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人の“強み”とは、その人のエネルギーそのもの

こんにちは!記事を開いていただきありがとうございます!

自分の“強み”がわからない。

自分の生きがいや働きがいがわからない。

自分の情熱を注げる分野がわからない。

そんな悩みをお持ちの方はいませんか?

何を隠そう、私も社会人になってから今までの7年ぐらい、ずっと悩んできたことです。

ようやく自分の強みが分かりかけてきた今、Xで下記の投稿をしました。

今回の記事では、もう少し深くこの投稿について掘り下げてみます。


そもそも“強み”とは

「強み」とは“自分の人生を前向きに加速していく力”である

上に引用した投稿に書いた通り、強みとは、自分自身が大切にしている価値観、仕事や私生活での態度、処世術などを生み出す、自分の人生を前向きに加速していく力のことです。

能力というより、その人が持つエネルギーそのものが強みだということです。

仕事や私生活を円滑に進めていくことが、幸せな人生だとします。

“人より優れた人生”ではなく、あなたが“心の底から幸せだと感じる人生”を作り上げていきたいなら、その人生を実現するために自発的かつ持続的に行動できることが大切ですよね!

自発的かつ持続的な行動の材料となるのは、知識、スキル、資格などではなく、あなたの価値観・態度・処世術そのものであり、それはあなたの内にあるエネルギー(感情)が生み出すのだと思います。


【図解】私の強み

ここからは、私の実体験に基づいて話します。

私の体験談から「強み」を説明

先日、私は誕生日を迎えました。

誕生日当日、私は会社で上司からの面談を受けておりました。

自分がやってきた仕事について、上司に説明することになったのです。

その仕事をする背景と課題、仕事の目標、成果を出すための手段、具体的な工夫点、実際の成果と今後の課題など、わかりやすく説明する必要がありました。

私は、、、、うまくできませんでした。

誕生日当日に上司から厳しい指摘を受けて、金曜日の夜にベッドで泣いてしまいました。くっそ!

(もちろんパワハラではなく、私にロジカルシンキング・説明力・企画力など、高い実力を持って働いてほしいと思ってくれているからこその指導です。)

自分の実力が不足しているという事実。

受け入れたくないけど受け入れなきゃ前に進めない。

くやしかった。。。。頑張ってやってきたことを説明できなかったこと、工夫や成果を伝えられなかったこと、認めてもらうに至らなかったことが。

ひとしきり泣いた後、気づいたことがあります。

この“悔しさ”こそが、私の強みであり、私が持つ命のエネルギーそのものだと。

私の軟弱なココロがぷるぷる震えているのを、ちゃんと感じたの。

本当はもっと上手に説明して、しっかりと成果を伝えられて、それ相応の評価をもらいたかった。

前任者から引き継いだ時から、不安ながらも続けてきた活動。

その不安と戦ったことすら、誰かに受け止めてほしかった。

「他の同僚より私の方が頑張っているのにどうしてもっと評価してくれないの」そんな腹黒感情さえ持っていた。

だからこそ、上司からの厳しい指導の後、家で泣いた。久々の号泣。

その出来事があった日から次の面談までの1週間、過去に読んできたロジカルシンキングやクリティカルシンキングの本を頼りに、上司にどう説明すればいいかを必死に考えたのです。

仕事に対する想いを紙に書き出して、箇条書きにまとめて、さらに分かりやすいように図解して、、、。

そうして臨んだ次の面談時、上司から「すばらしい」と言ってもらえたのでした!

この体験から分かる、私の強みとは「前向きさ」です。

私の「前向きさ」の原動力となったのは、決して美しいとは言えない、少しトゲのある「悔しさ」「嫉妬」「劣等感」などの腹黒感情だったのです。

「同僚より努力したり、積極的に職場に提案しているのになんで評価されないの」
「私だって努力して勉強しているのに、どうして報われないの」
「私だって人を真正面から愛したいのに、どうして友達のように上手に恋愛できないの」
「私だって食生活を改善して体を整えているのに、どうしてニキビが減らないの(←それはあんたの心が汚いからだよ)」

こういう腹黒感情こそが私の「強み」なんだと実感できたのです。

(以下、まだまだ私が感情を解放するために書くので、次章「自分の“強み”に気づきにくい理由」のところまで飛ばしてください)

20代の頃に学業で挫折、就職で挫折、転職活動で挫折、恋愛で失敗(既婚者を好きになってしまい友達に打ち明けたらドン引きされた)など、うまくいかないことばかりだった私。

そんなダメダメの自分を信頼してくれて、チャンスを与えてくれる会社で、今の仕事の成果をレベルアップさせて会社に貢献したい。

自分の体力を、会社の仕事へ集中させたい。

そう思った矢先での上司からの厳しい指導だった。

だから絶望したし、泣いた。

でも、私は上司からの厳しい指導のおかげで、超久しぶりに自分の心が震えるのを感じられたの。

すごくいい誕生日だったよ。

自分の“強み”に気づきにくい理由

【理由①】自分の強みが活きた瞬間を実感できていない

上にも書いた通り、私は自分の強みを活かして働きがいを持って仕事したいと長年願っておりました。

だからこそ、今の会社で仕事を続けるのが本当にいいのか、ずっと悩んでいたし、日々自己啓発や自己分析をしておりました。

その過程で、八木仁平氏の自己理解の本2冊を読んで、自己分析を進めてきました。(※本については、参考文献に記載しておきます。)

