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離人症の症状③

離人症の症状です。体の一部ではなくて全体での感じ方がこのように感じることがあります。

●存在の希薄さ。現実感を認識できず、見ている物はもちろん、自分のを存在を感じ取れない。本当にここにるのか?透明人間にでもなったような。自分は幽霊で本当は生きていないんじゃないのか?そう感じられる。

●地に足がつき、自分の存在を認識できると今度は自分が異質に思える。物ではないし、風景に溶け込んでいるわけでもない。それは分かる。それでも何かが違う。見ている「現実」とはまた違った存在なのでは?

●人と接しているときに体の中が空洞になったように感じられる。自分の中身が空っぽになったようで、ただの入れ物になってしまったような。存在感と自己の認識がなくなってしまう。自分の中身だけがどこかに行ってしまっている、そんな感覚。

●体の中に閉じ込められているように、窮屈で息苦しく感じられる。意識が「体から出たい!」ともがいている感じ。体と意識が別物で、一致していないから苦しい入れ物から出たいと強く感じる。

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現実感がないから自己の認識もとても弱く、自分で自分を感じ取れないから、幽霊にでもなったように感じます。
それでいて人と接することが出来るから、相手は霊感の持ち主?と思ったこともあります。
人と接して現実や自己を確かめて、その時は安堵感を得ることも出来ます。

地に足がついているとは、ふわふわした感覚が弱くなる、またはなくなってきたときです。
いつも頭にしか感覚がなくて「頭だけで生活している」状態から、体が少しずつ繋がってきた状態です。
そうすると全部が非現実から、曖昧な現実感になり、自己も少し認識できるのですが、今度は自分が何か分からなくなります。

体の中が空っぽになる感覚は、1人でいるときはあまり起こりません。
人と接しているときに起こりやすいです。
トラウマの元凶の人物ではなくても、人と接することに苦痛を感じたりすると、起こるようです。
食事会など集団でいるときは、とても緊張します。
家庭で食卓を囲んでいたり、団らんの場でも家族といるそうなります。
感じ取れなくても、体が「苦痛」と判断すると離人してしまうのではないかと。人といると緊張するのでそれから逃れるために。

閉じ込められる感覚は、意識が体を自分の物と受け入れていないからだと思います。すごく狭い空間に入れられていて、息苦しい感じです。空間というか、以前書いた体に膜が張り付いている感じに似ています。

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