを買ったのですが、僕の友達はユニフォームを持っていない人が多く、今回はユニフォームの魅力を1人でも多くの人に魅力を知ってもらいたいと思ってnoteを書きました。

ユニフォームは、毎年4種類のデザインを発表するクラブが多いです。ホーム、セカンド、サードとGK用です。サードユニフォームがないクラブ/代表もあり、わかりやすい例だと日本代表はサードユニフォームがありません。

この4種類以外に、記念やイベントに合わせた特別なユニフォームを作成するクラブがあります。2021-22シーズンでは、ブンデスリーガで12クラブが特別なユニフォームを発表したので、今回はそれについてまとめます!

バイエルン・ミュンヘン

コロナウイルスの影響で開催されなかったオクトーバーフェストですが、バイエルンの人たちにとっては心に根付いた生き方の1つです。クラブの故郷とその伝統との絆を表現したオクトーバーフェストユニフォームを発表しました。

オクトーバーフェストの典型であるアルパインエーデルワイスがシャツのうなじに描かれていて、特別ユニフォームらしいデザインになっています。

ドルトムント

スタジアム満員集客の復帰を記念して、ドルトムントはDANKEユニフォームを発表しました。"ありがとう"を綴るために、978の公式ファンクラブすべての名前がリストされています。

グロイターフュルト

1903年9月23日に創設されたフュルトは、クラブ創設118周年を祝う特別モデルを発表しました。昨シーズン、同じフランケン地方のライバルである1.FCニュルンベルクに1勝1分で勝ち越したため、ユニフォーム下部にフランケン地方トップクラブのステータスを意味する「DerFrankenmeister」の文字を刻んでいます。
幅広の緑と白の縦縞で構成されたデザインは、クラブが初期に着用していたユニフォームのデザインです。

レヴァークーゼン

これは、同じ地方のライバルクラブであるケルンとのダービーで着たユニフォームです。リサイクルされた原料を基に作成したこのユニフォームは、オフホワイト基調にエンボス加工でJAKOのブランドテーマである「Our team for a better World(より良い世界のための私たちのチーム)」の文字が刻まれています。胸にはスポンサーではなくレバークーゼンの紋章が表示されています。

クラブの創設年に因んだ1,930着が限定で販売され、収益は現在危機にあるウクライナの支援に寄付される事となっています。

シュツットガルト

シュツットガルトは「Trikot World」と名のユニフォームを発表しました。「生態系の持続可能性」を啓発する目的で、ペットボトルから100%リサイクルされた、環境に配慮した製法で作成しています。このユニフォームだけではなく2021-22シーズンの他のユニフォームも、100%リサイクルされた方法ですでに製造されています。ユニフォームの白地に「VfBfairplay– Wir tragen Verantwortung –FürCannstatt –FürStuttgart –Fürunsere Welt(私たちの世界のために私たちは責任を負います)」というメッセージがエンボス加工されています。「Trikot World」は、シュツットガルトの創設年に因んだ1,893着限定で販売しているそうです。

レヴァークーゼンもユニフォームのメーカーが同じですが、JAKOは繊維業界の生態学的および社会的課題に集中的に取り組み、将来を見据えたプロセスを模索していますね。

ホッヘンハイム

数年前に立ち上げたアフリカ支援計画「Umoja(結束を表すスワヒリ語)」の一環としてアフリカ特別モデルを発表しました。ウガンダのカセッセ西部地域で生産され地域の生活環境改善を目的としています。デザインはアフリカに触発された柄を採用し、胸にはスポンサーロゴではなく「Umoja」ロゴを表示しています。

マインツ

クラブは謝肉祭を祝うカーニバルユニフォームを発表しました。白、赤、青、黄のカラフルな色合いで背中にはマインツカーニバル定番曲「MainzerNarrhallamarsch」の楽譜が書かれています。この曲は、マインツ05がホームスタジアムでゴールを決めるたびに再生される曲です。収益の一部を地元のオーケストラや他の同様の組織に寄付しています。

ビーレフェルト

クラブは気候変動などに苦しむ地元の「トイトブルクの森」の保護を訴える特別ユニフォームを発表しました。白基調に森を柄として採用し胸スポンサーの代わりに「Niemand erobert den Teutoburger Wald(誰もトイトブルクの森を征服しない)」との文字が書かれています。

また、収益の一部はトイトブルク森の再植林に使用される事となっている。

ケルン

毎年恒例の、伝統的なカーニバルユニフォームを発表しました。このユニフォームの特徴は、前面に目を引く紙吹雪のデザインと襟に刺繍された蝶ネクタイです。ケルンカーニバルの現在のスローガンの「"Everything has a zigzag"(すべてがジグザグになっている)」が襟に印刷されています。

ウクライナで戦争を行うロシアに反対するStop Warユニフォームを発表しました。通常の胸スポンサーの代わりに、「STOPWAR」を着用し、袖のDEVKスリーブのロゴはPEACEシンボルに置き換えられます。

ケルンとそのパートナーの両方は、戦争地域とケルンの多数の援助組織を支援することに加えて、ウクライナの人々との連帯の別の目に見える兆候を設定したいと考えています。ユニフォームの利益をウクライナに寄付することが決まっています。

クラブは試合が出来なかったの事による返金を求めなかったシーズンチケット保有者6,400人に感謝する特別モデルを発表しました。白基調のボディにチケット保有者の名前が刻まれたデザインで、販売は行われずチケット保有者にのみ贈呈されました。

アウクスブルク

侵略に晒されているウクライナへの支援を表明する特別ユニフォームです。ウクライナの国旗カラーを使い中央に平和の象徴である鳩を描いたデザインで他にもユニフォームにウクライナ国旗を付けたりするなどウクライナへの連帯を表しています。

ボーフム

ボーフム市700周年を祝う特別モデルを発表しましや。Trophy IVチームウェアテンプレートを基にしたデザインで、胸にはスポンサーではなく「700 Jahre Bochum」の文字が刻まれクラブエンブレムの代わりに紋章を表示しています。かつての郵便番号4,630に因んだ4,630着が箱入りで限定販売されました。

ヴォルフスブルク

ウクライナで戦争を行うロシアに反対するStop Warユニフォームを発表しました。通常モデルの胸スポンサー部分にピースマークを掲げたデザインで、試合ではセンターサークルやコーナーフラッグにもピースマークを使用し平和を訴えています。

もう1つ、過去数シーズンに続きあらゆる差別に反対し多様性を訴えるDiversityユニフォームを発表しました。Stop War同様に、胸スポンサーのマークを変えています。通常の紺色から虹色になったデザインで、試合ではキャプテンマークも虹色で行われる事となっています。

最後に

いかがでしたか?その時の世の情勢や、クラブやメーカーが取り組んでいる課題、ファンへの想いなどをユニフォームで表していて、とてもメッセージ性のあるユニフォームだったと思います。

もちろん通常のユニフォームもかっこよくて素敵なものばかりですが、色んなクラブが特別なユニフォームを出しているので、ぜひチェックしてみてください!(通常のユニフォームはこちら↓)

通常のユニフォームとは違い、時間が経つとなかなか入手しにくいレア物ですので、買っとけばよかった〜と後悔しないように!

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