八木仁平氏の紹介するメソッドで自己分析を進めてみても、「価値観のようなもの」「強みのようなもの」「もしかしたら好きかもしれないこと」までは見つけられたけど、そこから先の行動にはつながらなかったんです。

カニカマは見たことがあるけど、本物のカニを見た実感がないようなイメージ(笑)

どうして私は自分の強みを見つけられなかったのか。

その原因は、私の内側にある私独自のエネルギーを実感(体感)していなかったから。

私は、自分自身の価値観や強みを八木仁平氏の言葉やフレームワークで理解しようとしていたから、実感そのものが湧いていなかったのです。

上記の体験談から言えるとおり、私の強みは、八木仁平氏の美しくて秀逸な言葉やフレームワークで説明できるものなんかじゃなく、私自身の内側から感じられる独自のエネルギー。

つまり、私自身の強みを、自分で実感し、自分の言葉で説明できていなかったから、ピンとこなかった。

自己理解メソッド、カウンセリング、コーチング、コンサルティングなど、世の中には自分を活かして活動を進めていくためのあらゆるサービスがあるのですが、どれも“ヒント”にしかなり得ないんだろう。

こういったサービスを受けることで、人生を前向きに進めていくためのヒントをもらうのはとても有効だけど、自分のエネルギーそのものは、自分自身で実感してあげることが必要不可欠だということです。

自分の強みは自分の実感から見つけよう

【理由➁】自分の強みを教えてくれる感情から目を背けているから

「強みとは、エネルギーそのもの。」(えーり説)

この“えーり説”を前提とするならば、強みを知るためには、すべての自分の感情を正しく認識し、しっかりと感じてあげている必要があるのです!

上記の私の体験談を例とするならば、

「私の成果を認めてもらえなくて悔しい」
「もっと上手に成果を伝えられたはずなのに、できなくて悔しい」

というように正しく捉える必要があります。

過去の私は、似たような状況になったとき「私はどうしてこんなにダメな人間なのか」「どうせ私はバカだから」とひねくれることで、悔しさを感じることから逃げていたのです。

「悔しい」という感情は、自分自身を信頼していたからこそ湧き出る感情。

そもそも、自分自身を正しく理解し信頼することにも勇気が伴うので、その勇気がなかった過去の私は、「悔しさ」を感じる器すらできていなかったってこと。

さらに、「同僚よりも頑張っているんだから、もっと高く評価されたい」という腹黒い自分からも目を背けたかった。

「いつだって優しくてかわいくて謙虚なえーりちゃんこそが本物なんだもん」って思っていたかった。

その腹黒さこそが私のエネルギーそのものだとも気づかずにね。

自分の強みを知るためにできること

自分自身を正しく理解し、生きがいを持って生きていきたい。

人生を前向きに加速させていきたい。

そのためには、自分の強みを知って活かしていくといいよね!

自分自身の強みを気づけるようになるには何をしたらいいのかについて、私の実体験から言えることを書いていきます!

体の状態を整える

自分のエネルギーとは、感情です。

感情をしっかり体感してあげるためには、体力と体感を敏感に感じ取る感受性が必要となります。

睡眠不足や栄養不足だと、得体のしれないイライラが湧き出てくることがありますね。

一方で睡眠・栄養がしっかりとれていて、体の疲労感が少ないときは、たとえイライラしたとしても「なんでこんなにイラつくの?」と冷静になることができます。

イライラをきっかけに涙を流す体力もあったりします。

自分の正直な感情を、正しく理解するためには、体力が必要なんだなと感じております。

私が人生を前向きに進めるためにやってきたことで、早くて大きな効果があったのは食事改善です!

東洋医学の情報をベースに、自分の体の不調を食事で改善してきた結果、自分の正直な感情を丁寧に感じてあげられるようになりました!

事実と感情を分けて捉える

自分自身の内側から湧き出るエネルギー(感情)を正しく丁寧に感じてあげるためには、事実と感情を分けて捉えることが必須です。

上記の私の話を例にすると、

事実は「上司からの厳しく手厚い指導をきっかけに自分の実力不足に気づいた」ということ。

感情は「もっと認めてほしかったのに、認めてもらうに至らずに悔しかった」ということ。

悔しさを素直に受け入れられなかった過去の私は、自分の感情に対して「自己嫌悪」というラベルを貼り付けて、目を背けていたわけです。

事実と感情を分けて捉えることで、悔しいという感情を正しく認識することができました!

まとめ

・「強み」とは大切にしている価値観・態度・処世術などの材料となる、自分の人生を前向きに加速していく力のこと
・自分の強みは、自分の感情を体感し、自分の言葉で説明できることではじめて実感できる
・自分の強みを正しく知るためには、体の状態を整えて感情を感じる器を作っておく必要がある。
・体の状態がある程度整ってきたら、事実と感情を分けて捉えることで、正直な感情から目を背けないこと、まっすぐ受け止めて感じてあげることが必要である。

さいごに(ひとりごと)

仕事がうまくいかなくて、この記事の内容を恥ずかしいと感じるようになったら消そうかな~~。

いや、だめだ。

未来の自分のために、残しておこう。

参考文献

八木仁平(2020)『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』(KADOKAWA)

八木仁平(2023)『世界一やさしい「才能」の見つけ方 一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』(KADOKAWA)


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